2015年01月21日

不浄仏霊から身を守る法力と仏教

不浄仏霊から身を守る法力と仏教

悩み事や心配事がありますと、心に隙ができ、一般的に成仏していない霊に憑依され悩みが倍増することがあるようです。
他力によって悪霊を取り除く方法もありますが、本人の心が根本的に執着の塊であれば、悪霊は時期を見計らってまた戻ってくるかもしれません。
仏教の教えである三法印は、地上における怨念が残っていて、人を苦しめている場合、これを離すにはどのようにすればよいかという執着をとる教えでもあります。

諸行無常は、地上にあるすべてのものは、時々刻々と変化しているものです。変化しているものは無常であり無常なものに執着をすることなかれという教えだと思います。
諸法無我は、地上にあるすべての存在は無自性であり、依存関係にあります。すべては他の関係で成立しているものであり、それ自身の性質として存在しているものはありません。ですから地上的なものに執着してはいけませんという教えであると思います。
涅槃寂静は、地上的な悩みや執着を断ち切って、心の平安、心の安らぎを獲得した悟りの境地かもしれません。
人間の本質は魂であり、地上にいつまでも留まり続けるのではなく、霊天上界こそが私達の本来の住みかであり、心だけが持ちかえることのできる本当の自分自身であるということを、知識として知っていることで不浄仏霊の憑依を防ぐことにつながると思えます。

ですから、常に謙虚であることが大切であると思います。これは口先だけでは意味がありませんが、常に自分は、はるかなる道を歩む者としてまだまだ未熟であり、仏や神から見たら、いたらない自分自身というものを自覚することで謙虚になるように思えます。

自分の間違ったプライドも憑依の原因になる可能性があると思えます。
地上的な地位や名誉、学歴、職業、家柄等、地上的価値観が執着となって、自分の過ちを認めたくない場合もあると思えますが、地上的価値が霊的に弱点になる場合もあるような感じを受けるので、地上を去るときには心以外には持ち帰れないという思いを、心のどこかに持っておくべきだと思えます。

悪霊撃退祈願もありますが、基本的で大切なことは日々の精進と努力であると考えます。修行が進んでくると肉体に霊的な現象が現れてくることがあるかもしれません。
霊的現象は大切なことではありますが、のめり込むとどこまでも行ったきりで帰ってこなくなるかもしれませんので、霊現象という遠心力に対して、地上的な能力という求心力の両方を使い分ける能力が大切かと思えます。

フランスのモンテーニュは「人生の価値は時間の長さではなく、その使い方で決まる。長生きしてもむなしい人がいる」と言っています。
人生は有限であるので、与えられた地上における有限の時間の流れの中で、永遠に存在し続ける魂の真実を知ることが一つの悟りの形であると考えます。
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posted by ガンちゃん at 03:51 | Comment(0) | 宗教・思想について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月18日

信仰心の強さと霊的自己の拡大

信仰心の強さと霊的自己の拡大

マルクス・アウレリウスやソロモン王は、「人は心に思い描いているとおりの人間になる」と言われています。この言葉はいろんな哲学者や心理学者、また偉大なる宗教家が教えている真理です。

霊的自己と念は、どちらも霊的世界に関係するという意味で本質的には同質のものです。
正しい方向に霊的自己を拡大していくには、神仏とつながっている必要があります。
地上にあって神仏とつながるための懸け橋が、信仰心であります。

自己が拡大するということは、現在の自分のレベルを超えて拡大していくことですから、そこには自助努力が関係してきます。
アルバートアインシュタインは「いま直面している問題は、その問題が発生した時と同じレベルの発想では解決できない」と述べられています。
自分の成長にともなった、それ相応の問題が次から次へと出てきますので、常に真理や他の勉強、経験から智慧を磨いて使える状態にしていくことが大切だと思えます。

霊的自己が拡大すると、周囲の物質的磁場の中にあって5次元・6次元という霊的磁場が展開してきますので奇跡が起きてくる状態ができてくるのでしょう。

信仰心と自助努力が結びついて、霊的自己が拡大し、霊的な現象(奇跡)等が起き始めてくるのだと思います。
今の自分を変えていこうとすることは大変なことです。トルストイは、「誰でも世界を変えたいと思うが、自分を変えようと思う人はいない」と言われていますが、自分自身を変えていこうとすることは、それほど難しいことなのでしょう。

困難、苦難や外部環境の変化や対人関係等の相対的な要因によって信仰心がグラつくこともあると思いますが、信仰心は100%を要求するといわれていますので、一生涯信仰心を持ち続けることができたならば、それだけでも人生は成功したといっていいかもしれません。

神仏に対する信仰心は、客観的証明など出来る訳がありませんし、信仰心や神仏を科学的に証明しろという方が、間違っているのです。

神仏に対する信仰心を持ち続けながら、努力し成長しようとすることが霊的自己の拡大であり、周囲を変えていく力であると考えます。



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posted by ガンちゃん at 01:32 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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