2018年03月18日

幸福の科学の宗教的強み 死後の世界について論点整理

幸福の科学の宗教的強み 死後の世界について論点整理

現代社会における一般的な死後の世界に対する考え方について

死後の世界を信じられない人の考え方
信者にとっては、死後の世界があるのは当然のことですから、会内部ではそれを前提に話をしていると思います。
しかし、現代日本の人達ほとんどが「死後の世界を信じられない」という方も多いので、信者はそうした人たちにも分かるような話をしなければならないと思えます。

日本人は霊界について、本能的に信じている部分と、頭では理解できない部分とがあり、気持ちの整理が充分にできていないようです。

日本では戦後教育の問題もあって、否定的な意見が大多数を占めています。
死後の世界や霊界を信じない科学者や唯物論者と話をすると、「物差しで測れるもの以外は信じられない」と言っているように感じます。
しかし「物差しで大空の広さや地球の円周が測れるか」といわれても、それは無理というものです。

あるいは「陸地を歩くように、海の上でも歩いて行けないと信じられない」と言っている感じに近いと思えます。
そういう人には、船や飛行機を勧めたくなりますが、この船や飛行機に乗るという行為が、信仰心にあたるところだと思います。

死後の生命を信じられない大多数の人々や、それを扇動する人たちから見れば、宗教は『日本霊異紀』や平安時代の怨霊の世界の話であり、確かめようがないものは、信じるに値しないと思っています。

死後の世界を完全な形で100%証明することは不可能です。
次元が違うのですから。
証明できない理由が他にもあります。

死後の世界が証明できないのは、人生そのものが一種の試験であるからと説明されています。
この世に生きながら、どれだけ霊的な人生観を手に入れて、神仏の教えを実行できるかを試されているのです。
試験問題を解いているときに、答えを教えるわけにはいかないでしょう。
しかし、ヒントは人生の途中にたくさんあります。
(本屋に行けば魂の向上に役立つ本がたくさんあります)
そして死んだ段階で、結論として何をつかみ取ったのか、合格点が出るか落第点が出るかが分かることになっています。
(コピペ頼みの他人におんぶ抱っこタイプの人は何もつかめないのではないでしょうか。霊界に帰ってから、私は他人の記事を拾い集めるだけで自分では何も考えませんでした、という以外にないのだと思います)。

霊的世界に不信感を持ち、宗教を迫害する人がいても、霊界側で泰然自若としているのは、死んだらすべて明らかになるので、それまでは仕方がないとみているようです。
(近現代の人たちは死んでも自分が死んだ自覚がないようですが・・・)

あの世を知ることは一つの力ではありますが、さらに信じることができれば、もっと大きな力になります。
リスクはあると思いますが、信じるという行為によって、新しい世界観を獲得し、未知なる世界に踏み込むことができるのです。

死後の世界の様子について考えてみます。

臨死体験で見る世界
医学でも、臨死体験が研究テーマの一つになってきました。事故や病気の時の体験報告が何百・何千・何万と来ているようです。

たいていの場合、心臓停止を契機として、魂が脳のあたりから出て体の近くに浮かぶとのことです。
この時点では、シルバーコードという銀線のようなもので、魂と体がつながっています。
しばらくすると、トンネル現象が起きます。
視野にある黒い点のようなものが広がって、トンネルのようになりスーッと吸い込まれるようにして、その中を飛ぶようにして上がっていくようです。

この自空間を超える隙間を通って、三次元から四次元以降の世界に出ることができます。
トンネルを出ると、たいていは非常に明るく、その段階で守護霊もしくは指導霊などの導きの天使が迎えに来てくれるようです。

これから先、日本人は三途の川を見ることが多いようですが、この境界線を渡ると霊子線が切れ、もう地上に帰ってくることができなくなります。
先に亡くなった身内が、川の向こう側から招いたりしますが、下界の病院のほうで家族が「死なないで」と頑張っている場合は、グーッとこの世に戻されることもあったりします。

お通夜の段階でも霊子線はつながっている場合があり、「まだこの世に使命がある」といわれて戻ってくることもあるようです。

次に、宗派と救済の関係について考えてみます。
三途の川を渡ると、あの世の人に導かれて次の世界に入っていくことになります。
どこかの宗派、宗教に属していますと、その関係の方が世話をしてくれるそうですからありがたいことです。
キリスト教の信者だったら、天使系の人が来て導いてくださいます。教会でみんなを集めて、説明をしたり、生前のことを振り返るように教えたりします。

