2017年11月21日

プラトン国家より「エルの物語」と臨死体験

プラトン国家より「エルの物語」と臨死体験

プラトン著『国家』最終章に、戦争で最後をとげたエルという人物が10日前後に生き返り、自分がみてきた死後の世界を語りだす「エルの物語」が書かれています。

信者以外の一般の人達に対して、霊的世界観の真実性を裏付けるために、いろんな情報と知識はもっていた方がよいと考えます。

戦争で最後をとげた多くの屍体が埋葬の為、運ばれてきましたが、エルの屍体だけが腐敗せず残っていました。
12日目、まさに火葬されそうとする瞬間にエルはよみがえり、自分がみてきた死後の世界についての話を始めました。

天の穴と地の穴があり、真ん中に裁判官が坐っていて生前の生き方について、正しい行いをした人は、右側の天を通って上に向かう道を教え、不正をおかした人達には、左側の下に向かう道を教えていました。

エルは近づくと、「おまえは死後の世界について、人間たちに教えなければならないから、ここでおこなわれることをすべて残らずよく見聞きするように」と言われました。

死後の世界は各人が犯した罪の10倍の償いを受けることになります。犯した罪や悪行はその10倍返しで自分に跳ね返ってきます。善行に関しても同じ割合で自分にかえってきます。

真理は単純な中にあり、善を行えば天国に帰り、悪を行えば地獄に落ちる。知を愛し人に対して優しく生きていく中に魂の成長、進化があり天使たちも微笑んで見守っています。

現代においても死後の世界を垣間見たという人は数多くいます。臨死体験も天上界の計画の一部だと聞いています。

臨死体験をしている時点で、それが死と関係していると気がつかない場合も多いようです。空中を漂いつつ、自分の肉体を見下ろしているうちに、突然不安や混乱が起きます。「こんな上のほうから、自分の肉体が見えるなんて」という感覚です。
霊的な知識がないと何が起きたのかわからず、混乱するようです。

心臓発作の激痛が、死の苦しみから深い喜びにかわったという報告もあるようです。唯物論的な医者や先生あるいは研究者といわれる人は、脳がこうした激痛に対して痛みを止める化学物質を産生するという理論をとなえていますが実証されているわけでもなく、反証する実験を行った者もいないと思います。

また、トンネルを抜けると光りの人々に会うという経験談も有ります。物質的な光で構成されているわけではなく、あらゆるものに浸透し、人を愛で満たすような、美しい強い輝きを放っています。
体験者は、「光といっても愛といってもいいのです。結局、同じことなのだろうと思います。」と語っています。
きわめて強い光であるにもかかわらず、眼を傷めることはありません。それどころか、暖かで力強く、生気にあふれているようです。

こうした体験をするとその後の人生も全く違ったものになるようです。人生をこの世限りだとする人生観、実存哲学的な人生観からでは、人間は不安と苦しみから抜けることはできません。

臨死体験という実際に霊的世界を体験した人たちは、だいたい共通する認識をもちます。
死に対しての不安がなくなり人生を充実して生きるようになります。また、愛の大切さに気がつく人が多いようです。ほとんど全員が愛は人生で最も大切なものだと言うようになります。幸福と願望達成は愛の証明であり、愛に比べるとすべてのものは色あせて見えてくるという人が大半です。

クリスマスキャロルという小説で、スクルージという意地悪なお爺さんがクリスマスイブに、過去の幽霊、現在の幽霊、未来の幽霊に出会い、過去や未来において自分の行いがどれだけ人々を傷つけていたかを知るに至り、心を入れかえることによって、すべてが輝いて見えるようになったという話であったと記憶していますが、同じ環境であっても心を入れかえることですべてが美しくみえてくるという点で、臨死体験と共通していると思います。

また、あらゆるものと、つながっているという感覚があるそうです。
宇宙にあるすべてのものとつながっているという感じを抱いて戻ってくるそうです。臨死体験は知識に対しても、それまでになかった敬意を抱くようになります。光りの存在に、勉強(学び)は死によって中断されることはないと言われた人もいます。知識はあの世に携えていくことのできるものであり、来世全体が知識を追求するための世界になっていると述べています。

「エルの物語」で語ったように、使命がある人は霊的世界を垣間見ることができ、それを実体験として報告する義務がある人もいますが、大半の人は臨死体験を経験することができないので、信仰心をもち、霊的世界を知識として学び、愛を深めていく生き方が大切であり、それを伝える活動も大事なことなのだと考えます。


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posted by ガンちゃん at 02:38 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

宇宙人ユミット ウンモ星人からのメッセージ

宇宙人ユミット ウンモ星人からのメッセージ

ユミットとはウンモ星人のことであり、手と足をあわせると8本あると言われています。
その姿をストレートにあらわすと、地球人がパニックを起こすので、通常は地球人になりすまして、地球の文化等を探究し、調査しているようです。

また、地球人があまりにも精神と不釣合いに、テクノロジーが進んでいるので、警告を含めた手紙を地球人に送り続けているようです。

地球人の文化を探るべく、色々な品物やサンプルをちょっと盗んでは調べていたようです。
「宇宙人ユミットからの手紙」ジャン ピエール・プチ参照

一軒家の農家?に侵入して、ボールペン、湿度計、切手、手紙の束、トラクター代金の領収書、トイレットペーパー、子供用の百科事典、また、人間を眠らせて、汗や髪の毛を採取し研究していたようです。

