どんな人間にも人知れぬ苦労はあるものです。人知れぬ悲しさはあるものです。しかし、それでも笑顔でいつづけることは素晴らしいことです。
この言葉は、自分が常に心にとめていた言葉です。たまに年配の方で、優しい笑顔の方を見ることがあります。また、いつも眉間にしわをよせている方もいます。
どちらの方も、長い人生でいろんなことがあったのだろうなと思うことがあります。
しかし、笑顔の方の人生が、苦しみが少ない楽しい人生で、眉間にしわのある方の人生は、苦難や困難が多い人生であったとは思えません。
一般的に、人は他人の表面的なところ、良いところのみをみて、相手を羨やましがったり、今の自分と比較して、自分をみじめに考えて、自己憐憫に落ちたりする人も結構いるのではないでしょうか。
眉間にしわのある人も、今までの人生で苦難、困難を体験してきたからこそ、顔にその気持ちが刻まれたのかもしれません。
しかし、真理を知ることにより、どんな苦難や困難に遭遇しても「人生は一冊の問題集である」という観点から人生をとらえ、永遠に転生輪廻する魂が人間の本質であって、苦難・困難は魂を鍛えるための砥石なのだという見方、考え方ができるようになります。
自分も転生輪廻を真実、確信した時、いろんな難問題も逃げずに取り組むことができるようになったと思います。
相手の悲しみを理解し、受け止めることができるような自分になりたいと、改めて考えさせられた言葉でした。
また、次のような格言もあります。
「このような不充分な自分ではあるけれども、現在、多くの人に許され、生かされている」という事実を知ったときに、その自己認識は必ずや感謝を生み、この感謝が他人への寛容さとなって表れていくのです。
真理を勉強して、知識がついてくると、今度は相手に対しての裁きの心がでてきてしまうかもしれません。しかし、自分も修行の身であり、不完全ゆえに多くの人に迷惑をかけているのであれば、相手を裁くことができる自分ではないという気持ちになります。
自分は頭の中身は、軽いので、どんな人に対しても基本的に裁く気持ちは起きてこない気がしますが、どんな人に対しても、寛容な心で接することができるように努力精進していきたいなと、格言を読んで改めて思いました。
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