2016年02月29日

ハンナ・アーレントに学ぶ 人々を抑圧する全体主義

ハンナ・アーレントに学ぶ 人々を抑圧する全体主義

古代のギリシャの民主主義を理想としながらも、現代においては、理想とするギリシャ的民主主義を実現しようとする行為は、深い池に落ちていくことになると指摘しています。
民主主義は多くの人の意見を反映させ物事を決めていく、一人の独裁者による完全支配ではなく、多数決によって重要な問題など話し合いながら解決していくシステムです。

その民主主義も人口が増えすぎることで崩壊していきます。多くの人が神を信じない唯物論的なものの考え方に支配され、物事の善悪にたしての価値判断ができず、理性に基づいた考え方ができず、知識もなく、感覚的な空気によって物事を判断する人達が多くなった時、民主主義は崩壊していく以外にないと考えることができます。

しかも日本は民主主義と言いながら、その実態は社会主義です。ハンナ・アーレントからみたら日本は大きな政府なのでしょう。消費税増税、所得税、社会福祉といわれる名前を変えた税、経済を発展させる方向での政策を考えるより先に、国民から税金を取ることを最優先しています。
大きな政府は、自由が抑圧される全体主義につながっていきますので、国民は幸せを感じることがないでしょう。


政治学の原点では、民主主義の担い手として「考えることができる人」が自由という意味を解釈して、正しい結論に人々を導いていくことが大切であるということを述べられていたと思います。

仏教的に翻訳すれば、「上求菩提・下化衆生」という考えに相当するのでしょう。
上求菩提とは、個人として悟りを求める、あるいは深める考えだと思いますが、アーレント的には「観照的生活」に相当する考え方で、永遠の真理を探究する哲学者としての生活」と定義されています。
宗教的な側面、心の調律に関する観照的生活は人間の精神を深めるために必要な時間で、1日の内の数分でもよいから神仏に心を向ける必要があるといわれています。

下化衆生、一般の人々を正しい方向に導く、あるいは困っている人達に救いの手をさしのべるということですが、アーレント的には「活動的生活」に対応する考えで、頭だけで理論を構築するだけでは世界は変わらないので、実際の活動面を重視した方向です。

物質的な面で不幸な人達や貧しい人たちを救う活動がなされているのか。
私達に不幸や貧しい人たちを救おうとする気持ちがあるのなら、キリスト教徒の欧米人にも受け入れてもらえるはずですと指摘しています。

考えることができる人と書きましたが、考えるとはいろんな角度から多角的に物事を観察しようとすることです。
日本人の見方やものの考え方と中国やアメリカ、ヨーロッパでは違うでしょう。背負っている歴史も宗教の違いもありますので、自分の見方考え方が正しいとは限りません。

そのような多角的に見ることができる人達が、自由の実現のための行動を起こす時、現時点での社会的常識とは合わない部分がでてくるでしょう。
第三者からみれば、権力を手に入れて一種の独裁政治、全体主義、専制政治を打ち立てようとする活動に見えることがあります。

トインビーだったかだれか記憶が定かではありませんが、歴史は「挑戦と応戦」の繰り返しによって発展していきます。
古い文明は新しい文明の興隆によって挑戦をうけます。今まで続いた文明は応戦しますが、挑戦を打ち砕いたときのみ生き残りますが、破れたときは滅びていくことになります。
ヘーゲルが述べていたと思いますが、歴史は一つの文明が滅びることで新しい文明が誕生します。
古い文明が続くということは停滞につながると思いますが、滅びることで新しい文明の誕生がある。
これが歴史上の発展の原理といいますか発展の法則であると思います。

大事な観点は、そこに神の愛があるのか、神の正義があるのかという点で、もし私達に神の愛や正義がある活動であるならば、独裁主義、全体主義ではないということです。



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posted by ガンちゃん at 00:41 | Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月28日

中華帝国崩壊のシナリオと中国国民のルサンチマン

中華帝国崩壊のシナリオと中国国民のルサンチマン

図体の大きい人は、外見だけ見ると怖そうに見えます。しかし、その大きさとは裏腹に、体の内部(内臓など)は意外に弱かったりします。

中国は、その大きさゆえに、内部から崩壊するのではないかと思えて仕方ありません。
彼らは、旧ソ連を研究し、経済だけは西洋的にしないと負けると読んで西洋型の市場経済を導入しました。
実際、経済発展をして成功をおさめたので、中国国民の共産党に対しての民衆の信頼は、つなぎとめられています。

