2017年07月23日

『悪魔からの防衛術』を読んで この世を縁として生まれる天使と悪魔

『悪魔からの防衛術』を読んで この世を縁として生まれる天使と悪魔

霊界は、波長同通の法則が働いていますから、自分と同じような心の傾向性、あるいは、考え方が近い人たちが集まる世界です。
考え方が近い人たちが集まりますから、それほど違和感なく仲良くやっていける世界でもあります。
しかし、同じような考え方を持った人たちだけの集まりですと、進歩という観点から、停滞していくことが容易に想像できます。

自分と違う価値観を持った人と接触する機会がないのですから、現状維持か停滞を招くことになるでしょう。

天使であっても、地上が進化し複雑化してきますと、過去の経験からでは現代の人々を救うことができなくなると言われています。
ですから、天使であっても地上に生まれ変わってきては、経験を通して新しい情報を得て現代の人々を救う力を得ているようです。

地上は魂修行の場であり、天使たちをつくる場でもあると思えます。

プラトンやソクラテス、シュタイナー、スウェーデンボルグなど自分の経験した霊的現象を知性、理性で整理し、体系化しています。
そこには単に自分の霊的経験という枠をこえて、人類の叡智、普遍性にまで高め、教えとして書物という形で残していただいています。

自分の霊的経験を踏まえ、人類にとって共通する普遍的な部分を、文書として理論的にまとめあげています。
霊界の普遍性、理念・抽象的概念を自分の認識内容として受け取り、個性を通して表現しています。

ヘーゲルは直接的な霊的体験はなかったかもしれませんが、プラトンとは違った真理の表現方法を用いています。
抽象的概念、抽象的理念を整理し、論理的体系的にまとめあげています。
真理は、深ければ深いほど内容自体が抽象性を帯びて、高度な認識力を持っていないと、理解することはかなり難しいのではないかと思います。


その一方として、地上は『悪魔を生む場』にもなっています。
念が強く、心の思いが神仏とは反対の方向に向いていながら、別に意味のおいて多くの人達に影響を与えてしまったら、悪魔の誕生です。

現代は思想的にみてもかなり悪い状況であると言われています。
その原因の一つがニーチェの「神は死んだ」という言葉でしょう。
実際にニーチェの本は読んだことがないのですが、書店にはかなり積まれています。
キリスト教がお嫌いなようでして、自分自身すら救えなかったイエスが神であるわけがないというロジックでしょうか。

ニーチェ自身は神が死んだと言いながら御自身は発狂して死んでいますから、どちらが悪魔と親和性があるかわかるはずです。

現在は、唯物論が蔓延していますから、これが悪魔の隠れ蓑になり悪魔の力を強めている原因の一つであると思えます。

要するに地上は玉石混交であり、多様な価値観があることで魂が進化する可能性もありますが、間違った価値観もありますから、それに引っかかりますと悪魔の発生原因にもなるわけです。

悪魔にやられますと必ず神仏を否定する方向に向きますから、一つのチェックポイントとして注意しておく必要があると思えます。


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posted by ガンちゃん at 01:47 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

愛と時間

愛と時間

愛と時間は同一であると私は考えています。

救世の法には、以下のように書かれています。
「慈悲は、あなたを、この世の敵、地球上の敵から護ります。
さらには、宇宙の敵からも護ります。
悪霊、悪魔、そして他惑星から来た邪悪なる宇宙人からも護るのです。
慈悲のみが、彼らを撃退できるのです。
彼らは、慈悲の心に打ち勝つことはできません。
慈悲とは、この地球の力なのです。」

愛、慈悲とは宇宙を含めた邪悪な存在から私たちを守る力があると書かれています。

宇宙全体からみた地球の存在意義は「愛」にあるのかもしれません
地球は、他の惑星から飛来した価値観の違う宇宙人たちが、主のもとに永い年月をかけて、地球的価値観を確立していく歴史であったと思います。

愛が根本にあるからこそ、価値観の違う宇宙人たちが地球人として、まとまることができたのでしょう。

これほどの力がある愛とは、私たちが愛とよんでいる本質とはいかなるものなのでしょうか

私は、宗教的に愛とよばれているものが、時間と深い関係があると考えています。

「時こそ霊的なできごとを現す、またそれを可能とするエネルギーの一形態である」と述べた人がいます。
時間とはエネルギーと関係があるということでしょう。

ところで、私たちが存在する3次元空間と4次元以降の空間とはどのような相関関係があるのでしょうか。

次元について簡単にまとめてみます。
次元とは広がりのことです。
0次元  点
1次元  線
2次元  平面
3次元  立体
4次元  ???
下の次元を考察することで上の次元を予測することが可能になります。
点が移動すると線になります。
線が移動すると面になります。
面が移動すると立体になります。
立体が移動すると超立体になります。

立体が移動するには時間を必要とします。
時間の流れこそが、3次元空間の存在をあらしめているといえます。
もし、時間が止まれば、3次元空間は消滅するはずです。

その根拠は・・・
例えば、線があります。
厳密にいえば、線には2番目の次元(広がり)があります。
線が存在するには、わずかに横方向に広がりを持たなければ、線が線として存在することができません。
わずかに横の広がりがなければ、線を引くことができません。
横の広がりがあるからこそ線が線として私たちは見ることができるのです。
2次元という一つ上の次元がなければ1次元という線は存在することができないのです。

その延長で考えてみますと、3次元が存在するには、4次元という一つ上の次元がなければなりません。
その一つ上の次元とは、私たちが時間とよんでいるものであり時間とはエネルギーの流れでもあります。

私達は現象の変化を通して時間の経過を知ることができます。現象が変化するということは、そこにエネルギーの作用がなければなりません。
エネルギーが作用したということは、その分だけエネルギーが使われたということであり、消費したということになります。
時間とは自然界におけるエネルギーの消費につながっています。

時は現象の変化であり、現象はエネルギーの消費を意味するものであるならば、自然界の現象の変化が激しいければエネルギーの消費も大きく、時の進み方も速いはずです。
時の経過が速いということは短い時間に大量のエネルギーを消費したということにつながります。

例えばバケツに10リットルの水(エネルギー)が入っていると考えます。1秒間に全部流せば、10リットル分のエネルギーが発生(現象の変化が激しい)し、時間は1秒間です。
しかし、1秒間に1リットルずつ流せば、1秒間に1リットル分のエネルギーが発生(現象の変化がゆるやか)し、時間は10秒間に伸びます。

エネルギーとは、高次元から流れているエネルギーをさしています。9次元→8次元→7次元→6次元というかたちで高次元から下次元に向かって流れている愛の大河であります。

エネルギーと物質は等価であると言われています。

エネルギーの消費が時間の正体であり、その時間を宗教的には愛・慈悲とよんでいます。
慈悲とは、すべての存在を許す力です。


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posted by ガンちゃん at 00:50 | Comment(0) | 宗教・思想について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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