ビッグバン宇宙論とは簡単に要約しますと、宇宙が超高温・超高密の状態から、ビッグバンと呼ばれる大爆発によって膨張を始め、温度が下がる過程で素粒子の誕生、元素の合成、星の誕生などが起こるとして宇宙の進化を説明しようとしたものです。
初めにどうしてブラックホールができるのかを説明し、ビッグバンの疑問点を上げながら、太陽の法で説明されているビックバンが、現時点で説明されている物理学のビックバンとは違うのではないかという説明をします。
地球には重力が働いていていますが、その重力を断ちきって地球から脱出できる速度とは・・・・
数式でみると、初速度がVキロメートル/秒で質量mキログラムの持つ運動エネルギーは、
です。
重力の引くエネルギーは、地球の質量Mキログラム、地球の半径をrキロメートルとすると
Gを重力定数
で表わされます。
物体の運動エネルギーが、この重力エネルギーより強ければ宇宙に飛び出せます。
少なくとも次の関係が成りたつ必要があります。
式を変形して速度について解くと、脱出速度の式
になります。
速度Dを光速C(30万q/秒)におきかえて上記の脱出速度の式をあてはめると
この式の半径rg以下に球が押し縮められると、光も脱出できないといわれるブラックホールになると言われています。 次元と宇宙ここまでわかった(こう書房) 物理小事典参照
この半径のことをシュバルツシルト半径といわれています。
つまり一点に質量(エネルギー)が集中して、シュバルツシルト半径以下になるとブラックホールになりますという説明ですが、現在の宇宙を創るほどのエネルギーがビックバンの最初の出発点だとすると、そのエネルギーは、シュバルツシルト半径を大きく超えているはずですので、爆発する前にブラックホールになってしまうのではないか、それがどうして爆発することで理論整然とした宇宙ができるのであろうか・・・自分はその点がまず納得できない部分です。
他にもありますが、話が長くなりますので次に『太陽の法』に書かれているビックバンについて自分なりの考えを書いてみますが、もちろんこれが正しいということではありませんので、ご了承ください。
(本心は自分が言うべき内容ではありません 総裁先生すみません)
太陽の法には、13次元宇宙意識霊が12次元星雲意識霊を創造し、12次元星雲意識霊が11次元恒星意識霊を創造し11次元恒星意識霊が10次元惑星意識霊を創造しました。
惑星意識霊が創造された次の段階で13次元意識霊の内部で核融合、核分裂のような現象、いわゆるビックバン現象が起きたと書かれており、更に、13次元宇宙霊の内部に内臓諸器官のような3次元空間がポッカリとできあがってきたのです。と書かれています。
上記をよく読むと13次元宇宙の意識霊の内部に3次元の空間的広がりが出来上がっています。今のビックバンの理論で説明されているような、1点が爆発して全方位的に広がりながら宇宙が出来上がったというより現在の宇宙的空間の広がり、あるいは輪郭が最初の時点で形成されているように読みとれます。
そして太陽の法には次のように書かれています。
宇宙空間を明瞭化するために、12次元の星雲意識、11次元の恒星意識、10次元の惑星意識が協力しあって、3次元宇宙空間に、惑星、恒星、星雲というものをつぎつぎと具体化していったわけです。と書かれています。
つまり高次の意識霊が目的を持って具現化しているのであり、爆発だけで宇宙ができたなど書いていません。
エネルギーは高い状態でいるより、低い状態で安定しようとします。13次元の超高エネルギーが12次元に流れだし、12次元のエネルギーが11次元を創りだし、といったように高次元意識がそれぞれの段階の意識を創造し、宇宙を階層的に創造していったのではないかと考えます。
ですから、単純にビックバンによる爆発によって宇宙が創造されたのではなく、高次元意識の協力があっての宇宙創造です。
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