2012年02月22日

イラン情勢とHSの伝道No.2

『イラン情勢と
HSの伝道』(No.2)



 去年の11月、アメリカ(欧州も)は、実質的な最終発動期限を今年6月末に置いて、「イランに対する本格的な経済制裁」に踏み切りました。
それにさかのぼること、イスラエルは既に、ここ数年の間に、イランの核開発の中核的な科学者を何人も殺害(暗殺)しており(正確には暗殺していると「言われており」)、
一昨年末には、コンピュータ・ウイルス兵器を使って、イランのウラン濃縮工場のコンピュータを破壊して、操業をストップさせるのに成功しました。
しかし、「関係者が意志を持ち続けている以上」、あっという間に別のプラントで、濃縮実験は再開され、現時点の情報では、
「おおむねあと一年程度で、核兵器用の濃縮ウランの生産自体は、スタートできる」
と言われています。
この間、イスラエルによる「核施設爆撃説」は何度も出ており、つい最近も、何と、アメリカの国防長官が、公(おおやけ)の場で、
「イスラエルが爆撃を仕掛ける恐れがある」
と発言して、物議をかもしました。
(これについては、「情報をわざとリークして、イスラエルの意図を断念させるの狙いだった」という説が有力。但し、過去、1981年(対イラク)、2007年(対シリア)の2回にわたって、イスラエルは両国の原子力施設を奇襲爆撃した"前例"があるので、
「これは有り得ることだ」
と見ておいた方がよいと思います。)

 ここで問題なのは、今、主として対象となっている施設が、首都テヘランの南西コムの郊外の山中にある「ウラン濃縮施設」なのですが、
皆さんも、先生の御法話の中で、米軍がこういう地下施設を破壊するために開発した「地中貫通弾」(バンカーバスター)の話を聞いたことがあると思いますけれども、
直近のフォックス・ニューズ(保守系ニュース・チャンネルで、米国内ではCNNを視聴率で抜いて最大)の報道によると、
「現在、米軍(イスラエル軍)が所有しているバンカーバスター弾では、このコムの濃縮施設の破壊は無理(beyond the range)だ」
と言うのです。
同時期、ニューヨーク・タイムズも、
「破壊できる可能性はあるが不透明。(could damage but unclear.) いずれにせよ、弾丸の強化(enhancing)が必要」
と述べています。
つまり、「攻撃しても、決定的ダメージを与えられない」可能性があるというのですね。
その場合は、アメリカの識者が指摘しているとおり、
「イランの本格的な報復が始まり、イランからイスラエルへのミサイル発射はもとよりのこと、パレスチナ・ゲリラ(ヒズボラ)による本格的なイスラエル国内へのテロ、
サウジアラビア、イラクなど米友好国内の米国関連施設への報復、アメリカ本土内施設への報復、へとエスカレート」
していって、本当に世界中が泥沼化する恐れがあるのです。
これが現下の世界情勢です。ですから、あまり"のんびり"としていられないのも事実であることは、ぜひ、知っておいて下さい。



ペルシャ語経典が
世界を救う!



 重要なことは、「政治・軍事だけで解決するのは不可能」であり、問題の本質は、
「イスラム教とキリスト教(ユダヤ教)の和解」
にあるということです。
そして、これが出来るのは、
「世界で唯一、マスター大川だけである」
ことは、皆様よく御存じのとおりであり、何より、
「これ(キリスト教とイスラム教の和解)こそが、エル・カンターレの本務中の本務」
であることを、ぜひ、思い出して下さい。
「諸宗教の統合」とか、「世界宗教の出現」とか、色々な言い方がされますが、
これ(キリスト教とイスラム教の融合)が出来なかったら、主の、他の使命が果たされたとしても、
「エル・カンターレ下生の意味がなくなってしまう」
と言い切って、ほぼ間違いないのです。
主には様々な使命がお有りですが、その中でも、80年の全生涯を通じた期間で見れば、
「これがほぼ、トップ・プライオリティに近い」
と断言して、間違いないと思います。
その意味で、
「教えを広げつつ、両者(イラン/イスラエル)を説得していかなければいけない」
のです。
 まずイランについてですが、ここでは詳細を御説明できませんけれども、
「意外に近いところにあります」。
「可能性がある」
と申し上げることができます。
アメリカについても、
「こちらから説得をかけないといけない状況にある」ということが、今週開示の新霊言等で見えてきました。頑張りましょう。
イスラエル(ユダヤ)については、これからルートを開拓していくつもりです。(こちらは、大富豪系も絡んでくるので、ちょっと面白い仕事になりそうです。)


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2012年02月20日

イラン情勢とHSの伝道No.1

『イラン情勢と
HSの伝道』(No.1)



 昨年開示されました"アラーの霊言"(『ヤーウェ、エホバ、アラーの正体を突き止める』)の冒頭において、
「アラーとは、エロヒムのことなのだよ」
と名乗りながら、エロヒムが登場したとき、「すべての答えが出た瞬間」を垣間見た(かいまみた)気がしました。
エロヒムとは、もちろん、主エル・カンターレ(本体)の一つ前(一億五千万年前)の過去世の御名前ではあるのですが、同時に、ユダヤ教の創造主=神の名前でもあって、
ヘブライ語(イスラエルの言語)の旧約聖書の冒頭は、この「エロヒム」という言葉から始まります。
もちろん、アラーというのは、イスラム教(コーラン)の創造主を指しますから、今、戦争の危機で一触即発の関係にあるイラン(イスラム教)とイスラエル(ユダヤ教)は、
「本当は、同じ神を信じる同朋(はらから)だったのだ」
ということが、「宣言」された瞬間でもありました。
実際にイスラム教のコーランを読むと、次から次へと聖書(旧約聖書)の話が出てきて、(イスラム教の方には失礼ですが)
「コーランは、(旧約)聖書の解説書だったのか?」
と思ってしまうくらいです。
ずっと昔から、隣人として、同じ地域に同居してきた間柄だったのですね。
もちろん、その同じ神(エロヒム)が、キリスト教の「イエスの父」としても現われた事は、ハッピーサイエンスによって証明されましたから、その真実(全ての人は一なる神の子供達)を伝えなければならないのが、幸福の科学の「存在根拠」であり、IDNの「設立趣旨」でもあります。
 
