人間は生まれる前に両親を自分自身が選んでくるといわれています。
人智学のシュタイナーも、人間は両親を選んで生まれてくるという見方をしています。
つまり、子どもの魂は地上に生まれてくる前に、自分の素質を生かすのに相応しい身体を提供してくれる男女を選んで生まれ変わってくるということです。
しかし、シュタイナーは親が提供しれくれる身体は、完全に魂と一致するわけではないので、徐々に自分の魂の傾向性に合った身体に作りかえていくと述べています。
生まれてから約7年間は生命エネルギーが身体形成に使われるので、この時期にこの霊的パワーを知育に用いると、あるいは、知育教育の比重がたかくなると虚弱体質になってしまうとのことです。
幼い時の記憶がないのは、思考に使われるエネルギーが、身体形成に使われるためであると考察しています。
今日の科学が主張しているような意味での遺伝は、生まれてから7歳ぐらいまでに当てはまると言えます。
そして、7年を過ぎたころから、自分の魂の傾向性にあった身体に作り上げていきます。
ですから、生まれてくる子供の魂の傾向性(周波数)と両親の傾向性(周波数)がある程度、同じでなければ、魂が身体に宿ることは難しいのかもしれません。
子供の身体は生まれてから数年間は、親の遺伝の影響が大きいのですが、それ以降は、本来の魂の傾向性にあった身体を作り上げていくということです。
更に、人間のなかでは、動物が有する特性が少しずつ総合的に調和されて流れているといいます。
人間は動物が持っているすべての特性を少しずつ持っているとはどのような意味なのでしょうか
虎には残忍さがあります。
人間は虎ほど残忍であるとはいえませんが、いくらかの残忍さがないとはいえません。
人間はライオンほどの威厳はないかもしれません。
しかし、いくらかの威厳はあるといえます。
人間はあらゆる動物の特性を総合的に含んでいます。
動物界は拡散された人間であり、人間は収斂された動物界であると言えるかもしれません。
しかし、その人間の身体に宿る精神、魂は、その総合的動物の特性を乗り越えて高次なもの、あるいは神仏をもとめるように創造されていると思います。
人間の尊さは、総合的動物の特性をもつ身体の支配を振り切って、精神的なものに目覚め、神性あるいは仏性を輝かせることができるという点にあると考えます。
ところで、宇宙人の種類には、地球に生息する動物型や爬虫類型等が多いことに気づきます。
この事実をもってダーウィンの進化論など、子供だましであることがわかるのですが、なぜ、地球に生息する動物等に似ているのか不思議に思っていたのですが、単純に考えて結論付けると、地球に存在する動物は、はるか太古に宇宙から飛来した宇宙人が地球において退化し、現在に姿になったと考えることができます。
そのような宇宙人の特性を総合的に内包し、調和している姿が、地球的人間の姿かもしれません。
もちろん、主が人類を創造されたのですが、総合的に調和され進化した姿が人間であるという可能性もあると考えます。
先ほど、魂が肉体に宿るには、ある程度傾向性が一致していなくては難しいのではないかという仮説を立てましたが、現在、宇宙人が人間の身体に宿る(この場合、地球神の許可が必要)、あるいは、ウォーク・インできるということは、地球人の身体の特徴が宇宙人の魂の周波数と許容範囲内で一致しているからではないかと思われます。
にほんブログ村 にほんブログ村 幸福の科学