品物やサンプルをたくさん手にしたものの、それを分析して調べても科学的組成なら正確に突き止めることができたようですが、その品物を何の目的で、どのように使用するかになると、皆目、見当がつかなかったそうです。

例えば、石鹸をどのような目的で使用するかなど、結局分かりませんでした。
古い目覚まし時計の機能に関して、しばらくは疑問であり、最初はこの機械に送信機がついていて、われわれの居場所がばれてしまうのではないかと、心配していたそうです。

タバコのほうは、以前撮影しておいた人間の写真があったので、正体がすぐにわかりました。
これはつまり、地球人が呼吸を楽にするために、何らかの気体を発生させる装置なのだ。ところが内部をいくら調べてみても、予想していたような複雑なメカニズムがでてこない。これにはさすがに、がっかりしたようで、ますます謎が深まってきたそうです。

分子構造や科学的組成に関しては、調べることができても、その品物を使って、どのように使用するのかが、なかなか分かりませんでした。

送られてきた手紙にはかならず「王」という漢字を横にしたようなマークというか、印が付いているようです。
もしかしたら、この「王」とう字を横にした印は、ウンモ星人の体の形状を表現しているのかもしれません。


宇宙人のユミットからの手紙は、だんだんと世間に浸透していったのでユミットは、人々の関心を喜んでいたようです。

天文学に関する報告書をカリフォルニアのパロマ天文台所員に送り、不規則な星雲の形状が、いかに形成されるかを説明しようとしました。
「そのような形状は、双子の宇宙が作用を及ぼす為」と書き送ったのですが、現時点での地球人の知識レベルでは、内容の重要性が理解できなかったようです。
手紙を受け取った側では、こっそりと読んでそのままゴミ箱にポイと捨ててしまいました。
そういうこともあって、ユミットは地球人の科学的好奇心のなさに愕然としてショックをうけたようです。

双子の宇宙とは、現在、観測されている宇宙と、対の関係にある観測にかからない反宇宙のことだと考えます。


宗教的には、キリスト教に近い宗教であると教わっています。キリスト教の教えの中核は、愛の思想ですから、ウンモ星の価値観は、科学と愛の教えが主流であるということになります。

ベガ星の価値観が、温和や変化であるのに対して、ユミット(ウンモ星人)の宗教的価値観が、愛ということであれば、人に対しての温和な気持ちと愛の思想が共通する価値観として地球的に融合すると思えます。


更には、地球人の軍備関係の進歩に関しての警鐘をならした内容の手紙もあるようです。
精神性がついていかない科学的進歩は最終的に人類の滅亡につながっていきます。
このような進歩は、プラズマ兵器に行き着くものであり、このような兵器は一瞬にして地球を焦土に化してしまうと警鐘をならしています。

※プラズマとは、原子が電離したガス状態をプラズマという。超高温で原子核から電子がはぎとられ裸の状態でとびまわっている。

また、治療に関して手紙が届いていています。
例えば「ガン」の治療に関しても、その治療方法を教えようとしないで、いつもこのように答えるようです。
「その気になれば、治療することは簡単です。けれどもあなたがたが自分で治療できるようになれば、病気をひきおこすことだって、できるようになりますからね」

これも科学技術の進歩に精神性がついていかない地球人に悪用されない為の配慮であると思えます。

宇宙に関しても、二重構造になっていて、一つは我々が五感を通して感知している4次元時空の宇宙、我々が認識可能な正の宇宙です。
そして、対をなす反宇宙あるいは裏宇宙と呼ばれる存在です。

ユミットは、宇宙は4次元時空ではなく、10次元であると言っています。物質宇宙と霊的宇宙の二重構造になっていて、相互に影響し合っていると述べているようです。

超物理的構造(霊的世界)でてきている高次元世界によって、物質世界の物理的構造を主導的に操作している可能性があると述べています。
つまり、宇宙の背後には、プラトンがいうように、理念があり、物質世界はその影響をかなり受けているということです。

これは、地球上の磁場領域が地獄的か天国的か、どちらか大きいほうの影響を受けやすいことを意味していると思います。

人間の考え(思考内容あるいは想念)が地球に影響を与えるということは、地球も太陽系に影響をあたえる可能性があり、太陽系は、銀河系にも影響をあたえるものと考えます(宇宙樹)。

思考内容が霊的な磁場を作るのであれば、やはり思い、考えを変えていかなければ、この危機的状況を回避することができないと思います。

宇宙人ユミットが心配していることとは、地球人の精神性が科学技術とつりあっていないという問題だと思います。
地球人は、目に見えない尊い価値があるということに気がつかなくてなりません。
そして、科学技術に見合うだけの精神性を高めていかなくてはなりません。

そうしてこそ初めて、スペースブラザーズの仲間入りをすることができると思えます。


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posted by ガンちゃん at 02:57 | Comment(0) | 物理・科学・宇宙論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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