 実際、国際局の方からも、先ほどお話がありましたけれども、マレーシアの御講演会に来られたイランの信者の方々は、
「神がマスターにかかってきた瞬間がわかった」
とおっしゃっていました。
「神(アラー)が、「ムハンマドの喉(のど)をつかんでしゃべらせた」(「コーラン」より)瞬間と同じだ」
とおっしゃっていました。
「マスターの教えは、「コーラン」にあるとおりだった」
とも。
「慈悲について」という仏教的色彩の強い演題を用意されていたそうですが、この「慈悲」という言葉は、「コーラン」に最もよく出てくる言葉の一つでもあります。一なる神(エル・カンターレ)の教えの普遍性が偲ばれ(しのばれ)ます。

 このように、ハッピーサイエンスの教えは、本当にイスラムの方に良く伝わるのです。
逆に万一、この地域において、教えの流布に失敗したならば、各種予言(霊言)にあるとおり、ベルゼベフの思惑どおりになり、
国と国の間の相互不信が増幅されて、ハルマゲドン(世界最終戦争)が起きることになり、人類が生き残れることになったとしても、
「そこから、長い長い闘争と破壊の時代が始まる」(「未来への聖戦」)
ことになります。
(最近の新しい教えでは、ここに宇宙人の介入が絡んできて、そのような事態に立ち至った場合には、「地球人の主権が取り上げられて、彼らの管理下に置かれる恐れがある」とありましたが、今日のテーマからは拡散してしまうので、ここでは触れません。)
さきほどイランの方が、
「今、本当に戦争の心配をしていて、もしそうなれば、世界中が大変なことになる」
とおっしゃていましたが、日本の方は、この言葉の意味がピンと来なかったと思うのですね。
日本人は、総じて中東への関心が薄いのと、それに加えて、
「現時点で最大の国際問題である中東情勢に関して、全く疎い(うとい)日本のマスコミ」の報道だけ見ていると、先生の真意(切実感)が分からなくなることがありますから、
ぜひ信者の皆様には、意識して外国メディア(日本語テロップ付きや日本語版記事もありますから)にも関心を持っていただいて、
「幸福の科学の真なる使命」
を果たしていただきたいと思います。
今日は、その部分の解説から、少し入ります。



なぜ「放っておけば、
最終戦争になる」のか


 
「なぜイランは、核開発をするのだ」
という疑問を、多くの方が持っておられると思いますが、この問題を考えるときに忘れてはならないのは、
「先に核兵器を開発(所有)したのはイスラエルだ」
という厳然たる事実です。
「イスラエルが核を所有している」ことは、世界の「常識」ですが、この部分が、日本ではよく見落とされます。
(「イスラエルは核実験をしていないではないか」という意見が出されることもありますが、そもそも、広島型原爆は、核実験無しのいきなり本番でした。(長崎型(プルトニウム爆弾)は、ニューメキシコで実験している。)
「持っている」と意思表示できれば十分なので、実験は必ずしも必要ではないのです。)
加えて、北朝鮮は、為政者の考え方(唯物論)が「悪魔の思想」なので、「今年中に北朝鮮を解放しよう」ということになるわけですが、
イランの場合は、現アフマディネジャド政権にかなりの問題があることは事実ですが、依って立つ思想(イスラム教)自体が、悪魔の教えではないので、(それどころかエル・カンターレの教え)、
「政治的に圧力をかけよう」(軍事的に屈服させよう)としても、それでは決して問題は解決しないのです。
イランの方は、イスラム教の大義に基づいて、
「イスラム教徒(パレスチナ人)の土地を奪ったイスラエル」
を決して許そうとはしませんし、
イスラエルはイスラエルで、
「神が"パレスチナの土地を取って建国してよい"と命じたので、その聖なる義務を果たしたまでである」(それを邪魔立てするイスラムこそ、悪魔の手先?)
と本気で信じていますから、政治的に屈伏させたり軍事的に制圧しても、人々の考え方を変えさせない限り(啓蒙)、延々と闘争(テロ)は続くのですね。
(この部分については、「モーセは神の声を聴き間違えたのだ」(『黄金の法』参照)ということを、どこかではっきりさせないといけないのですが、これについては、機会を改めます。)
 したがって、現在、双方が脅しをかけながら、チキンレースを続けていますが、今、申し上げたような"信条"に基づいて動いていますから、これは途中では止まらないのです。
政治的・軍事的に解決しようとしても、問題の所在が別のところ(思想信条・宗教)にあるので、それだけでは決して解決を見ることはなく、(分かりやすい言い方をすると「死んでもいい」と思っているので)このままでは、本当に「最終戦争」まで行ってしまう恐れがあるのですね。
そしてそのことに、真に気がついているのは、
「世界中広しと言えども、恐ろしいことに、宗教のことがわかっているマスター大川しかいない」
という"戦慄の事実"も、世界の報道を見ていると、実によくわかります。
本当に、我々(ハッピーサイエンス)が動かないと、このままでは、
「世界は奈落の底に堕ちていく」
という、リアル感が伝わってくるのです。
その具体的兆候(ちょうこう)について、お話しましょう。
(「No.2」に続く)




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posted by ガンちゃん at 21:47 | Comment(0) | HS/他所ブログの名作記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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