2018年09月11日

裏宇宙と霊界

裏宇宙と霊界

私達が生存する宇宙を正宇宙とするならば、正宇宙と対をなす反(裏)宇宙が存在する可能性があります。

数学にもプラス・マイナス、実数・虚数があります。電気にもプラス・マイナスがあります。
プラスとマイナスは同一次元の現象ですから除くと実数・虚数が残ります。
これを次元に置き換えてみると実次元には物質があり、虚次元には虚質(霊子)があると考えられます。
実数と虚数は、符号を除くと両者の実数値は対等に計算できます。
実数値に該当する物理的性質を慣性・弾性と考えます。
ですから、物質と虚質の慣性と弾性のエネルギー値は等しいということになります。

虚数次元には磁性が潜在化しており慣性と弾性があるので均質状態を永く保つことができません。時間の経過とともにバランスが崩れ(自発的対称性の破れ)、虚次元エネルギーに低圧帯と高圧帯が発生します。
虚次元にバランスの回復運動がおこり、低圧帯が消滅するときに渦が発生します。渦の一つが私達の存在している宇宙です。高圧帯は正宇宙に対して反対方向に回転する渦であり、その渦が反宇宙を構成していると考えます。

基本的に、正宇宙と反宇宙は交わることはないはずです。
正宇宙と反宇宙が接触すれば、エネルギーが打ち消しあってゼロになり、時間が止まり現象も消滅するはずです。

例えば、次のように考えることも可能かと思えます。
横の線を実数軸、縦の線を虚数軸とします。実数軸と虚数軸を組み合わせることで複素数の空間を創造することができます。

例えば、Re(Z)=3  Im(Z)=4iとします。Z1=(3+4i)になります。

複素数Z1には、実数軸で折り返される鏡像があります。これを共役複素数C(Z1)とよばれます。

共役複素数. 1.gif

3+4iの共役複素数は3−4iです。
ある数を共役複素数と掛け合わせると、答えは実数になります。

共役複素数 計算式.bmp

になります。

複素数と共役複素数を組にすると、結果は常に実数になります。超ひも理論入門(下)ブルーバックス参照
つまり、実数(物質世界)と虚数(霊界)が同一空間を共存して存在しますが私達からは虚数世界は隠された状態になります。

宇宙と正宇宙は相互に交信できるのでしょうか。
基本的にはできないと考えています。
理由は、正宇宙から発信した電波は、反宇宙に届いた瞬間に、打ち消し合って消滅してしまうと考えられるからです。

しかし、例外もあるようで広大な宇宙の特定の場所では、宇宙と反宇宙が交わる空間があるようです。



物質をエネルギーに変換することができることをアインシュタインは発見しました。
エネルギー(E)=質量(m)×光速(C)二乗という式です。

なぜ、質量に光速の二乗を掛けるとエネルギーになるのでしょうか
式だけで説明されてもイメージがわいてきません。

素粒子の世界では、質量の単位はエレクトロンボルト(eV)で表現されます。
1Vの電位差2点間を運動するときのエネルギーですから、1Vは1eVで2Vは2eVと見立てることができます。
それをフランク定数h(1Hzの電圧値V)で割ると周波数が出ます。
ですから、素粒子の質量は、振動数であると言えます。

なぜ、振動数がエネルギーと関係しているのでしょうか。
それには、宇宙に発生した最初のエネルギー、エネルギーの創生についての仮説が必要になります。
宇宙には虚数(i)に相当するエネルギーが存在します。
iは、観測可能な物質で形成されている宇宙の存在を支えているエネルギー発生源であると仮定します。
実数(実次元)に対する虚数(多次元)という関係です
海が生命の母体であるなら、虚数次元は宇宙の母体であると言えます。

虚次元のエネルギーが減少すると渦(渦動)が形成され反作用で電磁波が発生します。
この発生した電磁波は実次元と虚次元の双方に関係するエネルギーです。

虚次元と実次元の関係は複素数を使って理解できます
X軸が実数・実次元のエネルギー値
Y軸が虚数・虚次元における虚数粒子(渦)のエネルギー値

複素平面グラフ.gif

複素共役
虚数次元の渦動(虚数粒子)によって電磁波が発生します。この電磁波は虚次元の世界(霊界)と実次元の世界(物質世界)の両方の次元に関係(共役)します。

複素数Z=a+ibについて
aは実次元のエネルギーであり、ib(虚数粒子)は虚次元のエネルギーを表しています。
ですから複素平面は、実数値と虚数値の複合(重ね合わせ)したものであると考えられます。
また、エネルギーは平面積に比例しますから三平方定理を使って

