2012年01月27日

ガンちゃん;「心霊と進化と」アルフレッド・R・ウォーレスを読んで

「心霊と進化と」アルフレッド・R・ウォーレスを読んで

ずいぶん前に、「心霊と進化と」ウォーレス著を読んだことがあります。自然淘汰の第一発見者であるウォーレスは、同時に熱心な心霊研究家でありました。ダーウィンの進化論との決定的違いは、感覚器官を通して確認できない、知的生命体や霊的世界に関して、努力に努力を重ねて、探究したことであります。

まえがきには、このような内容が書いてある。「厳密な事実の検討から私は、第一に、宇宙に人間を超えた、発達程度を異にする知的存在がいること、第二に、その知的存在の中には、人間の五感では認知できないにもかかわらず物質に働きかけることができるものがいて、現に、我々の精神活動に影響を及ぼしているという、二つの結論に到達して・・・・・」と書かれています。

この結論に自分の努力によって到達したこと自体が、並みの科学者ではないことを裏付けています。現代の科学者や哲学者が、ばかばかしいとして、自らは探究しようともせず、霊的世界や高級神霊の存在を否定することを持って、現代的な知識だと考え違いをしているなかで、目に見えない世界の探究を科学的に検証した人が歴史の中に存在していたことは、人類の進歩にとって大変重要であると思います。

しかし、事実は事実、真実は真実であり、いくら現代的知識人が、確たる証拠もなく、霊的世界や高級神霊を否定しようとも事実を変えることはできない。今や数知れない多くの真実の知識人たちが、自らの観察によって、学者が見もせずにバカバカしいとか、あり得ぬこととして断言している中に、どうあっても真実であると認めざるを得ないことがあると悟っている。1848年から始まる、心霊主義、スピリチュアリズムなども、多くの人が実験や観察を繰り返し、非常に熱心に研究されています。

これらの実験結果は、私たちが学校で習う物理や化学の勉強からでは説明できないようなことばかりで、明かに現代の科学の盲点である。
「客観的に証明のしようがないという理由で、学問的対象から外して、一切、認めない」とする考え方は、限定された狭い範囲内での部分的な認識でしかないと思います。

唯物論的な知識、思想を基本として持っている哲学者や精神外科、科学者は、自分は賢くて、宇宙の真理に通じていると誤解しているため、死後、自分が死んだことすら分からないと教わっています。ましてや、そのような人たちは、誰が説教をしても聞かないので、おそらく救いようがないと思います。

ウォーレスは、「人間の五感に感知できない知覚をもつ存在があっても、別に自然法則に違反することにはならないであろう。そうした超人的知的存在がもし証明されれば、それはいかに我々の五感が、宇宙の限られた部分しか認識していないのかを示す新たな、そしてより強力な証拠を提供するにすぎない」と述べています。

すべての学問の基礎には、霊的な知識がなければならない。そのように強く感じます。


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posted by ガンちゃん at 01:56 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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