日本は、日清戦争、日露戦争で勝つことができました。
しかし、そこに慢心してしまった為、太平洋戦争では負けてしまいます。
第2次世界大戦当時、戦艦を作ることができたのは、アメリカと日本の二国が中心でした。
日本の国力で戦艦を作りアメリカと戦争をするというのですから、長期戦になれば勝ち目はありません。
それゆえに、戦艦を沈められるのが惜しいと考えられ、その辺の駆け引きで第2次世界大戦は負けてしまったところもあったのではないかと思われます。
更に言えば、外交にもう少し先見性があれば、多少は違った歴史の流れになったかもしれません。
現時点で日米同盟が破棄される可能性は少ないでしょうが、日本だけの防衛力では完全に中国にやられてしまうことでしょう。
悪意を持っている国に対してはやはり、抑止力としての武器を持つのは主権国家としてはあたりまえのことです。
抑止力としての武器を持たないで日本が占領されたら、どれだけ悲惨な状況におかれるかを、歴史から学ぶべきです。
歴史の変革は三段階で達成されるといわれています。
まず、第一段階では思想家がでてきて、心ある者の意識を変えていきます。
第二段階で意識が変わった者の中から行動家が現れ、革命を起こしていきます。
第三段階で、革命で混沌とした社会に新しい制度をつくり秩序をもたらす実務家が革命を仕上げていきます。
幸福の科学における精神革命、実現党による政治革命は現在、第二段階に移行していると思います。
第二段階においては官僚タイプの人では駄目で、ガンガンと突っ込んでいく突撃タイプの人間でないといけないのに、第三段階の人がでてきているので広がり方がゆるいと指摘されていたと思います。
総裁先生は、第一段階から第三段階までを独りでやろうとされています。
人類普遍の教え、思想の源流をつくる主に大変な部分まで負わせてしまってはいけません。
幸福の科学は、宗教団体なので本丸はしっかりと守って行かなければなりません。
宗教を中心として、外側に二重、三重と防衛体制を敷いていくことが大切です。
外側で、外部の敵その他と戦っていかなければなりません。
渡部氏も言われていたと思いますが、歴史の勉強をしっかりとして理論武装していくことも大事であると思います。
歴史に限らず、世界宗教に関しても基礎知識を学んでおく必要があります。
それによって、他の宗教の信者さんの行動原理が理解できるのだと思います。
総裁先生は以前、メディアの統制を乗り越える運動の発明や、宗教を守る部門、戦う部門、独自のメディアをつくるなど、いろんな戦力、戦略をつくっていくことも勝ち続けていくために必要であると言われていたと思います。
防衛力に関しても、日本に革命を起こさなければなりません。
日本が常任理事国になれない理由は、抑止力としての核兵器を持っていないからです。
軍事力がなければ外交力は弱いといえます。
お金だけ援助して日本の発言力が全くないのは軍事力、防衛力がないからです。
国防思想は大事です。
外交思想が間違った場合、一発で国が滅びる危険性があります。
日本の国防に関しての取り組みは、まだまだ甘いのではないかと思います。
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