2018年11月22日

霊界を知ることで努力する意味を理解できる

霊界を知ることで努力する意味を理解できる

20世紀後半という時代は、科学万能主義とダーウィンの進化論、実存主義哲学が世界を覆い尽くしたために、五感を通して確認できないものあるいは客観的ではないもの、経験できないものはすべて否定するという方向で時代がながれてきました。

しかしその中にあって霊的な現象、霊的世界の証明も確実に実証されてきました。

渡部昇一氏は、パスカルの『パンセ』によって霊的世界を確信していたようです。
アレクシス・カレルはルルドの奇跡を目の当たりにして、人間には未知なる可能性を秘めていると認識したのではないでしょうか。

霊的世界を証明しようとした偉人は、過去数え切れないほどいると思います。
ギリシャ時代のソクラテス、プラトン、キリスト教や仏教、スウェーデンボルグ、ルドルフシュタイナー、日本では、源信、空海等、数えればきりがないほど存在します。

つまり霊的世界を知る機会は、随所にあるということだと思いますが、霊的世界を知ることで、人生を生きていく意味が全く違ってくると思います。

仏教では、生・老・病・死といわれる四苦の苦しみを説いていますが、人間の本質が霊的存在であるということに対して確信が持てるならば、四苦の苦しみはほとんど解決がつくのではないでしょうか。
地上に生まれて来る目的は、新しい環境で魂の経験値を増やし霊的に進化する一方で、いかにして地上にユートピアを建設していくかという、私的幸福と公的幸福の両方を目的とします。

霊的価値を含む私的幸福とはどのような幸福を言うのでしょうか
人はそれぞれ個性が違うので一概に決めかねますが、すべての人に共通して言える幸福とは、努力して自分の魂が向上したと実感できる時ではないでしょう。
これは、人生の途上で仏法真理に出会うことができた喜びと同等のものであると言えるかもしれません。

努力したことが魂の深いところまで刻印されたならば、それは今回の人生だけに留まるものではありません。
努力して身に付けた能力は魂の傾向性として来世まで持ち越すことができるのです。

来世に生まれ変わった時には、今世の人生の経験をすべて忘れていることでしょう。
しかし、努力して身に付いた魂の傾向性は、永遠の転生輪廻の流れの中で自分自身を守ってくれることでしょう。

これが努力の意味です。
ましてや現代は、地球神が直接仏法真理を説かれ陣頭指揮をとらえています。
このチャンスに努力しないということはありえません。

この千載一遇のチャンスに努力することもなく、ひたすら情報だけをせっせとかき集めるだけで、結局、自分自身の中身は空っぽだったというだけであれば、風に吹かれてどこかに飛んでいくしかありません。

人には自由意志が与えられていますから、私がとやかく言うことではありませんが、私の意見が正しいかどうかは読まれた方の判断に由ることでしょう。

ただ、私は多くの人達や法友と話しをしますが、自分の考えに賛成してくれますし、ある程度の客観性があり、独りよがりの意見ではないということは確信しています。

個人の目標は、光の天使となり多くの人を救済することであるはずです。
光の天使になる為には、努力に努力を重ね苦難困難を耐え忍んでいかねばなりません。

実際、霊的修行は完全他力で道が切り開かれるほど甘くないということだと思います。


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posted by ガンちゃん at 03:04 | Comment(1) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月19日

ハマトンの霊言 「現代に知的生活は成り立つか」を読んで 感想

ハマトンの霊言 「現代に知的生活は成り立つか」を読んで 感想

私がハマトンの『知的生活』を読んだのは何年も前の話になります。
現在、霊言という形をとって新たにハマトンの考えを学べることに感謝します。

国の繁栄とその時代に読まれた本の内容には因果関係があるようです。
ハマトンの本が読まれているとき(売れているとき)は、大英帝国は繁栄を誇っていましたが、読まれなくなると大英帝国は没落してきたといわれています

サミュエル・スマイルズの『自助論』についても同様で、読まれている時期は産業革命のときで、イギリスから偉い人が多数輩出されましたが、読まれなくなるのと没落していきました。

私が学ばせていただいた点をいくつか絞ってみます。

知的生活をおくるには本を読み続けなければなりません。
大量の本を読むにはスピードを速める必要があると考えがちですが、読むスピードより大切なのが選択的読書方法です。
この本は読む必要がない、「要らない」「読まない」という判断、見切りが必要だということです。
すべての本を読むには人生はあまりにも短いということでしょうか。

この本は読む必要がある、この本は読まないという判断基準はどこにあるのでしょうか。
読む必要性がある本とは、普遍性のあるものです。普遍性とは人間にとってあるいは精神にとってかわらない価値を有するものです。
代表的なものが仏法真理でしょう。
あるいは思想や哲学も含まれるかもしれませんが、音楽や詩あるいは芸術全般も大切であると思います。

ただし、ある一定以上の読書経験がないと良書であるかどうかの価値判断ができないということも言われていたと思います。

現代は情報が氾濫しています。
その情報の中にも大事な情報が含まれているときもありますが、ほとんどが無駄な情報で時間を奪われてしまう時間消費型情報になるでしょう。


本を読み続ける知的な人とネットで簡単に情報を検索する人達との間に、どのような違いがあるのでしょうか。

本を継続的に読み続ける人は、強い意志と精神力を有しています。
読書を継続的に続けてきた知的な人達は、明らかに精神力と意志の力が培われていると思います。

本を読むのと携帯やスマホで情報を取るのと何が違うのかと思う人もいることでしょう。
明らかに違うのは、「強靭な精神力をつくる」「強い意志力がつく」この二点が違うといえます。

例えば難しい本でページ数が500ページ以上あるとなると、なかなか読む前に勇気ある決断が必要です。
しかし、あえて読むことを決意することで強い意志力と内容を理解しようとする強い精神力が培われていくのだと思います。

更に、大切なこと注意するべき点とは知識そのものにあるのかもしれません。
学んだ知識が自分を飾る為のものなのか、あるいは学んだ知識が人格の向上に繋がり多くの人達の為に役立てるのか、この方向性の違いは大きいという感じがします。

知識があるゆえに優越感に浸り、上から目線で話されたらそれだけで疲れを感じます。

知識が自身の人格の向上につながり、人徳が多くの人達の為になるという学びが大切であると思います。




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posted by ガンちゃん at 01:50 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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