2014年07月21日

光速を超えた速度の実在について 相対性理論が破れる時

光速を超えた速度の実在について 相対性理論が破れる時

相対性理論の根拠である、光速を超える速度が宇宙に実在するのかどうか考えてみます。

情報や力の伝わり方に、局所的作用と非局所的作用があります。
局所的作用は、物体Aが物体Bに直接触れるか、Bに触れている他のものに触れるときには局所的に影響している。作用が直接的であるといえます。

非局所的作用は、非局所性の本性は無媒介の遠隔作用です。物体Aから物体Bに中間の何ものにも接触することなく飛躍すると考えられています。
重力や電磁気力は距離の2乗に反比例して力は減少します。強い相互作用(核力)、弱い相互作用(放射性元素の崩壊)も距離とともに衰えます。

非局所的相互作用が仮に存在するとすれば、場や他の何ものによっても媒介されることはないでしょう。途中どれだけ物質をはさみこんでも相互作用を遮蔽することはないでしょう。非局所的作用は距離とともに減少しなせん。非局所的影響は瞬間的です。伝達の速さは光速による制約をうけません。
非局所的作用はAからBまでの距離を減衰なしに時間の遅れなしに、空間を越えて結びつきます。
非局所的相互作用は媒介を要せず弱まることなく、即時的であります。

そこで、物質が局所的作用を前提とした実験が以下のような方法です。
方解石の間の角度1つ1つに対してPC測定は、多数の光子対を測ったとき一致の割合がどれだけ得られるかを確認します。ベルの定理は方解石間の角度を0°〜90°まで変えていく時に、一致の割合がどれだけかということであります。
0°ではPC=1(完全に一致)・90°ではPC=0(完全に不一致)
ここで思考実験、光子グリーンの検出器は地球上にあり、ブルー光線の検出器は540光年離れたベテルギウスに、ふたご状態の相関する光は両者の中間地点にある宇宙船から放出されるとします。グリーンの光線を地球に、ブルーの光線をベテルギウスにと正反対の方向に向けて放射します。
500光年隔てられた2つの方解石結晶から、上向き(U)下向き(D)で構成された2進メッセージが時刻を合わせて現れるとします。
2つの方解石の角度が同じであればPC=1(例えば12時の方向)、つまりグリーンとブルーは完全に一致します。

例@
グリーン UDUDDUDDDUUDDDUU
ブルー  UDUDDUDDDUUDDDUU

方解石が同調しているときは、ベテルギウス上のブルー観測者とグリーン観測者は同一メッセージを受け取っています。方解石の角度を変えるにつれてPCが1から0まで変わっていくので、PC=3/4となるある角度αが存在します。この角度αは4つの光子対につき一致は(平均)3つあり不一致は1つである。

例A
グリーン UDUDDUDDDUUDDDUU
ブルー  UDUUDUDUDUUUDDUD

グリーンのメッセージは記号4つにつき1つの割合でブルーのメッセージと食い違いが生じます。
(赤の太字が1/4割合で不一致)
方解石を12時の方向にそろえます。メッセージが同じであることを観察します。グリーンの方解石をα°回す。1/4の割合で誤りが生じます。ブルーの方解石に関しても同じであります。
局所的仮定
ブルーの方解石の回転はブルーのメッセージしか変えることができない。グリーンの方解石はグリーンのメッセージしか変えることができない。これがベルの局所的仮定であります。

ブルーの方解石をα°回すとブルー系列に対して1/4の誤りを生じさせ、グリーンの方解石をα°回すとグリーン系列に1/4の誤りを生じさせます。グリーンとブルーの誤りが偶然に一致する場合があるので(偶然の一致が生み出す見かけ上の一致)、方解石が2α°だけずれている時、誤りの比率は2つあるいはそれ以下が予想されます。
角度α°における誤りの比率が1/4 であればその2倍である2α°では2/4を超えることがありません。
しかし実験結果は2α°ずれた方解石では不一致が3/4 に上がることを示しました。
ベルの不等式を破っています。

ベルの不等式.BMP

実験の前提は局所的作用です。局所的作用が破られているということは、500光年離れた地球とベテルギウスの距離を瞬間的に情報が伝わって影響したことを意味していると考えられます。

光速を超える粒子をタキオン粒子といいます。
従来の理論では、タキオン粒子が考えられませんでした。その最も大きな理由は、粒子の質量を速度Dであらわす式にあるのではないでしょうか。

アインシュタイン 質量 タキオン.jpg

m0:静止しているときの物体の質量
m:動いているときの物体の質量
v:物体の速度
c:光の速度
ブルーバックス:タイムマシンの話し・超光速粒子タキオン 参照

止まっている時の質量がm0なら、速度Vで走る時、質量は式でみるようにmにかわります。速度Vが光速Cに近づくほど分母のルートの中は小さくなります。したがってmが大きくなり、V→Cでm(質量)が無限大になってしまいます。無限大の質量は考えられませんから、いかなる粒子も光速を超えることができないと考えられています。
速度がV=Cで分母が0になってしまいます。分母がゼロだと具合が悪ので、分子の方もゼロにして、つまりm0=0光子の静止質量はゼロであるといっています。0/0という式を使わざるをえなかったようです。この数式では、物体は速度が光速に近づくほど重くなっていきます。

