2017年07月30日

【再掲】正しくインスピレーションを受けるには

正しくインスピレーションを受けるには

正しいインスピレーションを受けるための、地上に生まれた人間側の在り方や、修行態度を考えてみたいと思います。
『創造の法』から、インスピレーションを受ける初めの条件として言われているのは、「勤勉な努力家」であることを条件にあげています。

霊的なインスピレーションを受ける前提条件の一つとして、普通の人間としての自助努力が大切であるといわれています。この部分をクリヤーしていないと、正しいインスピレーションとは逆の霊的存在たちの影響を受けてしまうということです。
霊界には、その人を破滅させようと考えている悪霊がいるので、まずは常識人として、仕事や勉強において誠実に勤勉な生活態度を持つことが大事であると述べられています。

日常生活や仕事の中で、心が乱れることが多々あると思いますが、そのことに関して怒ったり、怒らなかったりすることが、自分以外の何かに依存しているとするならば、私は自分自身の主人であるとは言えないかもしれません。

慎重な態度がどんな場合でも必要であると思います。性急に進歩を求めて(信者)としての自覚を忘れ、高貴、善良、もしくは物質的な現象感覚の一片でも、神秘修行を行ずる過程で失うようなことがあってはならないと考えます。
反対に自分の道徳的な力、内的誠実さ、観察能力など修行を通して高めていく方向で努力することが大事かなと思います。

基本的な悟りの修行過程においては、隣人や動物に対しての同情心、自然美に対する感受性をたえず高かめていくように努力しなければならないと言われています。この意識的な努力を怠ると、同情心も感受性も修行の過程で失われてしまうようです。心情はかたくなになり、現実感覚が鈍くなるおそれがあります。

次にあげているのは、「専門外の分野にも踏み込むこと」とあります。本当の意味においてインスピレーションを受ける人というのは、人知れず努力している人であると考えます。
そして、その努力の方向が自分の専門領域以外にも、踏み込んでいなければならないと言えると思います。幸福の科学の教えを何回も深く読み返し、理解しながら自分の魂の傾向性が変わるまで読み込まなければいけないと思います。
と同時に、それ以外にも過去の偉人たちの哲学、思想、物理・化学、文学、歴史、政治経済、芸術など、自分のできる範囲で、幅広く読むように努力していければいいと思っています。
なぜかといいますと、一つの領域しか知らないと、下からの惑わしをチェックできないのではないかと思えるからです。
いろんな分野を知ることで、インスピレーションの内容をいろんな角度からチェックをすることができるのではないかと思います。

つぎは、「情報遮断」・「情報収集」この両方の重要性が書かれています。情報を取らなければ、新しいものを生み出せないので情報は必要でありますが、情報の洪水の中でどう生きるかが大事であり、現代では情報収集と情報遮断を両方使い分けた人が、正しいインスピレーションを受けるための条件を満たしていると考えられます。
19世紀の思想家、カーライルという人の言葉を引用しています。「ハチは暗闇の中で蜜をつくる。脳は沈黙の中で思想をつくりだす」といわれ、沈黙の大切さを説いています。一定の間、誰にも邪魔をされない「孤独な時間」を取ることで考えを煮詰め“蜜”をつくるということです。

シュタイナーの「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」という書物には、第一に真剣に超感覚的認識を求める人なら、自分が高次の秘密を導いてくれる導師を見出すまで、どんな努力も、どんな障害も恐れてはいけないということ。第二に認識への正しい、まじめな努力が存在するときは、どんな状況の下にあっても、伝授する側がその人を必ず見つけ出してくれるということである。」と書かれていますが、ここで言う導師とは総裁先生であり、仏は1人1人の努力精進を間違うことなく見続けていてくださるということだと思います。

