電気と霊界の関係を考えてみる前に、電気とは何かを簡単にまとめてみます。
電荷
電位現象の基因となる基本的物理量
電子の電荷を−e、陽子の電荷を+eとすると
は電荷の最小単位であって実現されるすべての電気量はeの正負の整数倍である。
電荷には最小単位があり、素電荷あるいは、電気素量といい通常eで表します。
その整数倍が電気量です。
物質の持つ電気量は、構成素粒子の電気量の総和である
hとeの関係について
プランク定数は1Hz(1振動・1回転)の電圧値です。
プランク定数の算出は証明を参照
プランク定数は、電圧値で表現されますから、もちろん電気でありその値は宇宙で最も小さい値であると考えられています。
素電荷そのものは宇宙における電気現象の根本となる実体ですから、そのようなものを探せば、上記のプランク定数にたどりつきます。
いずれも電気に関する宇宙の最小単位です。
最小単位が2つもあるとは考えにくい(2つあるならば最小単位とはいえない)
プランク定数の本体は、素電気(電気素量)でもあると考えます。
宇宙には、観測にかからない実数に対応する虚数のエネルギーが充満しています。
この虚数のエネルギー、霊的エネルギーと言い換えてもいいと思いますが、電荷が潜在化しています。
霊的エネルギーは静止しているときは現象の変化はおきません。
しかし、虚数に対応する霊的エネルギーが動かされると(渦動)すると反作用で磁気を誘発し、磁気は電気を対発生させます。
この電磁波(光)が宇宙に発生した最初のエネルギーです。
このエネルギーの消費が時間の速さとなり、物質の創生に繋がります。
そして2つの電磁波が相殺されると電気的に中性(0)になります。
(波の山と谷が打ち消しあう)
電磁波が相殺されてもエネルギー保存則がありますので、電磁的エネルギーが消滅したわけではないと思われます。
電磁波が他のエネルギーに変換されたのではないかと考えられます。
電気的に中性のエネルギーがサイエネルギーです。
このサイエネルギーは潜在的には電荷が内在されていますが、顕在化されていません。
渦動したときに初めて反作用で電気が発生し、電磁波が創生されます。
ですから4次元以降のエネルギーが3次元に変換されるときには、電気が発生することになります。
証明
プランク定数の算出の経過(簡略)
物理学読本より
化学反応のエネルギーは、たとえば次のようにして大体分かる。石炭1グラムが8000カロリー発熱するとして、1グラムの石炭が炭素原子6×10^22個含むとすると1原子あたりの発熱は
である。
(h)を定数として光の粒子のエネルギーをh×振動数とする。波長3000Åとするとh×振動数を化学反応のエネルギーに等しいとして
h=5×10^-12/10^15〜erg・秒となる。
正しい値はh=6.624×10^-27erg・秒である。
算出式の検討
8×10^3は8000の書き替えであり、4.2×10^7は1カロリーをエルグ単位で表している。
8×10^3×4.2×10^7(erg)は8000カロリーを(erg)で表している。
これを1グラムの中に含まれる炭素原子数6×10^22で割ったものであるから答えの5×10-12ergは、1つの炭素原子がどれだけの仕事をするエネルギーを持っているかを表現している。
5×10^-12ergを10^15で割ったものが(h)であってそれは5×10^-27ergであるという。
分母の10^15は次の計算による。
1Å=10^-8pであるから、3000Åは3×10^-5pである。光速は1秒間にC=3×10^10pで
これを3×10^-5pで割れば10^15です。
これは波長3000Åの光の1秒間の振動数であります。
一つの炭素原子のエネルギーを波長3000Åの光の1秒間の振動数で割ったということは、1秒間に振動するうちの1振動(1回転)した時のエネルギーという意味になると考えます。
∴h=5×10^-27ergは1回転(振動)当たりの値であります。
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