2016年04月03日

核の抑止力は核である ハムラビ法典新解釈

核の抑止力は核である ハムラビ法典新解釈

ハムラビ法典には、「目には目を歯には歯を」という言葉が残っています。
わたしは、やられたらやり返すという程度の意味としてとらえていました。

しかし、現在の自分の視点で解釈しなおすとしたならば、このように考えます。
「武器に対しては武器を・・それが相手を牽制し抑止力となり、無駄な戦いをしなくて済む」と・・


かつてソ連が西側に向けて、核弾頭を搭載する中距離ミサイルを配備したとき、これに対抗して西ドイツはいち早くアメリカのパーシング・ミサイルの導入を決断しました。
イギリスも同時に、パーシング・ミサイルを導入配備しています。

この時にイギリス国内では多数の反対運動がおこりました。
理由は、対抗手段をとれば逆に、核攻撃をうける危険性が増えると考えたわけです。

しかし、時の首相サッチャーは、この反対論者を切って捨てます。
「前の戦争で日本はアメリカに対抗する核を持っていたから核攻撃を受けたのか。
そうではない。核を持たなかったから核攻撃をうけたのである。」
このように言いました。時流を読む眼力 渡部昇一氏 参照

その結果、ソ連も核弾頭付き中距離ミサイルを廃棄するのに同意し、核の危機は回避されました。
核を抑止するものは核であるということが立証されたのだと思います。

更に第2次世界大戦で日本は一度も毒ガス攻撃を受けていません。
当時、日本は毒ガス兵器を所有していたからです。
日本に、毒ガス攻撃をすれば、反対に毒ガス攻撃をされる危険があったからです。

中国は、日本とまったく違った考え方を持っているという前提で出発しなければなりません。

シナ(中国)について、清王朝のラストエンペラーで満州国皇帝となった溥儀の家庭教師を務めたレジナルド・ジョンストンが、その著書「紫禁城の黄昏」の中で以下のように述べています。
『シナはヨーロッパの国々や日本の国という意味では国ではない、国と考えてはならない。
シナ大陸には王朝があるだけだ』と言っています。

シナは、絶え間なく王朝が交代し、細切れのような歴史を繰り返してきました。
(現代は、共産党という王朝が支配しています)
そして、この繰り返しの中でシナ大陸に根付いた概念があります。
それは、「従わせる・従う」ということです。
何によって従わせるのか・・それは【力】です。

もうこれは完全にレプタリアンです。レプタリアンの論理です。

正義という理念など到底ありません。勝てばいいという考えなのでしょう。

ですから、中国は歴史的事実など全く関係なく、自分の利益のためなら何のためらいもなく事実を捏造します。

ですから、中国を黙らせるのは武力です。
日本が圧倒的に武力装備することで、中国・韓国・北朝鮮を黙らせることができると思います。
それだけで充分だと思えます。いや、それだけがアジアの平和をもたらす唯一の方法です。

根底にレプタリアン的価値観があればなおさらです。
レプタリアンは、力で負けたら素直になります。
いくら日本が正論を述べても、聞く耳を持たないでしょう。
力で圧倒する以外にありません。




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posted by ガンちゃん at 02:36 | Comment(2) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月02日

他国の宗教には干渉してはならないルール

他国の宗教には干渉してはならないルール

現代は、国際関係が非常に密接につながっているので、一つの国のちょっとした状況が、他国の安全や利益等に直接関係してきます。
世界各国でいろんな問題が噴出して混乱が生じているように思えますが、見方を変えれば、お互いの国が影響し合っているという意味で、世界が一つになろうとする前の混乱である。と、とらえることができるかもしれません。

しかし、時代がどのように変わっていこうとも、他国に対して絶対に干渉してはならないものがあります。

それは宗教であります。

1648年に締結されたウェストファリア条約によって、政治が宗教に対して干渉してはならないと定められました。
以来、世界各国は宗教不干渉の一点だけは守ってきました。
過去の歴史の中で、政治的に他国に干渉する国はあっても、直接的に宗教に対しては干渉することはありません。

宗教は、その国の民族、文化・文明の根源でありますから、これに対し干渉するということは、その民族や国家を否定することにつながります。

ですから、この一点だけはどこの国も厳粛に守ってきたといます。

しかし、

唯一の例外は、戦後のGHQが発した神道指令です。
大東亜戦争での日本軍の戦いは、勇猛果敢でありました。
マッカーサーは、日本軍の強さの背後にあるのは、日本神道であり、これが日本人を狂信に駆り立てている根源だと考え、神道指令をだしました。

マッカーサーは靖国神社を焼き払って、跡地をドッグレース場にする計画を立てていたようです。

しかし、これを阻止する力がキリスト教から働いています。

当時、バチカン代理公使であった時の上智大学のビッター教授が、靖国神社を焼き払ってはいけないとアドバイスし、計画を中止させました。


ところで、神道指令を発し、自分の権威だけで東京裁判を強行したマッカーサーは、日本を占領統治する中で、自己認識を改めていきます。
アメリカでもっとも権威のある上院の軍事外交合同委員会で、日本の戦争はなんであったのかを問われ、マッカーサーは、このように証言しました。
「彼らが戦争に突入した主たる動機は、自衛のためであった。」渡部昇一氏 参照

この言葉は、東京裁判での東条英機の陳述の趣旨とまったく同じです。

マッカーサーは、東条英機の陳述の正しさを認めたうえで、自分の認識としたのです。


現在を振り返ってみますと、靖国参拝における中国の非難は、明らかに宗教に対しての内政干渉であると言えるのではないでしょうか。

中国が靖国参拝に対し、いちいち非難してきますが、それに対して、参拝したりしなかったりと優柔不断にしかみえない行動を日本は取りますが、これは日本が宗教を軽んじているからであると思います。
ですから、中国の批判に対して、腰砕けになるのです。

どこの国の人達が、自分の住んでいる国を守るために戦った戦士たちの霊を祀らないでいるでしょうか。

日本の国を守るために戦って死んだ人達の霊に対して、暴言を吐く人たちを許していてはいけなと思います。

いずれにしても中国は、いろんな策略をめぐらして、自国の支配権を拡張しようとしています。
日本は、中国、北朝鮮などに対して、防衛力を強化する必要が早急にあると思います。





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posted by ガンちゃん at 04:12 | Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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