どんな人間の中にも、感覚器官をこえた、より高次な認識、高次な世界にまで認識を拡げることのできる能力(可能性)が潜在化しています。過去の歴史でも、神秘家やグノーシス派、ギリシャの哲学者など、古来より手で触ったりできる物質世界の事物と同じように、霊的世界、魂の世界も現実に存在すると語っています。また、どの本にも同じような内容が記載されていますが、仏や神に対しての畏敬の感情、尊敬の思い、信仰心の大切さが言われています。
現在の我々の時代は、この点、目に見えない尊い存在を信じること、崇拝することに関して最も注意を払う必要があるのではないでしょうか。
現時点での文明生活は、目に見えない尊い存在に対して、尊敬したり、献身的になる、崇拝したりするよりも批判したり、酷評したり、裁いたりする傾きがあります。どんな裁きも、批判も、魂の中の高次な認識力を失わせてしまうと人智学のシュタイナーは述べています。(正当な批判は別です)

魂の栄養としての尊敬、畏敬の思い、敬意などの感情を健全で力強いものにしていくことで、認識活動に活力を提供すると言われています。しかし、認める価値のあるものを過小評価したり、軽薄したり、反感を感じたりすることは、正しい認識活動を麻痺させ、不活発にするとも言われています。
現在の間違った教育や左翼的マスコミなど、日本全体に及ぼす悪影響は計り知れないものがあると思います。

「孤独の時間」をとることの重要性を書きましたが、沈黙、静寂の時間の中で本質的なものと、過ぎ去るものを区別し、思考内容を整理し3つの条件を意識しながら生活していくことが、次の道を開いていくことになると思います。



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posted by ガンちゃん at 22:28 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月29日

誰が正しいかではなく何が正しいのか 自分の意見が言えない人とは何も考えてない人のこと

誰が正しいかではなく何が正しいのか 自分の意見が言えない人とは何も考えてない人のこと


基本的に自分の考えをまとめて意見として公表できない人は、正しさの価値判断ができず、責任を取りたくない人だと自分は考えています。
ですから、コメント欄に批判がきても反論すらできません。

ドラッカーは、生前、「何が正しいか」が常に問題であり「誰が正しいか」が問題ではないのだと述べていました。

自分以外の人が考えて公表した発言や意見、文章を自分勝手にコピペして、自分の意見であるかのように(本人はそのようなことは考えていないかもしれませんが・・・)発表することは正しいことでしょうか。

信者同士の間なのだから、そこまで非難する必要はないと考える人もいるかもしれませんし、幸福の科学の宣伝になっているから正しいのではないかと考える方もいるかもしれませんが、それは内部にしか通じない論理です。


例えば、中国は国際法が通じない国です。
自分の国のなかでしか通じない論理が、全世界に通じるものだと思っていて、世界についての情報や国際社会の判断がまったくわからない国です。

著作権等の知的財産権の保護があります。
中国は偽ブランドを売りまくって儲けています。
それは、国際法でも間違った犯罪行為であると思いますが、中国は上から押さえつければすべてまかり通ると考えているようです。

偽ブランドを売りさばく行為は正しいのでしょうか、間違っているのでしょうか。


他人の意見を引用として自分の考えを述べるのであればまったく問題はないと思います。

しかし、自分のブログにまるごとコピペして発表することは正しい行為なのでしょうか、それとも間違ったことなのでしょうか。

幸福の科学内部では信者同士ということもあって、考え方が緩くなっているところもあるようですが、世間一般では常識的にコピペしまくる行為は法律違反でしょう。

私には、自分の思ったこと感じたこと、考えたことを発表しないで、他人の書いた文章をコピペしまくることに何の意義があるのか全く分かりません。

霊言にしても、今までご自身が読んだこともない方の本が出版されると、誰よりも早くコピペして宣伝?しているようですが、私としては、よくも一度も読んだことのない人の霊言をやすやすと自分のブログに張り付けるなーしかも内容に関しての自分の意見はありませんし・・・

しかも何年も続けてコピペしまくる行為に対して、一部信者からそれとなく注意されながら、自分に都合が悪いことは無視しています。

私自身は上記のように考えていますから、意見として公表しますが、私の意見がもしかしたら間違っているかもしれません。

その時は、私自身も批判されるでしょう。

基本的に私は信者同士であろうとなかろうと、間違っていると思えることに関しては、一定の批判をすべきであると考えています。

毎年、コピペしまくる行為は度が過ぎていると思います。


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posted by ガンちゃん at 11:26 | Comment(3) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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