お寺や神社もあり、そこであの世のガイダンスを受けられるとのことです。
建物はこの世のものよりは大変美しく、キリスト教では水晶の聖堂、仏教系では金でできた、お寺などがあるといわれています。

キリスト教系の臨死体験者の話には、キリストがよく出てくるようですが、普通は弟子筋の天使や、天使の予備軍たちが、法衣をまとって行っているに違いないと思われます。

過去世のクリスチャンで名のある人は、何百人といるけれど、「私は何々だった」と名乗っても相手には分からないので、「キリストだと思ってくれたらいい」ということで、弟子たちがそれらしく見せていることが多いようです。

「知らない」と言われると、救いが困難になります。
ですから、大川隆法、幸福の科学の名前を知ってもらうことも大事なことです。
名前を知ってもらい、さらに信じてもらえれば、救済が非常にスムーズになります。

誰が死んでも、すぐ霊界には伝わり、関係者が来てくれます。
その実態を見れば見るほど、人間というのは、非常に大事にされていることが分かると思います。

人生の回顧について

更に死んだ時に、フラッシュバックといって人生の回顧が始まります。
これは、照魔の鏡やビデオスクリーンのように見える場合があれば、思い出の様な感じで見ることもあるようです。

数十年の人生を、一瞬で全部思いだすことになります。
そのとき、自分の視点だけでなく、第三者の立場で見た景色もよく見えてきます。
人生のビデオテープの中には、自分の目で記憶されているものもあれば、守護霊の目でとったものも入っています。
例えば、子供時代に自分が友達をいじめているシーンでは、いじめられた方の気持ちも入ってくることになります。
「仕事で自分が勝利した」という場面では、敗れた方の相手のその後も見えてきます。

武器商人などは、自分が売った武器がどのように使われて人が死に、被害者の家族がどう悲しみ苦しんだかを追体験させられる人もいるようです。
このように第三者の目で過去の場面を見て、相手の気持ちや自分がやったことの結果などを一通り追跡し、勉強します。これが終わらないと、霊界の行き先が決まりません。

あの世の世界は論理的ではないといわれています。

死後の世界では、過去のことを現在ただいまのことのように体験し、「このままでいったら、このようになる」という未来も体験することができます。

因果の理法、因縁果報の順序は存在しますが、これ以外のところで論理的なものはほとんどないようです。
さらに、直接的な形ではなく一種の象徴として、何かが現れてきて、それを解釈しなければいけないことがあるようです。
例えば、お花畑が美しい世界の象徴であり、川の底の宝石のような石なども色々な象徴であることもあります。

子供が描いた想像画のように、いろんなものが現実のものとして現れてきます。
その意味で魔法使いの世界に近いかもしれません。

そうした霊界感覚を知ってから、この世で「科学的思考で測れないものは信じられない」と言っているのを聞くと、あまりにも感覚が違う印象を受けてしまうとのこと。

現代ではすべて脳に原因を持ってこようとしていて、魂の存在も何もかも脳の作用にしています。
臨死体験も脳内モルヒネが原因であるようなことをいいますが、脳内モルヒネに関係なく、三途の川や花畑は存在しています。
(私も以前、広大な空間に、色とりどりの花が咲き乱れている花畑?にいる自分を夢で見た記憶があります。(笑))

臨死体験でトンネルを通るといいましたが、総裁先生はトンネルなしで、そのまま移動できます。
三次元の空間のなかに、四次元から九次元までの空間が同居していると教わっています。
この世における悟りの次元と、あの世での次元が対応関係にあるといえます。

現代人に多い地獄体験

現代では、臨死体験で地獄に行っている人も多いと聞きます。
ひどい人は、死んですぐ真っ逆様に落ちていきます。
どこかで止まる着地点があるようですが、そこは暗い世界の場合もあれば、近くで溶岩が噴火するような場所の場合もあるとのこと。

