2017年08月31日

多重構造と多世界解釈

多重構造と多世界解釈


地球を取り巻く成層圏に霊的磁場が形成されています。
霊界存在の証明に、例えば原子がつぶれずに原子核の軌道を電子がまわれる理由として虚次元(高次元)から常にエネルギーが供給されているという仮定を以前に書きました。
現在は、電子は波動(物質波)としての性質がありますので、電子はボーアの量子条件にしたがう軌道を、とびとびの値だけに限られれた軌道を回ります。
量子条件とは、「軌道1周の長さ(軌道半径×2×円周率)に電子の運動量(電子の質量×速度)をかけたものは、プランク定数(h)の整数倍(n)のものに限られます。」

量子条件の式は以下の通りです
電子の波が原子核の周囲に存在できる条件
多世界解釈1.jpg

電子の波の波長と電子の運動量との関係式
多世界解釈2.jpg
@にAを代入して
多世界解釈3.jpg
式の意味を解釈しますと、電子(m)が速度(v)で軌道を1周(2πr)した時のエネルギーとプランク定数は等しいという意味にとります。
次に振動数条件ですが、電子が軌道aから軌道bに移動した時、差のエネルギーを光子として放出します。その時の光の振動数は以下の通りです。
多世界解釈4.jpg
ν :電子が放つ光の振動数
Ea:電子がn=aの軌道にいるときのエネルギー
Eb:電子がn=bの軌道にいるときのエネルギー
h :プランク定数

差額のエネルギーをプランク定数で割るとエネルギーの振動数が算出されます。
プランク定数の意味を1振動1回転した時の最小単位のエネルギーと考えますと意味が理解できます。
証明の意味は、電子が原子核の軌道を回っていられる理由は、波長が整数倍であれば干渉しないので、エネルギーが減少することなくまわっていられる、上記の式はそのことを説明していると思うのですが、私は光を放出した分のエネルギーは虚質から補給しているので原子は安定して存在していると考えています。ここでいう虚質は高次元という意味で考えています。

更に粒子が波の性質を有していると考えた場合、一つの理論として多世界解釈という考え方があります。
波は広がりがあります。例えば、その広がりの範囲で電子がAに存在する状態、Bに存在するが状態・・・状態が共存していると考えます。(多世界解釈は今度詳しく説明できればと考えています。)

確立解釈で考えますと、電子が発見される確率は波の高さの2乗に比例しています。
ですから波の一番高い位置に電子が発見される確率が高いと考えます。
しかし、その他の位置にも発見される確率がありますので、電子がBに発見される状態、電子がCに発見される状態・・・が多数共存していると考えます。

コペンハーゲン解釈では、Aで電子を観測したとすると、広がりのある波がその場所だけに瞬間的に集中した波(波の収縮)になると考えます。
そして他の可能性BやCで発見される状態の波を人為的に切って捨てます。

しかし多世界解釈は素粒子が波としてふるまうのであれば、素粒子から構成されている物質も波としてあつかうとする考えです。
ミクロの世界だけでなくマクロの世界も波として考えた場合、どのような世界観が構築できるのでしょうか。

その前に電子の不思議な現象を書きますと(詳しく内容は今度の機会に書く予定)
2つの電子が波として干渉しながら強めあったり弱めあったりするのは理解できますが、1つの電子が干渉するという現象がおきます。
スリット実験.png

電子を後ろのスクリーンに向けて打ち込む実験ですが、電子の発射口とスクリーンの間にダブルスリットが置かれています。
電子を打ち続けると後ろのスクリーンに干渉縞が現れますが、これが電子の波動性の証明になります。

しかしこの干渉縞が一つの電子でもおきるということはどのような意味があるのでしょうか。
多世界解釈では、1つの電子が右のスリットを通ったという歴史と左のスリットを通ったという歴史が共存してスクリーンのある地点で干渉したと考えます。

多世界解釈では電子も測定器も人間もすべて一つのセットとして考えます。
コペンハーゲン解釈では、観測者の立場は電子を現す状態とは分離して考えます。観測者は共存する多数の電子の状態のなかから1つを選び出します。

多世界解釈はミクロの電子もマクロの観測器や人間もすべてセットで(波動として)考えます。
ミクロの電子レベルであれば、右を通過した電子の歴史と左を通過した電子の歴史がスクリーンで干渉(お互いに影響しあう)します。つまり右と左の違いがあってもミクロのレベルでは修復ができると考えます。しかし、これがマクロのレベルで測定器を通して人間が観測した時点で世界が枝分かれしていきます。
ミクロレベルに多数の原子で構成されているマクロの測定器等が関与すると違った痕跡が残されてしまい、他の世界とは無関係に独立した状態で進行していきます。
多世界解釈はすべてをセットとして考えますので、マクロレベルで歴史の経路に違った痕跡が残ってしまうと、その時点で世界が分離し、独立してお互いに影響しなくなります。

例えば地球の歴史で考えてみますと、地球が誕生した時点では、波の広がりの可能性として地球がAにある状態、Bにある状態・・・が共存して干渉(影響)しています。
私達が住んでいる地球の歴史は太陽の法によりますと、ある時代にゼータ星からレプタリアンを招来します。また何億年前にオリオン座から人類を招来します。

ところがBという地球にはレプタリアンは言うこと聞かないから、レプタリアンの代わりにプレアデス星から人類を招来したとすると、私達が住む地球とBの地球における歴史に違う痕跡をのこしたことになり、私達の住む地球とBの地球は干渉しなくなり、お互いに全く無関係の独立した地球になります。

多世界解釈は電子、測定器、人間すべてが同じ状態になっていなければ、異なった過去を持っている複数の地球が干渉をおこすことがないと考えます。
観測者自身が複数の状態の外に立ち、1つの状態を取り出すのではなく、観測者自身が各状態の中にいると考えますので、他の状態(地球)を見ることができません

結論
地球は霊的な各次元における磁場を形成していると同時に、複数の地球が影響することなく独立して存在している可能性を考えてみました。
もし私達の住む地球の各次元における霊的磁場を創造し、更に複数あるかもしれない地球を観察しながら、人類を導く存在がいるとしたら、その方は人間でなく、神でもなく宇宙の救世主であるでしょう。

霊界における各次元の秩序を決め、並行する地球をも同時に指導している存在とは誰でしょうか。
答えは主・エルカンターレです。
ですから、肉の目で見て総裁先生を批判する人がいるようですが、私は善意でやめたほうがよいと忠告しておきます。








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posted by ガンちゃん at 17:02 | Comment(0) | 物理・科学・宇宙論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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