2014年05月29日

高度に体系化された現代の四正道

人は自分らしく生きようと、考え努力する存在であると思います。「自分らしく」という考えを、アメリカの心理学者アブラハム・マズローの考えを参考に考えてみます。
マズローは欲求という問題について、低次な欲求が満たされると、更に高度な欲求が現れてくると述べています。
具体的には、食事をするなど生きていくうえで最低限の欲求ですが、これを「生理的欲求」としています。この欲求が満たされると、自分自身の身の安全を求める「安全欲求」が現れ、次に仲間が欲しいことや、誰かに認められたいという「承認や自尊の欲求」に移り、今の自分自身をより向上させたいという「自己実現」の欲求に移行するとしています。
これがマズローの欲求段階説ですが、宗教に関してこの考え方をあてはめて考えるとどうなるでしょうか。人間は最初の段階では、高度な精神性を求め、神仏の存在に対して考えをめぐらすという方向には向かず、日常の生活をいかに楽しく過ごすかを考えます。あるいは肉体に関する欲望を満たそうとする最初の段階があるように思います。
しかし、日常の中で悩み事が発生し、問題を抱えたり、あるいは健康を害したりすると、人は目に見えない偉大なる存在に関心の方向が向きます。
宗教を知るきっかけは、自分自身で解決しがたい問題に直面したり、健康を害したりした時に関心が向く場合が多いのではないかと思います。

最初に肉体に基づく感覚器官から発生する欲望を充足させようとする欲求から、精神性に目覚め、宗教や、哲学や思想、人生論などに関心が向いていく段階が人生の途中であると思います。

フランシスコ・ベーコンは「浅はかな哲学は人の心を無神論に傾け、深遠な哲学は人の心を宗教に導く」と述べています。

客観的証明を求め過ぎ、確認できないものは否定するという態度は、人間を唯物論や無神論に傾けてしまう可能性があると思います。

また、宗教に目覚めてもいろんな段階の宗教があり、自分だけの判断でどの宗教が正しいのか、あるいは、どの宗教が一番すぐれた教えであり精神性を高めることができるのか迷うところがあると思います。
トマス・アキナスは、どの信仰を選択するかを判断するのは、理性であるというようなことを言われていたと思いますが、基本的に理性で判断して、正しいと思えるものと、心の教えに踏み込んだ教義があり、霊的世界からみた善悪の価値判断が説明されていることが、高等宗教の条件であると思います。
霊的世界観を提示できない宗教は、哲学や道徳と変わりがないと思います。

ヘーゲルは小論理学で、体系を欠いた哲学は学問の名に値しないと述べています。
「体系なき哲学は、どちらかといえば主観的な物の見方を表現したにすぎず、内容も勝手気ままなものである。内容は全体の一要素となるとき、はじめて正当な位置をあたえられるので、全体を外れれば、根拠なき前提や主観的確認に堕してしまう。哲学書の多くは、自分の考え方や思いを主観的に表現しただけで終わっている」と厳しい指摘をしています。

つまり、内容が全体的な観点でみると、どのような位置付けがなされているのか、部分が全体のなかでどのような関係かを説明できなければ、それは単なる主観的な思いつきと変わらないと言われています。

これは、高度な哲学や宗教は、体系化されているということです。
幸福の科学の基本教義は、正しき心の探究であり、具体的展開としての幸福の原理です。「愛」「知」「反省」「発展」の四原理からなり、現代的な四正道です。
そして、その中心の教えは、愛と悟りとユートピア建設に収斂されます。
幸福の科学の膨大な教えはすべて、このどこかにあてはまるとされています。つまり当会の教えは高度に体系化された宗教的な教えであり、霊的世界の法則を含めた壮大な思想体系であると思います。



ぜひポチッとクリックしてね!応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へにほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へ
にほんブログ村 にほんブログ村 幸福の科学 ブログパーツ
posted by ガンちゃん at 01:16 | Comment(0) | 哲学的認識論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月25日

人間の治癒力・復元力と心の関係 潜在意識の働き

人間の治癒力・復元力と心の関係 潜在意識の働き

物質は心の支配下にあります。思いの持続、念による力によって3次元法則をねじ曲げてしまうといわれています。
念波は4次元以降の波動的エネルギーなので、4次元以下の次元を支配しているからでしょう。

病気、あるいは怪我に関しても自分の念の力で治せた体験談を紹介します(笑)

腰痛で、起きていても寝ていても痛い状態で、病院でレントゲンを撮ってもらい結果をみてみると、正常な状態の時は、背骨の骨が均等感覚で何個か並んでつながっていますが、その内一つの骨が減っていて大きさが半分ぐらいであったので、どうしてこの一個だけが半分にすり減っているのかと思いながらも、コルセットをまいてしのいでいました。
自分の身体がこの程度で壊れるわけないと無理矢理思いこんでいた数日後、再度レントゲンで調べてみたら、骨の大きさが他の骨と同じ大きさに復元されていました。
半分まですり減った骨が元の状態にもどるのかと、念の集中による物理的な力を実体験した出来事でした。最近も、左足に体重をかけすぎたことが原因だと思えるのですが、翌日から左膝が痛くて、びっこをしながら歩いている状態でした。
医者に行くかどうか悩みましたが、一度、骨が復元した体験があるので、しばらく自分で治療しながら様子を見て、治りそうもないなら医者に行くかーと考え、総裁先生の教えをまず頭の中で整理しました。

次のように自分に言い聞かせました。
「今の私の膝は本来の正常な状態ではない、膝に負担をかけたことは反省し、以後注意しますので、本来の元の状態にもどって、今までどおりに働いて下さい」という念を心から潜在意識に発信します。
念を持続しながら、足の付け根から膝まで固定して、膝から下をキックする動作を数十回続けます。
骨がポキポキなりますが、逆に動かすことで痛みが和らいだ感覚がありましたので、何日か同じ動作を繰り返し続けましたら、数日で痛みがとれて普通に歩行できるようになりました。

アトランティス時代には、身体の一部が失われていても24時間以内であれば、再生が可能であるといわれていたと思いますが、考えてみれば、母親の胎内で卵子と精子が赤ん坊として形成されていきますが、最初の状態はとても人間とは思えない状態です。魂が肉体に宿ってだんだんと肉体が形成されていきます。おそらく魂が理念として、あるいは鋳型としての役割をしながら、細胞がその方向に結合していくのかもしれません。



ぜひポチッとクリックしてね!応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へにほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へ
にほんブログ村 にほんブログ村 幸福の科学 ブログパーツ
posted by ガンちゃん at 23:40 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。