2015年05月10日

相手の気持ちがわかる人に・・・

相手の気持ちがわかる人に・・・


子供が怪我をしたとします。母親ならどのような対応をするでしょうか?
「どうして(なぜ)怪我をしたの」と言う母親がいます。これは結果(怪我をしたこと)を生じさせた原因を探索する態度です。これはどちらかといえば理性に基づく対応で、近代社会の中で身に付けた思考形式だと思います。
しかし、一方で人間は、感情というものがあります。喜怒哀楽といわれるように、嬉しかったり、悲しかったり、楽しかったりするものです。この感情に対しての対応が人間の信頼関係を形成する際に、非常に重要な役割を果たすと思います。

子供が怪我をした時に、どうして、なぜと原因を問われるよりも「○○○ちゃん、怪我をしちゃっていたいよね」と子供の立場になって(共感)話した方のが、気持ちが伝わりやすいと思えます。

子供に限らず、わかってほしい気持ちとは何かを感受性によって理解しようとし、その気持ちに寄り添いながら、信頼関係をつくりあげていくことが大切なのではないかと思います。

また、思いは黙っていては相手に伝わらない場合が多いです。
霊的世界は、思いの世界ですから、感じたことや考えたことがストレートに相手に伝わり、自分の本心がわかってしまいます。いいのか悪いのか隠し事ができない世界です。
しかし、地上において自分の思いを伝えるためには、言葉が必要です。
言葉で自分の思いを伝えるには、ほんの少し勇気がいります。
相手は、その一言を待っているかもしれません。
恋愛に関しても、自分のプライドをすて、素直に照れずに言葉を使えば、思いは相手に届くものだと思えます。

共感とは、他人の体験する感情を自分のもののようにすることと一般的には言われています。
また、受容とは、ありのままに他者の気持ちや、おかれている状況などを受け入れることです。

大切なことは、相手のわかってほしい気持ちに並び立ち、一緒に喜び、悲しむという姿勢だと思えます。

人間は、その人の人生という歴史を通じて人格・性格を築き上げていきます。
その人の人生をすべて受け止めるようになれればいいなと思えます。

相手をあるがままに受け止めるということ、包容力と言ってもいいのですが、かけがえのない個人を大切に考えていければと思います。




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posted by ガンちゃん at 02:59 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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