2019年02月17日

「ヘルメス神と空海と魔法」を読んで 感想 私の経験と重ねて

「ヘルメス神と空海と魔法」を読んで 感想 私の経験と重ねて

魔法と悟りに伴う霊的能力の境界線をどこに引くべきかという問題もあると思いますが、重なる部分もあるのでしょう。

仏陀ご自身は神秘思想、神秘能力を持っているとしても、弟子の代になると仏陀の霊的能力が理解できなくなり哲学者にされてしまうことも歴史の流れの中ではあったことです。

人間には自分に引き寄せて考える傾向があります。
あるいは自分の認識の範囲内で理解しようとします。
ですから奇跡を理解できそうにない人に対しては、しょうがないので魔法で片づけてしまえということもあったのかもしれません。

魔法の本質とは何かと言えば、原因と結果のプロセスがわからない、人間の認識力では理解できない現象等に対して魔法と呼ぶことがあるようです。
未来を先取りした考えやそれに伴う現象を魔法と呼んでよいのかもしれません。
実際に、何百年か前の人間が現代のテレビでも見たら腰を抜かすことでしょう。
なぜなら過去の人間の経験や認識の範囲を超えているので理解できない。
理解できないから魔法であるかのように見えてしまうという推測がたちます。

現代は唯物論が蔓延していますから、五感をこえたもの客観性を伴わないものに関しては否定し「ない」ということにして自分をごまかしているので、奇跡が起こりにくいという事情もあると思います。

ヘルメス神に関しては旅行の神あるいは商業の神という側面があると思います。
ヘルメス神や仏陀にしても、新しい刺激を求める傾向が強く、できるだけ多くの人と会いたいというお気持ちを持たれていたようです。

私自身の中にもできるだけ多くの人たちにお会いしたいという気持ちがあります。
私の記事を読んでくださる人は、私ガンブロの人物像に対するイメージをどのようにお持ちなのでしょうか。
おそらく堅物の融通が利かない偏屈なおじさんという感じでしょうか(笑)

実際の私自身はといえば極めて社交的な人間なのです。
たまには自分の性格や人物像を書いておかないと、文章を読んでいるだけでは誤解されると思うのでことあるごとに小出しで書いてもいいのかもしれません。

私は乳児(0歳〜2歳)までの子供に結構好かれるのです。
数人の子供が近寄ってきて質問攻めにされます。
毎回同じ質問ですが、「何もっているの?」「どうやって使うの?」「バイ・バイ」やタッチ(手と手を合わせる行為)などされます。
また0歳児の赤ちゃんでも私を見ると目を離さないで見続けるので、思わず笑ってしまうのですが、不思議といえば不思議です。
これも魔法かもしれません(笑)
少なからず子供には好かれるのかなと思っています。
周囲の人からも子供に絡まれるのねと言われるので客観性があります。

また、仕事面においても女性から悩み相談を受けます。
先日も、職場の裏で私と会った瞬間、女性の役職に泣かれました。
「私の力ではできない」、あるいは「女性同士の上下関係の問題」などいろんな悩みがありますから聞いてさし上げましたが、なかなか的確にアドバイスするのは難しいと思います。

普段はこんな感じですから、私自身は社交的な要素がかなりあると考えています。
ではなぜ記事になると多少難しくなってしまうのかといいますと、理由は少しでも読んでくださった人に役立つ意見を述べたいと考えているからです。

自分の周囲の人に会って影響を与えるには限界がありますが、ブログを通じて意見を述べることで不特定多数の人に影響を与えることができる可能性があるのではないかと思ってはいます。
しかし、あまり学術的に書くとそもそも読まれないという問題もあります。

話がそれましたが魔法は現代的にはどのような形をとって現れるのでしょか

相手が見たいものあるいは見せたいものを見せる能力、ベガ星の人たちの特徴ではありますがそのような能力も魔法と考えていいと思います。
あるいは、戦略・戦術、企業による発明・発見も魔法の力が働いていると思います。

以上がヘルメス神に対する感想です。

次に空海の霊言に対して考えてみます。

現代に奇跡はありうるかということで「水」に宿る人間の念の性質について語られています。
私も以前記事に書いたことがありますが、水は霊的エネルギーと非常に関係があるのです。

水に霊的波動(電気的に中性のエネルギー)を加波すると、水はそのエネルギーを記憶する性質を持っています。
記憶されたエネルギーは何年も保存された状態を維持します。
また、吸収した同じ周波数の霊的波動を輻射する性質もあるようです。
ですから、霊的波動が高級霊界と同じ振動数であれば、吸収した同じ周波数の波動を輻射しますのでその水を飲むことで身体にある乱れた細胞の周波数を正常に戻す作用が働き、病が回復する可能性があります。

仏陀も街にペストかコレラが流行った時に聖水で街を清めていくことを実際にやっています。
仏陀は法力を使わなかったような書き方をする仏教学者もいるようですが、仏典を読むと法力がなければ説明できない現象が随所に書かれています。
法力と魔法を同一視してよいかどうかは別途問題があると思いますが。

先ほど水は吸収した周波数の霊的波動と同じ周波数の霊的波動を輻射する性質があると書きました。
ですから水に善念を加波すれば聖水になりますが、悪念を加波すれば毒に変わるということです。

