粒子を3種類に分類します。
mは質量です。
第T種粒子は、エネルギーが与えられると速く走るようになりますが、決して速度が光速に達することなく、これを超えることがない粒子。その固有質量は測定可能な実数の粒子。電子・陽子・原子核等
第U種粒子は、生まれた時から死ぬときまで光速で走り続ける粒子。どのようなエネルギー状態でも、またどのような運動状態にある観測者からみても速度は常に光速で一定。光子・ニュートリノ等
第V種粒子は、生まれながらにして、光速を超えた速度で走り続け、けっして第T種や第U種の粒子になることはありません。
タキオン粒子(光速を超えた超高速粒子)は、光速について決して到達し得ない無限エネルギーの壁になっています。つまり、タキオンを光速にするためには、無限にエネルギーを供給しなければなりません。
通常の第T種粒子は、エネルギーを加えるほど、どんどん加速していきますが、タキオン粒子はエネルギーを加えるほど遅くなり最低速度が光速ということになるのかと思います。
霊粒子(タキオン粒子)がどのように発生するのか考察する前に、原子構造についてまとめてみます。
原子構造に、霊粒子から素粒子がどのように誕生するかのヒントがあるかもしれません。
電子の運動量はmvですが、運動量の円の中心に関するモーメントmv・aを角運動量といいます。
ボーアはプランクの量子論を取り入れて、次の仮説をたてました。
電子はその角運動量がh/2π の整数倍に等しいという条件を満たす軌道だけを安定な状態で回転する。
電子がこの軌道で回転している時は、光を放射しません。(これを安定状態といいます)
この式の意味を検討してみますと、左辺のmv・aは電子の角運動量です。hはプランク定数といわれるものです。
プランク定数は自然界に存在する最少単位のエネルギーといいます。2πは2πラジアンで円周360°を意味しています。
すると、右辺は自然界に存在するエネルギーの最小単位を360°で割って、その単位を整数倍したということになり、これが角運動量と等しい時、電子は安定な状態で軌道を回転することができます。
後の式は前の式を置き換えたものです。
h(プランク定数)は一回転した時のエネルギーと確認しているので(波動性科学 大橋正雄著書)次のような意味になります。
一つの円周(2πa)を一つの電子(m)が速度(D)で回転するとき輻射するエネルギーは右辺のhである。
次に、
これは、電子が速度vで運動することによる遠心力と電荷の二乗に比例し、距離の二乗に反比例するクーロン力による求心力のつりあった軌道を電子がまわっていると理解します。
そこでn(量子数)の取り扱いでありますが、
n=1,2,3・・・・・nは殻の半径、2乗は電子の軌道数と考えるべきであります。
電子の軌道数は面積に比例し、面積はエネルギーに比例します。
現在の定説では、nの二乗が半径ということになっていますが、二乗すると面積になり、面積は軌道数で、エネルギーをあらわしています。これは実験値と正確に一致しているとのことです。
プランク定数に振動数をかけるとエネルギーがでます。回転と振動数はどのような関係があるかといいますと、以下のようになります。
振動を円運動によって表現すると、円周上の1点を出発したものが、1週回って再び出発点に戻ってくる回転と同等のものとなります。量子力学の考え方 ブルーバックス参照
三次元の母体となる虚数(霊界)物質はマイナス三次元の存在です。
実数次元(この世)と虚数次元(あの世)は同一空間を共有し、実次元で何か変化がおきると、同じ空間を共有している虚数次元でも、相似の変化が起きており、虚数次元の動きによって発生したエネルギーによって実数次元の現象が引き起こされます。
虚数次元には、弾性と慣性があり、その低圧が消滅に向かうと、渦動が生じます。
渦によって虚数物質が動かされると、その反作用としてエネルギー(電磁波)が発生し、これによって物質が構成されて宇宙が誕生しました。
この虚質の低圧のエネルギーの絶対量が時間の基になります。
物質は、宇宙の虚数物質の低圧のエネルギーが消滅に際して発生するエネルギーの発生源です。
物理学で粒子の輻射するエネルギーは、粒子のエネルギーに等しいと言っているのはこのことです。
すなわち、粒子の発生したエネルギーが、粒子のエネルギーであり、そのエネルギーは発生しただけ輻射され、輻射しただけのエネルギーは虚数次元の低圧が消滅したことになります。
虚数物質は流動しているので高圧帯と低圧帯ができます。
この高圧帯と低圧帯は、気象図の高気圧と低気圧のように、何れは平均化されて消滅していくことになります。
宇宙の基本は均質化した虚数物質であり、それに密度の高いところができれば、他方に低いところができます。この位相差が宇宙を構成するエネルギー発生の根本です。
すなわち、宇宙の根本にバランスの法則が作用しているので、宇宙のあらゆる現象にバランスの法則があらわれています。
動きがあれば反動があり、粒子があれば反粒子がある。プラスがあればマイナスがあり、実数があれば虚数がある。
霊粒子→素粒子
虚数次元(霊界)の低圧が消滅に向かった時、虚数次元では最小単位の渦(霊子)が発生します。
この虚数次元に発生した渦動(霊子)は消滅することなく継続的に電磁波を発生します。
この霊子によってつくられた実次元のエネルギー発生体が超極微粒子です。
2個の超極微粒子によって超微粒子が構成されます。
2個の超極微粒子は、相互に共通する重心の周りを万有引力によって引きつけあい、自転しながら公転しています。
それによって実次元に最小単位の超微粒子が誕生します。
2個の超極微粒子は自転しながら180°離れた位置から同一方向に公転しますので、超極微粒子から発生する電磁波の位相が180°ずれて振幅の山と谷がずれて相殺されます。
打ち消しあうことで電磁波としては消えますが、エネルギー保存則から他のエネルギーに変換されます。
変換された電気的に中性なエネルギーこそ、サイエネルギー(≒重力波)だと考えます。
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