「人から害される」と思って生きていた人は地獄に落ちるやいなや、襲われる体験をすることも多いと聞きます。

たいていの人はトンネルを抜けてあの世に来て、反省の後に行き先を決まります。
精霊界で修行する人もいれば、守護霊たちと話し合って、自主的に地獄への坂をとぼとぼと降りて行く人もいます。(スウェーデンボルグも、自ら地獄に降りて行く人がいると述べています。)

自分で自覚して地獄に行く人は、落ちていく人ほど罪は重くないと思います。
ストンと落ち、あるいは死ぬときに拉致されるように連れて行かれる人は、生きていたときに凶悪犯罪などで悪魔の手先のようになっていた人達です。

そういう人は、仲間が来てスーッと連れていくので、天使も手が出せません。
冷暖自知の言葉通り、地獄が嫌になるまで経験してもらわないと仕方がないとのことです。

天上界はすべての宗教の世界です。

それから上の世界は、幸福の科学の著書で説いているような世界であります

死後の世界は真っ当に生きた人にとっては、幸福感の高い世界でありますが、場合によっては苦しい世界も待っています。
真実を知らないということは大変なことなのです。

現代では人口が非常に増えていますが、それを信じない人が多く、また、はじめて人間に生まれた人もいるようで、死後の世界はかなり混乱しているといわれています。

生きているうちに真実を知って、信じていただき、そしてあの世へ還ったから、実体験をして、検証していただくことは、非常にいいことだと思われます。

死んであの世に還ってみると、「宗教というのはこんなにも偉大だったのか」という感じがすると教わっています。
あの世では、宗教がメジャーなのです。

信じない人はこの世に執着して、自縛霊になるか、思想犯のような人たちがいる無間地獄に行くか、どちらかになると思います。
あの世は宗教が95%仕切っていると見ていいそうです。

この世の戦力としては、かなり少ないし、なかなか信じてもらえませんが、唯物論的な科学主義が、現代人を迷妄の底に落としているので、何とか、救わなければなりません。
宗教は非常に大事な仕事です。



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posted by ガンちゃん at 02:20 | Comment(1) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月17日

意識と不確定性 物質世界の不完全性

意識と不確定性 物質世界の不完全性

不確定性原理は次のような式であらわせます。

1.
不確定性 位置.bmp

2.
不確定性 時間.bmp

1. 粒子の位置と速度は同時に決まった値を取ることができません。そのために、電子を狭い場所に閉じ込めると(位置を確定しようとすると)、運動量・速度の不確定さが大きくなってしまいます。
また、速度を確定しようとすると、今度は電子の位置が不確定になります。

2. ごく短い時間なら(時間を確定しようとすると)、エネルギーの不確定さが大きくなり、一時的にどんな大きなエネルギー値でも、また正のエネルギーだけではなく負のエネルギーも取り出すことができます。これをエネルギーの「ゆらぎ」とよんでいます。
素粒子 ナツメ社・重力と一般相対性理論 参照

このようにどちらか一方を確定しようとすると、片方の不確定さが大きくなって同時には分からないということです。

視点を変えてみると、観測者がどちらを選択するかで(例えば速度をすてて、位置を確定しようとすると)自然は観測者が測定したいと思った形をとって観測されます。

つまり人間が観測方法を選択することで、測定方法に応じた観測結果を得ることになります。

これは、自然現象が意識に応じた事象に変化する、というように考えることも可能です。

一般的には理解しがたいことですが、霊界においては同じ対象を見ても、その霊人の心境や認識力によってちがって観察されるわけですから、素粒子の世界は霊的世界に近いところにあると思います。

物質世界の不完全性の為か、人間の認識力における限界の為か、異なる事象を同時に知ることができません。

地上は、機械の動作のように確定されているわけではなく、不完全な要素があるからこそ、意識によって未来の選択が可能であり、自由が約束されているといえます。

未来の予測が確率的だからこそ、人間の努力する余地があるのだと思います。

不確定要素が、実は未来のおける可能性であると自分は考えます。

確率が高い可能性は実現するであろう、未来であると考えられます。
また、確率が低い可能性は、未来において実現できないかもしれません。

不確定要素だからこそ、人間は努力し未来を切り開いていくことができると信じています。



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posted by ガンちゃん at 03:29 | Comment(0) | 宗教・思想について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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