優美という言葉がありますが、最初に優しいという漢字がきます。
優しさと美しさは対の関係なのでしょう。
真実、優しいからこそ、それ自体が美しいのかもしれません。
美人といわれる女性であっても、眉間にしわがよっている人には何か冷たさを感じます。また、美形であっても眼が冷たそうなきつそうな人だと、やはり男性は一歩後退するのではないのでしょうか。
優しい眼差しで微笑んでくれると、男性としてはエネルギーをもらったように元気が出てくるのではないでしょうか。
ヘルメスの時代のギリシャ的な美とは、愛と知が内包されたものであったと思います。
日本の美しさ、日本の女神の特徴は心の清らかさと調和でしょうか。
洋の東西を問わず、女性は踊りが好きなように思えます。
竜宮界でも踊りが好きなようですし、西洋の女神の世界でもいろんな色彩に変化する衣装?をきてダンスをしていると読んだ覚えがあります。
東洋と西洋では、表現形式が違うかもしれませんが、人間の肉体や動作を最大限に美しく表現した、バレエはダンスの美しさの基本であると思います。
美しい音楽に合わせて身体を動かすということは、人間の本性にかなった芸術であると思います。
美しさを表現できるということは、真理にかなっていると思えますし、心の中が闘争と破壊、欲望にまみれていては、人の心をなごませる美しさは、決して表現できないでしょう。
バレエを習っている方は、どの人も姿勢がよくなっています。アン・ドゥオールという言葉がありますが、外へ、という意味です。アン・ドゥダンは内へ、という意味で対になっている言葉です。
バレエは基本的には、アン・ドゥオールの舞踏といっていいのではないかと思います。外へ、外へと大きく開いていく舞踏であると思います。ちなみに日本舞踏は、内足を基本としています。
和服を見ると内へ内へと巻きつけるように纏う衣装です。
日本の夏は、いろんなところで盆踊りが行われています。
盆踊りを見ていると日本の特徴が良くわかります。
盆踊りは、老若男女に関係なく、みんな一緒に踊っています。これは考えてみると大変なことで、すべての男女が年齢に関係なく一緒に踊れるということは、もしかしたら盆踊りを考えた人は、すごい人ではないかと思います。
調和を重視する日本の女神の願いが、反映されているのかもしれません。
女神のお仕事が、基本的に私にわかる訳ありませんが、地上において天上界の美しさを表現しようとしているのかもしれません。
男性社会ですと常に、競争の世界、勝つか負けるかの世界に入っていきますので、そこに女性霊、あるいは女神といわれる天使たちの調和の光、優美さが加わることで、バランスが保たれていくのでしょう。
男性に関しても、本当に優しい人は、真実内面が強い人だと思います。
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