2017年11月05日

人間の思考内容こそ神仏と同質である

人間の思考内容こそ神仏と同質である

人間の感覚器官とは実に不確かなものです。

眼の感覚器官は、一定の周波数によって波長の長い方から、赤〜紫までの色が光のスペクトルとして知覚されます。
実際はスペクトルの光線領域は赤や紫を超えて拡がっているのに、一定の範囲を超えた周波数ですと眼は光のスペクトルとして知覚することができません。
しかし、その化学作用は認めることはできます。
例えば紫外線は、色として知覚することができませんが、振動数が高い紫外線はエネルギーも高いので、熱量があり運動量もあるでしょう。
これに類似した諸現象の考察によって、次のような観点に行きつくと思います。

人間の知覚世界の範囲は、人間の感覚能力の範囲内に限定されています。
人間がこれまでの感覚以上の感覚を持ったならば、あるいは、そもそも人間に別種の感覚器官が与えられているとするならば、世界はまったく別の姿をとって私達人間の前に現れてくると思います。シュタイナー自由の哲学 参照

人間が観察できる範囲は、人間の身体組織に属する感覚器官に働きかけるものに限られます。しかし身体組織の制約を受けた知覚内容が、現実に対する何らかの基準になると考えるのは正しくありません。
なぜなら、新しい感覚器官を獲得するたびに、現実についての新しい姿が現れてきてしまうからです。

シュタイナーは、どんな種類の感覚を持ちえたとしても、知覚内容を思考しつつ概念と結びつけることをしなければ、人間は現実を手に入れることができませんと述べています。

大切なのは、どの知覚内容もそこに潜んでいる現実の一部だけしか与えてくれません。
ですから知覚内容だけでは事物の本質を見抜くことは困難です。


「動物にも備わっている魂を、精神に作り変えるのは思考の働きである。」とヘーゲルは述べています。
思考の働き、思考内容こそが神や仏が持つ性質と同質のものであり、思考内容を高度なものにしていくことが、人間が神に近づいていくための修行なのではないかと思います。

我々の前に事物が謎めいて現れてきますが、それは事物そのものの成立過程に立ち会っていないからでありますが、思考を通して初めてその成立過程を考察することが出来るようになるとシュタイナーは言われています。

成立過程は知覚することができなくても、論理的思考を通し考察することで、因果関係を見抜くことができるのではないかと思います。


我々はまず、観察を通して知覚内容を得ることができます。しかしその知覚内容は、無秩序でバラバラな混沌の状態にあります。そのバラバラで無秩序な知覚内容を統一的にまとめ上げるのが思考の働きと言えます。
知覚内容は思考を通して概念と結ばれます。概念から照らされる光によって初めて知覚内容に意味付けがされるのであろうと思います。

しかし観察による知覚内容が増えるに従って、初めにあった知覚内容と、矛盾対立が生じてきます。知覚内容の範囲が広がるにつれて、これまで信じていた世界像を訂正しなければいけなくなります。新たな知覚内容に対して、今までの概念では意味付けができなくなり、自分の内に対立が生じます。
この対立、矛盾を克服していくことによって新たな概念が形成されていくことになると思います。
対立矛盾を止揚統一していく思考過程こそ魂の進化なのではないかと思います。


このように弁証法的な過程を通して高度な概念が形成されていくのではないかと思います。知覚内容は概念によって助けられ、概念は知覚内容によって高度化していくのであると考えます。

また、感覚器官は不完全な為、総体の中の一面、断面しか確認できなせん。
感覚器官でとらえる現象は変転変化するために、限られた時間内でこれが真実だと認識してしまうのは誤りです。
例えば、種から芽が出てやがて花が咲きますが、種だけを見てこれが花の本質だと認識したとしたら大変な間違いだと思います。
一定の時間の枠内で、その対象の姿が真実をうつしていると見誤ってはならないのではないかと思います。いずれにしても知覚内容は思考を通して概念と結びつけることなしに、本当の意味で現実を認識することはできないと思われます。花の概念を認識するには、まず花の知覚内容を持たなければなりません。
その後に概念の総体の中から特定の概念を取り出してきて、知覚内容に意味付けを与えていくことになると思います。

人間の思考について深く考えることで、唯物論といった幼稚な考え方に惑わされることは無くなるのではないかと思います。




ぜひポチッとクリックしてね!応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へにほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へ
にほんブログ村 にほんブログ村 幸福の科学 ブログパーツ
posted by ガンちゃん at 00:01 | Comment(0) | 哲学的認識論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

