ある家族が、家を建てかえるかどうか考えています。
現在の家は老朽化が進み、ライフスタイルに合わなくなってきたからです。
その夫婦には一人息子がいます。
この息子は、わがままで享楽的な人生を生きています。
父の言うことなど聞かず、わがままし放題な息子です。
ある時、家族会議で現在の家を改修工事で補修するか、家を取り壊して新築の家を建設するか議論していました。
古い家は改修工事では追い付かず、思い切って新しい家にしようと提案する父。
しかし、わがままな息子は家を取り壊し新築の家を建てるまでの間、東京を離れることになるので反対します。
都会を離れると、遊ぶことができなるからというのが理由のようです。
父は息子を説得するのですが、言うことを聞かないのでその息子を残して、工事が終わるまで地方で暮らすことにします。
ある時、父の言うことを聞かずに古い家にいて享楽的に生きていた息子は解体工事がはじまったのでびっくりします。
父の忠告や教えを聞かず、肉体の楽しみにふけっていた息子は、古い家から追い出され、困惑しています。
父に連絡が取れず、一人で彷徨うことになります。
当然ですが、古い家が解体され、新築の家が建つ前段階で家の設計図は完成されています。
設計図が決まっているからこそ、古い家は解体され新しい家を建てることができるのです。
終わり
このたとえ話が意味するところは、
古い家とは現代の文明を指します。
老朽化が進みということは、世界各国で唯物論が蔓延し神を信じない人達が増殖しているということです。
父とは、イエス様が天の父といわれた、主・エルカンターレです。
息子とは、主の教えに耳を傾けない日本人です。
宗教を馬鹿にし、肉体を喜ばす方向で幸せをつかもうとする堕落した人類というとこでしょうか。
新築の家の設計図とは、主が説かれた仏法真理を意味します。
つまり、
新しい文明をつくるためには、現在の古い文明を壊さなければならないのだろうか。
改修工事で追いつかないほど、家の老朽化がすすんでいれば、取り壊すしかありません。
すでに法は説かれていますので、この仏法を広めない限り、老朽化した文明は解体工事される可能性があります。
現代は最大のピンチであると同時に最大のチャンスでもあると思えるのです。
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