共役複素数2.bmp

で表現できます。

実数・虚数は表裏一体であり、対をなして形成されています。
物質世界は、虚数次元に対応する霊界からのエネルギーが補給され続けています。
このエネルギーによって、ミクロの電子からマクロは太陽系あるいは銀河系まで、渦を形成していることになります。
つまり、素粒子から銀河まで同一のエネルギーによって回転しています。

おそらく相似の関係で、私たちが生存している宇宙そのものも、緩やかに渦を形成しているでしょう。
三次元宇宙を形成している渦は、更に大きな宇宙に複数存在しているのでしょう。

宇宙には物質と物質の間に働いている引力のほかに、遠心力も働いていると考えます。
一つの宇宙が渦を形成しているならば、遠心力も作用するはずです。
引力による吸引力と遠心力による斥力的な力が、バランスよく働いているかもしれません。

原子を通して、実次元と虚数次元の関係を推測します。

重力は原子核の構成要素である核子(陽子・中性子)数に比例して存在しています。また、原子の内部では電子が1秒間に10^20回、核子は10^23回も回転しています。しかし、原子からは熱もエネルギーも輻射しないのはなぜでしょうか。
理由は、プラス電荷の陽子とマイナス電荷の電子が原子空間内で中和し、電気的に中性のエネルギーに変換されたのではないかと推測します。

この中性エネルギーが原子空間内から輻射されるのが縦波の重力波・スカラー波(オーラあるいは、霊波)なのではないでしょうか。
その輻射された分、希薄になった原子空間を埋めるための全宇宙からの吸引作用が通常の科学でいう重力ではないかと考えられます。

現在の科学でいう物質世界(目に見える世界)はプラス・マイナスの電磁波でできた世界です。これに対して、現在の科学では測定にかからない見えない世界は、電気的に中性な縦波の重力波・スカラー波によってできた世界です。

ここで重要なことは、見える世界の原子の質量に比例したエネルギーが見えない世界にも全く同一の質量の中性のエネルギーに変換されて輻射して存在しているということです。
この同一性は発生源である三次元の物質やエネルギーの周波数(振動数)だけでなく、波形まで同じ四次元の非物質の空間に保存されています。

エネルギー的に全く同一の見えない世界が存在するのです。
つまりこれが霊界です。

この場合の霊界とは高次元世界ではなく、物質世界に近い霊界、4次元〜5次元ぐらいの世界であると考えられます。



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posted by ガンちゃん at 02:45 | Comment(3) | 物理・科学・宇宙論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
相反する世界、エネルギーは交じりあっていると思います、打ち消し合うのではなくハイブリッドな価値、存在を産むと思います、大川氏にしても最終的には魔によって仏陀と成ったとも捉えられます、何事も焼きが入らないと本物には成らないようです、男女においても当てはまるように思います。
Posted by Hal 9000 at 2018年10月10日 14:41
素朴な疑問なのですが、
創造主は3次元宇宙を創造時する際に、裏宇宙が生まれる事を想定されていたのでしょうか?
創造主が表の宇宙と裏宇宙を創造されたのでしょうか?
裏宇宙は全て闇の世界なのでしょうか?
裏宇宙で信仰されている邪神(アーリマン)は、その存在の初めから邪神なのでしょうか?それとも裏宇宙に逃げ込んだ元は表の存在なのでしょうか?

Posted by シーラ at 2018年12月06日 00:04
無からエネルギーが発生するさい、必ず対を形成します。
たとえば、波動が1振動する時、0〜180度までは山を形成し、180〜360度までは谷を形成します。山と谷が重なれば打ち消しあって0になります。0の状態がエネルギーが発生しない状態です。
ですから、自然界にはその影響が顕著に見られます。
山と海、男と女、陰と陽 など
ですから3次元宇宙が創造されるのと同時に裏宇宙もセットで創造されているものと考えられます。

アーリマンと呼ばれる存在は神智学等でも出てくる魔ですね。
シュタイナーもアーリマンという悪魔について書いています。
宗教的悪魔というより唯物論の方向に引っ張っていこうとする存在のようです。

その存在が私たちの知ることできる範疇にあるということは、もしかしたら最初のころは表の存在だったのかもしれません。

まぁ私にはわかりません。
想像の域をでることはないでしょう。

私も裏宇宙について考えますが、明確にはわからないというところが正直なところです。


Posted by ガンちゃん at 2018年12月06日 03:16
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