霊的世界の法則の一つに、はずしてはならない「波長同通の法則」があります。
我々は物質世界に存在していますが、心もこの三次元物質世界に閉じ込められた状態であると言えるかもしれません。
しかし、心は魂の中核部分であり、この世を超えた霊的世界と常につながっています。
その心から出ている波長、調べによって、霊界のいろんな存在と交流し、互いに影響を与えあっていると言えます。
また、空間的な広がりや距離に関係なく波長が合えば即座に相手と通じてしまいます。
この霊的世界の法則「波長同通の法則」を物理化学まで応用したのが未確認飛行物体の飛行原理ではないかと思われます。
ワームホールを移動して別空間に移動するという原理もあると思いますが、飛行原理そのものに何か時空間を飛び越え、移動する原理があるのではないかと思います。
例えば、搬送波という考え方が一つにあります。
搬送波とは、信号を送る場合に持続振動の電波を利用し、信号波によって変調を行うことが多いのですが、その際の持続振動は、信号を運ぶという意味で搬送波と言います。(物理小事典)
宇宙は、一定の重力でその存在を維持していると思いますが、重力波は波動であり、波動である以上周波数があるはずです。
この周波数(持続振動)に乗っかれば自動で目的地に着くのではないか。
親ガメの上に子亀が乗って目的地まで移動すれば、子亀は自分の力で距離を移動しなくても目的地に着くことができます。
あるいは、川の流れ(宇宙に張りめぐらされた重力波の振動数)に乗っかれば、エンジンがなくとも、目的地まで、運んでもらえます。
共振するとエネルギーの移動が起きます。
飛行船を波動エネルギーに変換して目的地で物質に戻す。しかし物質を波動に変換して重力波に乗せて移動し、また、目的地で元の状態に戻すとなると、現在の地球の科学力ではまだ先の話であると思うので、仮説を考えてみたいと思います。
まず、どのようにして物質を波動的なエネルギーの変換するのかですが、素粒子の世界の単位はエレクトロンボルト(電子ボルト)evであらわされます。
エレクトロンボルトとはイオン(正または負の電気を持った原子、あるいは原子団)、素粒子などのエネルギーをあらわす単位。
電気素量eを持つ粒子が真空中で1Vの電位差で加速されたときに得るエネルギー(物理小事典)。
つまり1Vの電位差2点間を運動するときに得られるエネルギーのことであると思います。
つまり1Vで1エレクトロンボルトということになります。
これをhプランク定数(1Hzの電圧)で割ると周波数が出てきます。波動性科学 参照
つまり素粒子の質量とは素粒子の周波数であり、もともと素粒子からできている物質とは波動なのです。
次に物質をどのようにして波動の状態にするのかであるが、それは物質がどのように変化するのかを知る必要があると考えました。たとえば水素(気体)と酸素(気体)が化合するとまったく違う物質(水)ができるがなぜなのか?また分解すると元の気体に戻るのはなぜか?
これを知るには唸りという考え方が必要でした。
唸りとは・・・
振動数の少し異なった強さがあまり変わらない2つの音が存在すると、音の強度が強くなったり弱くなったりする現象。音は波であるから、重ね合わせの原理により、振動数∫1と∫2の音を重ね合わせると、その振動数が1/|∫1−∫2|の周期で変化
するため1秒間に|∫1−∫2|の強弱が聞こえる。唸りは音だけでなく、すべての振動・波動のあてはまる概念である。
波長の少し異なる波動が干渉すると唸り波を作る。2つの波の周期を∫1 ∫2とすると、唸り波の周波数は∫1−∫2ということになります。
図で見ると細い線で描かれたのが、2つの基本となる波で太い線がその合成波で一番外側の点線が唸り波です。
音波の場合、基本となる2本の細い線と合成波は外には聞こえず、外側にできた唸り波だけが聞こえます。
大事なのは外側の唸り波の内部には、2つの基本の波と合成波が現存しているということであります。
飛行物体の外側を4次元波動≒重力波で包み込むことで、波動的なエネルギーに変換され、物質的には消えた状態になると考えます。
しかし内部の振動数は変化していないので、その状態が維持されているはずです。
第三者から観察したら、物質が4次元波動(振動数)に変化したので存在が消えたように見えますが、内部の振動数は変化していないので、内部にある物質状態や人間は、3次元にいるのと同じ状態であると考えられます。
後は外側を覆っている唸り波である4次元波動の振動数(あるいはチャンネル)を重力波の振動数に合わせればよい。
位置を霊的に確定(チャンネルを合わせて)しさえすれば、後は瞬間的に移動できると考えられます。
目的地で外側の唸り波(4次元波動)を解除すれば潜在化していた内部の波動が顕在化してきます。
つまり三次元的な物質の固有振動自体は変化していない状態で潜在化していただけなので、それが顕在化されるだけのことです。
余談ですが、ビックバンによって宇宙ができたと現在では定説になっていますが、私は宇宙が爆発しただけで、これほど秩序ある宇宙空間ができるわけがないと考えています。
ビックバンの根拠の1つは赤方偏移であるといわれています。
観測によって遠くにある星雲ほど、赤方偏移していることが観測されています。
この原因はドップラー効果であるといわれています。
ドップラー効果とは遠くに離れるほど、波の波長が長くなります。光の場合は波長が長くなるほど赤いほうにずれていきます。
2つ目は、絶対三度の背景輻射です。
これは、ビックバン説では、時間の初めに宇宙のすべての物質は、超高密度の核が爆発したと考えられています。
この爆発したときの熱(電磁輻射)が、現在減衰している空のどの方向からも同じように地球に来ており、その温度は絶対温度で三度Kに近く、ビックバン理論から割り出されたものとぴったりと一致しているといわれています。
しかし・・・
赤方偏移は、ドップラー効果のみが原因でなく、光は密度が濃い媒質中では速度が遅くなります。
光の屈折率は密度が高いほど大きく、光速は屈折率に反比例して遅くなります。
すなわち光速は密度が高いところを通過すると速度が遅くなります。
光速が遅くなるということは、周波数が小さくなり波長が長くなるということです。
波長が長くなると赤方偏移として観測されます。
ド・ブロイの式がこれを示しています。
λmは波長 V速度 hは定数であり(hはプランク定数)、mは粒子の質量であるから速度Vが小さくなるほど波長λmが大きく(長く)なる。波長が長くなれば、より赤くなるということです。
つまり宇宙に微塵の密度が濃いところがあれば、それだけ余分に赤方偏移が起こるということです。
ですから、わたしの結論として、宇宙は膨張していないものと考えます。
宇宙はどのような形状をしているかと仮定すると、おそらく渦のように渦動した姿をしているのではないかと推測します。
これはスウェーデンボルグやデカルト、ルドルフ・シュタイナーも宇宙は渦動(渦)していると述べられています。
宇宙論で大事な視点は、3次元物質世界にどのようにしてエネルギーが発生したかということであると思います。
無の状態からどのようにして有が発生したか、この理論を飛ばしては正しい宇宙論とは言えないと私は考えています。
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