光速を超えるタキオン粒子が観測された時、式の変更が余儀なくされ、新しい宇宙時代が幕開けとなるのではないかと思います。






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posted by ガンちゃん at 14:56 | Comment(0) | 物理・科学・宇宙論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月20日

エネルギー発生・消滅と存在と非存在

エネルギー発生・消滅と存在と非存在

存在と非存在は対立関係にあり、それでいて不可分の関係です。存在は非存在に非存在は存在に変化していきます。
現象が変化している背後には、何か法則性があると考えられます。現象が変化したということはエネルギーが作用したということでありエネルギーを消費したと考えます。
時間の経過は現象の変化で確認することができますので、現象の変化と時間はエネルギーを介在して関係があると言えます。
現象が単位時間に大きく変化するということはエネルギーの消費量が多いので、時間は短くなりますが運動量は大きいということになると考えられます。
また、エネルギーは物質に変換されるとアインシュタインは説明しています。
エネルギーと質量.jpg

あるいは素粒子の世界では
エネルギーと振動数.jpg

という数式を用います。
上記の式はエネルギーが質量に、質量がエネルギーに等値変換されるという意味で、次の式はプランク定数といわれるものに振動数をかけたものがエネルギーであると説明されています。

これから先は読みとばして、結論だけお読み下されば幸いです。

プランク定数の算出の経過
物理学読本より
化学反応のエネルギーは、たとえば次のようにして大体分かる。石炭1グラムが8000カロリー発熱するとして、1グラムの石炭が炭素原子6×10^22個含むとすると1原子あたりの発熱は

プランク定数算出 1.jpg

である。(h)を定数として光の粒子のエネルギーをh×振動数とする。波長3000Åとするとh×振動数を化学反応のエネルギーに等しいとして

プランク定数算出 2.jpg

h=5×10^-12/10^15〜erg・秒となる。正しい値はh=6.624×10^-27erg・秒である。プランク定数の算出過程。
算出式の検討
8×10^3は8000の書き替えであり、4.2×10^7は1カロリーをエルグ単位で表している。
8×10^3×4.2×10^7(erg)は8000カロリーを(erg)で表している。これを1グラムの中に含まれる炭素原子数6×10^22で割ったものであるから答えの5×10^-12ergは、1つの炭素原子がどれだけの仕事をするエネルギーを持っているかを表現している。
5×10^-12ergを10^15で割ったものが(h)であってそれは5×10^-27ergであるという。分母の10^15は次の計算による。 1Å=10^-8pであるから、3000Åは3×10^-5pである。光速は1秒間にC=3×10^10pでこれを
3×10^-5pで割れば10^15が出ます。これは波長3000Åの光の1秒間の振動数であります。

プランク定数算出 2.jpg

∴h=5×10^-27ergは1回転(振動)当たりの値であります。

一つの炭素原子のエネルギーを波長3000Åの光の1秒間の振動数で割ったということは、1秒間に振動するうちの1振動(1回転)した時のエネルギーという意味になると考えます。


次に万有引力定数について
万有引力定数G=6.670×10-11nm2kg-2=6.670×10-8ダイン㎠g-2
∴1pを隔てた質量1gの2個の球の間の引力は6.670×10-8ダインである。
物理量・万有引力定数6.673×10-8dyn・p2・g-2の1pにおける6.673×10-8ergはh×1.0070×10 19乗/sec
6.673の数値がhの6.6262に近い数値です。

プランク定数と万有引力は相関関係がありそうですが、仮説をたてると以下の説明になります。

物質世界(実数)と高次元(虚数)は関連性があり、高次元に存在する高エネルギーが低い状態に安定しようと流れはじめた時、渦が発生します。この渦の円環、回転はエネルギーの創成を意味し、上記で説明したプランク定数に該当します。一回転した時に発生したエネルギーに回転数(振動数)をかけるとエネルギーが算出されます。
これが哲学で説明している存在に対応した考えです。しかし、エネルギーの消費量がゼロになった時点で物質の状態が維持できなくなり消滅します。哲学的には非存在に変化します。
エネルギーが発生した分、希薄になった原子空間のエネルギーの流れが万有引力として測定されるのだと考えます。プランク定数と万有引力の数値が近いのはそのためだと思われます

存在と非存在はエネルギーを通して不可分の関係にあり、同時にお互いが対立し否定しあう関係になっています。

結論
物理学や化学と哲学あるは宗教のめざしている目的地は真理の探究、及び解明であり、表現方法の違いだけであります。
物理化学の法則性は実用面、地上の生活の利便性に応用され、哲学は神の世界、真理を段階的に論理的な表現方法で説明し、宗教は高次元(霊的世界)を前提に地上で生きる私達の正しい生き方(精進)や他人や社会との関係を愛というものを通して教えようとしています。

物理や哲学は専門性が高いので、一部の人達に開かれた門かも知れませんが、宗教はすべての人を救うという目的のため、万人に開かれた門であると思います。

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posted by ガンちゃん at 02:12 | Comment(0) | 物理・科学・宇宙論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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