さらに大事な観点は精進を続けた者には、悪霊を追い出す法力がつくということです。
私たち信者の立場であれば、精進の内容としては基本的に「教学をし、経文を読み、規則正しい精進を続けた者には法力がつく。法力がつけば悪霊を追い出す力が宿ってくる」

「修業の過程で意志の力を鍛えつつ天上界の高級神霊、神仏につながるエネルギーを引いてくることができれば、そのエネルギー放射によって悪鬼羅刹を追い払うことも可能である」として信者としての努力精進の先の可能性を述べられています。

ですから、自分の頭で考えない人、自分が支持されたいために無断コピペするような人はたとえ信者であっても間違っていると自分は思います。
無断コピペを永遠に続ける行為などは修行者としてあるまじき行為であると自分は思います。

魔法といっても努力精進をする人には高級霊が応援してくださると思いますが、怠け者には魔法以前の問題に立っているといえます。


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posted by ガンちゃん at 16:57 | Comment(1) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月13日

私有財産を否定する社会主義国家

私有財産を否定する社会主義国家

社会主義思想が登場する以前は、どこの国でも私有財産は至上の価値があるとされていました。
国家が私有財産を没収するということは、よほどのことがないかぎりありえませんでした。

富や財は良きものであるという東西の常識を変えてしまったのが、社会主義思想・共産主義思想であります。

19世紀頃に始まった産業革命よって、世界中に貧民層が生まれてしまいます。
それによって、資本主義が進めば進むほど貧富の格差が広がってしまうと思われてしまいました。
そのような時代の流れの中で、私有財産は悪という社会主義思想が正しいと思われてしまいます。

1917年にロシア革命によって世界に初めて社会主義経済、私有財産や相続権を否定する国が誕生したのです。
ロシア革命では、ロマノフ王朝の皇帝一家は一人残らず殺されてしまいます。
皇帝の馬まで殺されたというのですから社会主義は恐ろしい思想であると思います。
20世紀の文明にあって、国の皇帝が皆殺しにされるということはかつてなかったことです。

日本は皇室を尊敬する国でありますので、共産主義とは、このような恐ろしいことをする人達かとおそれおののきました。
1925年に治安維持法が制定されたのも、根本にはこうした恐怖心があったようです。
渡部 昇一氏参照

ロシアがソ連となりスターリンが、近代軍事力をつくり上げつつありました。
しかも共産主義者がシナ大陸に浸透し、シナ民族の反日思想として結実していきました。日露戦争以降、安定したシナ大陸のおける日本の権益を覆すことはソ連共産党の目的でもありました。

その時スターリンは、「これで日露戦争の仇を討った」という趣旨の発言をしています。
当時の日本共産党はソ連のコミンテルンから「天皇制打倒」という指示を受けていました。天皇制打倒ということは、ロシア革命でいえば、天皇をはじめとする皇族を皆殺しにせよ、ということですので、日本人は日本共産党の目指している天皇制打倒がいかなる意味を有しているかを理解していました。

そうしたなか、私有財産を否定する社会主義思想の登場で、日本やヨーロッパにも大きな影響を与えることになります。
ドイツは第一次世界大戦の敗戦国で経済が乱れに乱れ、ハイパー・インフレーションが起きていました。それに加えてソ連の影響を受けて共産主義勢力が力を伸ばしつつあります。こうした政治的経済的な混乱の中で登場したのがヒトラーです。
ナチスの正式名称は「国家社会主義ドイツ労働者党」であり、国家社会主義を目指した政党でありました。ヒトラーは政権を獲得した後に、社会主義的政策を実施していき、徐々に生産手段を国有化していきました。

一方イギリスでも国家社会主義的な傾向が広がっていきました。イギリスの知識人の中にウェッブ夫妻という社会主義者がいますが、夫妻はロンドン・スクール・オブ・エコノミックス・アンド・ポリティカル・サイエンスとう学校を創設して、社会主義圏教の牙城にしています。渡部氏 参照

この学校は、社会主義の政策の立案・立法化し、それを行政に実現させうる人材を育成するという明確な理念をもってつくられた学校で、そこの卒業生がイギリスの労働党の知的な支柱になります。
このウェッブ夫妻の活動で、イギリスの知識層がソ連を好意的に見てしまったことは、後の悲劇の原因であると思えます。

さて、戦争で負けた西ドイツは戦前の国家社会主義の反省から、西ドイツ初代首相のアデナウアーは徹底的に自由主義政策をとります。一方イギリスは勝っただけに社会主義思想が残ります。

イギリスは上記で書きましたように、社会主義に対して肯定的に見ていましたから、戦後すぐの選挙で社会主義を奉じる労働党が圧勝し、銀行、石炭、鉄道、航空、電気、ガス等が次から次へと国有化されます。「揺りかごから墓場まで」といわれるような徹底した社会福祉政策が行われていきます。

その結果どうなったか・・・イギリスは国力をみるみる失って、「英国病」と呼ばれるような事態に追いこまれてしまいます。

イギリスが私有財産を否定し敵視する政策を行った結果です。

私有財産を敵視する考えの背後に隠れているのは、嫉妬です。お金持ちを嫉妬し、引きずりおろそうとする考えは地獄界そのものです。





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posted by ガンちゃん at 18:51 | Comment(1) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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