宗教性の高い映画であると感じます。
『神』という言葉が何回使われたのでしょうか。
仏典を読むと、同じ言葉が何回も使われていますが、共通するものがあると思えました。
何点かに分けて考えてみます。
地上の人間の悪想念と地獄の関係に関して思ったこと。
ある一定量の悪想念が発生すると地球の重力場にも影響を与えるのでないかと考えられます。
悪想念が増幅し地獄領域と共振すると重力場の一か所にゆらぎ(平均値からのずれ)が生じ、亜空間断層を発現させ、地獄と地上の境界があいまいになるのかもしれません。
3次元物質世界と4次元霊界は次元が違うといっても、次元を創っているエネルギーは同質ですし、振動数の違いが次元の壁に相当すると考えられますから、3次元の一か所にゆらぎが生じて霊界に同通する亜空間が出現しても不思議ではないかもしれません。
パンドラの箱が開いたらいろんな災いが地上の人間に及んできます。
地獄の鬼(西洋ではサタンあるいは悪魔)が地上の人間に悪影響を及ぼすようになります。
そしてさらに地上が混乱し、悪想念が増大→地獄領域の拡大という悪循環になります。
この悪循環を断ち切るためにはどうするか…
映画では、憎しみを捨てなさい、愛を与えなさい、愛とは相手の見返りを求めない与えきりの愛です。
といわれていました。
これが答えでしょう。
愛の大切さとは、地球に限ったことではなく、宇宙にも共通していえる普遍的なものです。
また、映画では許しの大切さも訴えていたと思えます。
心が優しい人ほど、自分が犯してしまった罪というものが許せないものです。
本心ではないにしても、相手を傷つけた事実を変えることができません。
その変えることのできない事実によって自分を許すことができないのでしょう。
しかし、映画では自分の過去ですら変えることができると言われていたと思います。
未来を素晴らしいものにすることによって、変えることができない過去ですら素晴らしいものに変化する。
ですから、神が私達を許して下さるように、私たちは相手を許すと同時に自分自身をも勇気をもって許すべきだと思えます。
また、神はいつも私たちの頑張りを見守っていると言われています。
一人で戦えば人生の苦難に負けてしまうかもしれません。
しかし、私たちが困難苦難に立ち向かっているときに、応援して下さる目に見えない神の存在を信じることで、頑張り続けることができます。
他の方々も素晴らしい記事を書いて下さり、大変参考になり勉強になりました。
ありがとうございます。
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