日本にはどうして日蓮宗系の教団が多いのか、また、どうして法華経がこれほどまでに日本人に受け入れられるのか、不思議で仕方ありませんでした。
どう考えても南無妙法蓮華経を唱えると幸せになれるという答えには納得がいかないものがありましたが、最近思うことは、日蓮聖人の根性と言いますか、気合といいますか、数十人の敵を前にしても一歩も退かない精神に、日本人が魅了されたのかなと思うことがあります。
日蓮聖人や法華経と聞くと、条件反射的に創価学会や顕正会のことが思い浮かび、悪い人達ではないのですが、以前、私と議論したときにも、お釈迦様よりも日蓮聖人のほうが偉いというような、仏法の前提からして噛み合わないような人達でしたので、苦労した記憶があります。
私自身も反省点として、法華経を一通り1回読んだだけなので、知識的にも十分に法華経を理解していたとは言いないし、日蓮聖人の立正安国論等も読んだことがなかったので、今にして思えば、準備が十分ではなかったと思います。
日蓮ご自身は、自分が納得いくまで教学を深められたのでしょう。その中で自分が真理を発見したという信念があったのだと思います。
自分がつかみ取った真理こそ正しいと思えばこそ、なりふりかまわず法華経を広げようとされたのだと考えます。
幸福の科学の初期の頃は、創価学会が日本でいえば一番大きい団体であり、幸福の科学でもまだ仏教シリーズが出版されていませんでした。
学会の人達は、嫌がらせをするという話を他の人から聞いていましたので、創価学会の人と議論するにしても、後々面倒になると嫌だなーという気持ちはありました。
どうも私は、心に隙があるのかもしれませんが、他宗の人によく声をかけられ逆伝道を仕掛けられるのですが、学会の人たちはとにかく聖教新聞をあげますので読んで下さいとか、顕正会のご婦人も新聞と小冊子をただでくれて、今度、講演会かビデオ上映かあるので一緒に行きませんとか、断るのも苦労しましたが、教義が正しいかどうかは別にして、これも日蓮聖人の遺伝子が組み込まれているのかなと感じます。
最近だんだんと涼しくなってきたので、セブンイレブンでコーヒーを買って、公園でボーと考え事をしていたら、近くの○○宗(日蓮宗関係)ですが、お話してもよろしいですかとチラシを渡してきたので断りましたが、広めるという熱意は学ばなければいけないと思えます。
日蓮宗が多い理由の一つが日蓮聖人の生き方そのものにあるかもしれないということでした。
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