喫茶店で本を読んでいると、赤ちゃんを抱いた夫婦が入ってきました。
赤ちゃんは泣かずに、ご機嫌でいました。
そのご夫婦の隣に座っていた女性の方が、見ず知らずのご夫婦に話しかけています。
よく見かける風景ですが、考えてみると、赤ちゃんを縁として、見ず知らずの人達が楽しそうに会話ができる理由は何なのか、自問自答してみましたが、なかなか答えが見つかりませんでした。
あかちゃんが可愛いから?
それもあるでしょう。
しかし、それだけの理由だろうか・・・
その話しかけてきた女性にも、お子様がいるかどうかわかりませんが、観察して気がついたことは、赤ちゃんを通してお互いの警戒心が取り除かれているように感じられます。
日常の私達は、なかなか心の底から相手を信じることができないというのが実情でしょう。
仏の教えには、すべての人間に仏性、神性が宿っていると説かれています。
しかし、嘘をついて人を貶めようとする人、相手に対しての不満、怒り等、なかなかすべての人の仏性を信じることができず、教えと実践のギャップに私は悩んでしまいます。
それでも赤ちゃんがいるという理由で、お互いが打ち解けることが可能になります。
おそらく、天上界から生まれたばかりの赤ちゃんは、やはり純粋で人に対しての疑いの感情を持っていないからかもしれません。
もしかしたら赤ちゃんの中に、民族や宗教、あるいは宇宙人同士が理解しあえる可能性が隠されているのかもしれません。
もちろん、確信犯的に悪意がある人や宇宙人がいるので、注意深く用心する必要はあると思いますが。
全く愛とは関係ない本を読みながら、そのようなことを考えていました(笑)
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