「類は友を呼ぶ」という言葉があります。これは、同じような考え方や価値観を持っている者同士が、自然と集まってくる、あるいはお互い引きつけ合うという意味です。
自分がいる地域や会社、社会、あるいはブログ村でもいいのですが、同じような心の傾向性の人達が、考え方や価値観を共有しつつ、グループを形成しているように思えます。
霊界においてこの法則は、もっと明確に現れてきます。同じような心の周波数を発信している者同士が、引きつけ合いながら、霊界において一定の空間を共有していると教わっています。
地獄霊と天使が一緒の空間にいることができないように、周波数の合わないもの同士はやはり違和感をもってしまうのが正直な気持ちでしょうか。
霊界通信に関してもやはり、この波長同通の法則が働いています。例えば、地上にいる私達が霊界からの通信やインスピレーションを受けとるには、その通信を送る霊人と同じ周波数の念波を発していなければなりません。
例えば、如来といわれる人たちのインスピレーションあるいは、直接的な通信を受けとるには、受けとる側の地上側の人間の心の波長が、通信を送ろうとしている如来と同じものでなければなりません。
如来とはどのような人達でしょうか、黄金の法を参考に調べてみますと、ギリシャ時代のソクラテス、プラトン、アリストテレス、ローマ末期のキリスト教父アウグスチヌスといわれる大思想家、ユートピア思想家としてのトマス・モアがいます。
更に、聖書主義を唱えた宗教改革者マルチン・ルター、ドイツ観念論哲学者カントがいます。カントは『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』や教育論、『永久平和に寄せて』など現代にも非常に大きな影響を与えています。
更に偉大な哲学者であるゲオルグ・ヴィルヘルム・フリードリッヒ・ヘーゲルがいます。
『精神現象学』『論理学』『法哲学』『歴史哲学』『宗教哲学』『小論理学』『自然哲学』『精神哲学』等さまざまな著作があります。
その他、東洋、日本にも多くの如来が法を説かれています。
日本では空海が有名です。『秘密曼陀羅十住心論』『秘蔵宝鑰』『般若心経秘鍵』『三教指帰』など書かれています。
つまり如来と交信できる人は、如来以上の心境の人でなければ不可能であるということです。
上記であげた人達はほんの一部ですが、それでも如来といわれる方々の著作を読んでみれば、如来といわれる人達の偉大さが良くわかると思います。
現在の自分自身の心境あるいは悟りと比較することで、自ら答えがでるでしょう。
余談ですが、霊の声が聞えたからと言って、それが必ずしも高級霊からの通信ではないという当たり前のことを書いているだけです。霊の声が聞こえるということを否定しているのではなく、声が聞えたからと言ってそれが高級霊からの通信かどうか、定かではないということです。
霊の声を受けとった人の言動や生活態度、あるいはその人が、どれだけ人々を幸福にできたかという実績を確認、検証する必要があると考えます。
実際問題その霊の声が、私は○○ですと高級霊の名前をあげても、その霊は実際には高級霊ではなく普通の霊が高級霊の名前を詐称している可能性もあると思います。
基本的に自分に対しては厳しい目を持つ必要があると考えます。
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