共産主義者たちの考えは、要するに、資本主義国、自由主義国は貧富の差が激しく、強盗や麻薬、あるいは売春がはびこる世界である、それに対して共産主義国は、倫理的理想社会、すべて平等な平和な社会であると考えていました。
更に、当時のソ連経済の表面的な成功が、共産主義を浸透させてしまいました。

当時の資本主義国家はすべて不況でした。アメリカ、ヨーロッパ、日本は長く続く不況に喘いでいました。1929年10月、ニューヨークのウォール・ストリートの株式市場大暴落で、世界中を巻き込んだ大恐慌になります。

これに対してソ連は、共産主義体制のもとにアメリカやイギリスのブロック経済の影響をうけることなく、10年間にわたる二度の計画経済で国民所得が4倍、鉄の生産量が4.4倍、工作機械は20倍と大変な数字の伸びのように見えました。
しかし、この重工業政策の陰で何百万人という農民が餓死していますので、政策は大失敗なのですが、それは隠されていましたから、表面上は共産主義経済の成功のように見えました。

ソ連の表面上の成功によって、マルクスの予言があたったと思う人がでてきました。
マルクスは確かに、資本主義は恐慌を生むといっていますが、日本からみれば資本主義国家が恐慌に喘いでいて、共産主義の表面上の発展が見えるだけですから、共産主義・社会主義のほうが正しいのだという、こうした見方がでてきてしまった訳です。

しかし・・・

内実はどうであったかといいますと、「共産主義のほうがさらにひどかった」ということが、ソ連邦の崩壊でわかってしまいました。
ゴルバチョフがグラスノスチ(情報公開)しただけで、あのソ連が崩壊してしまいました。
国の情報操作で内部事情を隠蔽していたのでしょうが、すべてが明らかになり、崩壊してしまいます。

共産主義の基本的考えは、平等を前面に出す思想ですから、経済格差が何倍にも開いたら、お金持ちから金をとって、貧しい人にばらまいて平等にするというものです。

しかし、現実の中国の実情は、一部の金持ちをのぞいて大部分の人は、苦しい生活を強いられているといえます。
実際に貧富の差が解決されていないということです。
平等でなければならない共産主義体制が、経済が拡張すると同時に矛盾が膨らんできています。
要するに経済格差がさらに広がると思われます。
情報公開しただけでソ連が崩壊したように、中華帝国も現実の情報がウィルスのように広がって国民のルサンチマン(怨念)が共産党一党独裁政治に向けられると考えられます。
ですから、習近平が軍事を拡張しているなかで、中国内部では内乱が起きて中華帝国の分裂が始まるのではないかと思えます。

もちろん、軍部が弾圧をしてくるでしょうが、軍部のなかにも末端の兵士はそれほど裕福であるとは思えませんので、一部不満を抱えた兵士たちが、そうした内乱軍に共鳴する人も出てくるかもしれません。

習近平は、経済が拡大したのなら、内需拡大し国内の景気をよくすることを考えればよいと思うのですが、一説によると習近平は経済音痴で侵略および略奪以外に考えがないようなので、やがて、その経済的無知および、他国を侵略して資源を奪い取るという欲望ゆえに、自爆するように思えます。

更に中国国内にはキリスト教を信じる信仰者が一億人を超えているともいわれています。
中国内部に、「思想・信条の自由」「信教の自由」「言論・出版の自由」などあらゆる“自由”が入ってくると、中華帝国は内部分裂すると考えられます。
中華人民共和国も現実はまだ、共産党一党独裁政治であるといえます。
中国国民の基本的人権は、ほとんどないも同然で、統制の自由しかありません。
ですから、先ほどの思想、信条の自由、信教の自由など西洋型民主主義が中国に入ってくると、ソ連がロシアとその他の共和国に分裂したように、中国の各地で独立運動が起きてくるかもしれません。

結局、中国にとっての恐怖は、情報がオープンになり真実を知られること、中国の内情を知られることが一番怖いのでしょう。

ここで幸福の科学の中国に対しての影響力を考えてみます。
中国は易姓革命の国です。
易姓革命とは、政府あるいは皇帝が人々を苦しめるような間違った政治をしたとき、その政治体制を変えることを天が命じるという意味だそうです。

幸福の科学の大川隆法総裁は、地球における神々の頂点に位置する地球神ですから、大川総裁が中国の民主化を望むのであれば、中華帝国は民主化しなければなりません。
幸福の科学の思想による霊性革命がおきることで、中国共産党が拠って立つところのマルクス・レーニン主義の土台が崩れ、中国が虚無に基づく国家であったことが明らかになることを祈ります。




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posted by ガンちゃん at 10:53 | Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする