地球や他の惑星に関しても、文明には栄枯盛衰が必ずあると思われます。私たちは時間とは、直線的なものではなく、円環していると教わっています。
時間が円環しているのであれば、時間の中で生まれる文明もまた、循環するのではないかと推測することができます。
円環あるいは、循環とは永遠に終わることのない、運動法則ではないかと思いますが、文明が発生し、発展しながらやがては衰退して亡びるのは、時間の円環という法則性からして当然の帰結ではないかと思えます。
そして亡びるからこそ、また新しい文明・文化が再び誕生していくのでしょう。
このように文明の栄枯盛衰の繰り返しがあるからこそ、魂の進化発展があると思います。
ヘーゲルの歴史哲学講義【岩波書店】 だったと思いますが、キリスト教の教えがローマの国教になったからこそ、ローマとしての使命が終わり、ローマが滅んだとも考えられます。そしてヨーロッパ全土に、キリストの愛の教えが深く根付きました。
もちろん歴史家のなかには、逆にキリストの教えが広がったことでローマが滅んだと考える人もいますが。
それは、他の星に関しても栄枯盛衰である時間の円環的な法則性、循環文明は当てはまるのではないかと考えます。
例えば、金星はかつて、美しい大調和の星であったと教わっています。しかし、やがて金星の文明は火山の大爆発によって、滅んでいきました。
これは、調和の星だから停滞して滅んだというではありません。金星の文明は、「愛」「知」「反省」「発展」を合言葉に最高度の発展したユートピアが実現したと言われています。太陽の法 参照
ベガにしてもプレアデスにしても、調和型の星であるとは思いますが、調和だけでなくそれぞれの価値観も有しているはずです。
ベガは温厚と変化という価値観、プレアデスは美と発展だと思いましたが、それ以外にも他の価値観を有しているはずです。
この情報は、総裁先生のリーディングや本になった範囲内の情報であり、それ以外にも私たちが知らない、価値観や考え方などがあるはずだからです。
自分の能力で判断できないにもかかわらず、予測や自分勝手な判断で決めつけるのは、危険性が高いと思います。
宇宙の二大原理は、進歩と調和であると言われていますが、その原理の中にまた多様な価値観が存在すると思いますので、そう簡単に他の星について理解ができるものではないと考えます。
地球の歴史や他の国の価値観も理解できないのに、他の星についての自分勝手な判断は、誤りであると考えられます。
現時点での自分の判断能力で他の星について、批評することは早計であると思えます。それは自分の知識や経験あるいは、与えられている情報だけでは、そう簡単に分かるわけがないからです。
むしろ、ベガやプレアデスにあって地球にない価値観を学ぶことによって一段高い認識力がつくのかもしれません。
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