2017年05月22日

表面意識に影響される潜在意識

表面意識に影響される潜在意識

表面意識と潜在意識について考察してみます。
潜在意識は3次元的物質世界を超えた4次元世界以降に存在する自分自身の潜在能力と言えるかもしれません。

「潜在意識は善悪の判断をしません」と書いたことがありますが、もう少し詳しく説明するならば、潜在意識の世界は、守護・指導霊の世界に通じていますから、一定以上の認識力を持つ守護霊であるならば、人間の魂の進化という観点から、善悪の価値判断はできるはずです。

天台智は、一念三千論を説きました。
一念三千論は、波長同通の法則と意味が重なっている部分もあると思いますが、「思う」あるいは考える内容と同じ世界に通じて、その霊的世界と相互関係が成立し影響し合うという法則であると言えるかもしれません。

ですから、地上で生活する私たちの心の針が、天上界ではなく地獄の方向に向いているとするならば、守護指導霊であっても、波長が合わなくなり、正しい方向に導くことができなくなります。

潜在意識は、表面意識から蒔かれた「考え」という種子を拡大していき、3次元世界に投影していく働きがあります。

自分自身の現在の幸・不幸は、過去の自分の考えが潜在意識の中で拡大され現実世界に顕現してきたと言えます。

波長同通の法則から、表面意識と潜在意識との関係を考えるならば、表面意識の方で愛や善を考えるのであれば、守護霊や指導霊の指導を受けることが可能であると言えますが、表面意識が悪に染まっているのであれば、潜在意識の世界に存在する守護・指導霊であっても導くことが不可能になってきます。
そのような意味で潜在意識は善と悪の判断をしないと言えるのではないでしょうか。

ですから、潜在意識は善悪の判断能力を持たないという意味ではなく、あくまでも表面意識の選択と判断の方向に左右されるということだと思います。

潜在意識の領域に存在する守護・指導霊はもちろん善悪の判断能力を有しています。
有していますが、地上で生きている当人が悪を選択したからといって、強制的に善の方向に軌道修正させたりはしません。

潜在意識の働きをまとめると以下のようになります。

表面意識と潜在意識が同じ方向を向いていることが大切であると思います。
表面意識の思いが、いろんな方向に向きだすと、潜在意識の働きを相殺してしまうと思います。

また、表面意識でイメージしている表象内容が、潜在意識に種子として蒔かれ芽が出るまでの一定期間、思いを持続していることが大切であると考えます。

潜在意識と表面意識の関係は、心のコントロールと関係してくると思いますので、ある意味、修行と重なる部分ではないかと思います。


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2017年05月08日

心の法則と潜在意識の働きについて

心の法則と潜在意識の働きについて

仏陀とともに歩んでいる仏弟子としての証明は、心の法則を極めながら、心の法則に基づいた正しい実践を積み重ねることであると思えます。

心を磨きつつ、法を深いところまで理解し、愛の実践をすることが、仏弟子の証明になるのかなと考えています。

心の法則と潜在意識は、どのような関係にあるのでしょうか。
潜在意識の働きそのものが、心の法則に含まれているのでしょうか。

仏説正心法語 解脱の言葉『仏説・八正道』には、以下のように書かれている箇所があります。

自己も 世界も 原因の
種が 蒔かれて  【因】
水をやり     【縁】
果実が 実り   【果】
報いあり     【報】
果実の 甘さ 苦さにも
種と育ちに 理由あり

種とは、物事の原因に対応していると思いますが、ここでいう種、あるいは種子とは、その人自身の考えや思いであり、顕在意識あるいは表面意識で考えたことと定義しておきます。
その種子が、どこに蒔かれたかといいますと、潜在意識といわれている畑に蒔かれたということになります。

ある一定期間、顕在意識・表面意識で考え続けた思考内容は、やがて潜在意識の中に浸透していきます。
表面意識で考えた種は、潜在意識の中で繁殖していくことになります。

潜在意識は、表面意識から来た指令を受け取り、その種子(考えや思い)を何倍にも拡大していく働きがあるようです。

潜在意識は、物事の善悪までは判断しません。

ですから常に、表面意識によって正しい種を蒔き続ける必要があると思えます。

エマーソンやマルクス・アウレリウスや他の賢人たちは人間の本質について以下のように述べています。
「人間とは、その人が考えていることにほかなりません」
あるいは、「どの人の場合も、その鍵はその人の考えていることだ」

これは、霊的世界の法則を見抜いた言葉であります。
霊界においては、容姿を変化することが可能でありますから、相手を判断する手段にはなりません。
AさんがBさんの容姿を真似ることも可能でしょうし、悪魔が天使の真似をすることも可能でありますから、外的要因では相手を確実に判断することは難しいと考えます。

しかし、その人の個性、あるいは雰囲気というものは隠しようがありません。
その人の考え続けてきたことが、その人の個性や雰囲気(オーラ)を形成しますから、これは他の人では真似ができないということになります。


自分自身が過去に考えたことが、現実の世界(物質世界)に投影されていると言えます。
自分の心の中で考えるように、自分の外側の生活もなるということです。

ですから、いい意味でも悪い意味でも考えが潜在意識の中で繁殖したら、それは現実の姿をとって自分自身に反射される、あるいは,はねかえってきます(作用・反作用の法則)から、自分を害することなく、相手も害することのない思いを持つ必要があります。


思っていることが現実になる、と自己実現の本には書かれているようですが、潜在意識にまで浸透した考えは、霊界とは違って時間差があるにせよ、現実を引き寄せるということになります。
(霊界では、思った瞬間にその思いが現実化します。)

ただし、潜在意識は小型車のように小回りが利かない大型車のようなものなので、表面意識のほうで考えをあっちこっち変えると、せっかく蒔いた種を掘り起こしてしまう結果になります。

つまり良い種を蒔いても、否定的な考えがすぐに浮かぶようでは、中和して現状が何も変化なしということになってしまいます。

また旧約聖書に書かれていますが、「私がおおいに恐れていたことが、私にふりかかった」
ヨブ記(二・二五)

心に深く浸透したものは良くも悪くも引き寄せるという教訓が含まれていると思えます。




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