ビックバン理論の問題点

ビッグバン理論の問題点

ビッグバン宇宙論とは、宇宙が超高温・超密度の状態からビッグバンと呼ばれる大爆発によって膨張を始め、温度が下がる過程で素粒子の誕生、元素の合成、星の誕生が起こるとして、宇宙の進化を説明しようとする理論です。
膨張宇宙論とも言われています。

ハップルの法則と背景放射の存在とを有力な証拠として、宇宙の進化を素粒子の大統一理論と結び付けて解明しようとし、その後、ビッグバン宇宙論が主流となりました。

ハップルの法則とは、遠方の銀河はすべて、わが銀河から遠ざかっており、その後退速度は銀河系からの距離に比例するというものです。

1929年ハップルが遠方の銀河のスペクトル線の赤方偏移を系統的に調べることによって見出しました。

ハップルの法則は宇宙が膨張をしていることを示し、この膨張過程を逆にたどれば、宇宙はほぼ一点に集中していることになります。
ハップルの法則は、ビッグバンモデルといわれる膨張宇宙論の基礎を与えています。

背景放射とは、宇宙に一様に存在する温度、約3kの放射。
宇宙から等方的に入射するマイクロ波を捉え、その後のスペクトル分析から2.7kの放射に対応することがわかりました。
背景放射の存在は、1940年代に、ガモフがビッグバン理論から予言していましたが、それを裏付けることになり、ビッグバン宇宙論の有力な証拠となりました。

しかし、ビッグバン宇宙論では説明できない多くの謎が残されています。

やはり一番の問題はビッグバンが起こる前のエネルギーはどうして発生したのか?ということです。

宇宙のいろんな現象を説明する時に、エネルギーがどうして発生したのかという合理的な仮説を伴わない理論は、どこかで矛盾を引き起こす可能性があると思います。
もし、我々の宇宙がビッグバンによって発生したとするならば、それは宇宙創世の最大のエネルギー源でなければならないし、宇宙で起こるあらゆる諸現象のもとをたどっていけば、ビッグバンのエネルギーにたどりつかなければならないはずであります。

赤方偏移について考えてみますと、遠い星から来る光ほど波長が長くなります。
ドップラー効果によって波長が長くなると赤い方へとずれていきます。これを赤方偏移といい、遠い星ほど地球から遠ざかっていきますので赤く見えます。
ドップラー効果とは、例えば、救急車が近づいてくると音が高く聞こえますが、遠ざかっていくと音が低く聞こえるのと同じ原理です。

ところが、赤方偏移をおこすのは、ドップラー効果だけではないようです。
光がとおってくる空間に宇宙塵(分子等)があると、赤い方にずれます。また、巨大な質量を持った星の横を通過するときに重力によって波長が伸びる可能性もあるようです。
星雲空間に微塵が存在すれば、遠い星雲から来る光は、多くの微塵のある所を通ってくるので、より多くの赤方偏移をおこすことになります。したがって宇宙が膨張していなくても赤方偏移をおこすことができます。
現に、1970年以降、赤方偏移と距離とのあいだに関係がなさそうな天体がたくさん発見されていると指摘されています。
また、光りの中には宇宙空間を伝播する間に、スペクトルが赤い方にずれるものがあると、1987年にロチェスター大学のエミール・ウルフによって提案され、後に実験的に証明されたようです。

また、ビッグバン宇宙論では、物質がどうして銀河団や超銀河団などにまとまったかの説明ができないそうです。
現在の観測事実に矛盾することなく物質をまとまらせるためには、宇宙の物質の90%以上が、未知の物質でなければなりません。
いわゆる暗黒物質です。
銀河団や超銀河団を重力で説明するためには、暗黒物質が大量に存在しなければなりませんが、その存在はいまだに発見されていないようです。
かりに暗黒物質が検出できたとしても、それだけでは、1980年代にみつかった超銀河団を説明することができないようです。
さしわたし25億光年ほどの超銀河団を重力だけでつくろうとすれば、おおよそ一千億年ほどの時間がかかるそうです。
これは、ビッグバンによって発生したといわれる宇宙の年齢より長いので、どこかが矛盾しています。

このように矛盾する観測結果が出ているにも関わらず、ビッグバン支持者たちはそこを無視しているようです。

ビッグバンはほうとうに、起こったのだろうか?

私には、宇宙創成とビックバンは、関係がないのではないかと考えています。



ぜひポチッとクリックしてね!応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へにほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へ
にほんブログ村 にほんブログ村 幸福の科学 ブログパーツ
posted by ガンちゃん at 01:40 | Comment(0) | 物理・科学・宇宙論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする