2013年12月25日

クリスマスについて思うこと

クリスマスについて思うこと

キリスト教の信者にとって、クリスマスは聖なる日でしょう。私もキリスト教の信者ではありませんが、聖書やその他キリスト教関連の本は読んでいましたので、キリスト教の教えにも大変関心があります。

クリスマスの日は、教会で一人ひざまずき主に対してお祈りをしたい気持ちになります。
キリスト教には大きくわけて二つの教えがあります。カトリックの教えとプロテスタントの教えです。カトリックはどちらかといいますと、古いキリスト教的な精神が流れていると思いまが、儀式や儀礼を重視しているのに対し、プロテスタントは、良心と聖書中心主義になると思います。どちらもイエス様の精神を地上において体現されているのでしょう。
1500〜1600前後にマルチン・ルターという宗教改革者がいました。キリスト教の本来の精神を取り戻すために、人間は信仰と聖書のみに基づいて義とされるべきで、ローマ教皇によって義とされるべきではないと、つまり現世の権力に対して抵抗した人です。ローマ教皇庁が免罪符といいますか贖罪符というものを売り出し、お金集めをしようとしました。サンピエトロ寺院を大改築しようとしていましたので、お金が必要なのはわかりますが、献金すれば罪がゆるされるという思想に問題があったわけです。
一つの宗教が立ち上がり、規模が大きくなると、どうしても組織化してきます。そうしますと、家計を支えるためのお金が必要になってきますので、一部の人が保身に入る場合があるようです。ここで宗教としての本来の趣旨とは違ったものがでてきてしまうのかもしれません。
とりあえず、自分たちの生活が守られれば良いという考えは、本来の宗教としての使命、趣旨とは違った方向にエネルギーが流れてしまうのではないかと思えます。

ところで昔、小説家のディケンズが書いたクリスマス・カロルという小説を読んだことがあります。
初めて読んだ時、非常に感動したことを覚えていますが、内容は確か次の通りです。
強欲非道の商人スクルージという人物がいますが、クリスマスの夜に精霊が訪れます。
過去の幽霊・未来の幽霊・現在の幽霊がスクルージの前に現れ、過去の自分の姿、未来の自分の姿、現在の自分の姿を見せられます。そして、自分の強欲さによってどれだけ多くの人を泣かせてきたかということを客観的に見ることで、自分の在り方を反省します。
するとどうでしょうか。反省することによって、今まで自分が見ていた風景が違って見えてきます。心を変えることですべてが美しいものとしてスクルージの目にはうつります。
だいたいこのような内容ではないかと記憶していますが、小説としては宗教的な深い意味が含まれていると思います。
心の在り方によって各人が違った世界をみているのでしょう。世界が美しく見える人は、心の美しい人でしょうし、すべてまわりの人が敵に見え、環境によって害されたと考える人、責任はすべて自分以外にあると考える人は、やはり心も問題があるのでしょう。

クリスマスに思いつくままに書いてみました。


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posted by ガンちゃん at 01:52 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月21日

実数世界に隠れる虚数世界とダークマタ―について

実数世界に隠れる虚数世界とダークマタ―について

宇宙を支配する大事な法則にバランスの法則があると思います。無からエネルギーが発生する時点で、プラスとマイナスのエネルギーが対で対発生します。宇宙は一元的に波動的エネルギーで支配されていると考えます。(理由は省略)波には山と谷が対であり、波が山だけとか谷だけということはありえません。ある基本的な現象が確実に存在するならば、必ずそれに対する反対の現象が存在すると考えます。
我々が存在している宇宙を実数の世界とするなら、虚数としての裏宇宙があるということを最近知りました。
しかし、裏宇宙を観測することが、なぜできないのであろうか。虚数は常に実数の裏に隠れて表には出てこないかもしれません。数学的に証明してみます。
横の線を実数軸、縦の線を虚数軸とします。実数軸と虚数軸を組み合わせることで複素数の空間を創造することができます。例えば、X=2 Y=3iとします。z=(2+3i)になります。
複素数zには、実数軸で折り返される鏡像があります。これを共役複素数複素数 1.jpgよばれます。
2+3iの共役複素数は2−3iです。ある数を共役複素数と掛け合わせると、答えは実数になります。複素数 2.jpgなります。複素数 3.jpgですから4+9=13になります。
複素数と共役複素数を組にすると、結果は常に実数になります。表現を変えますと、実数宇宙の根底には、複素数とその共役複素数の積があるかもしれません。超ひも理論入門(下)ブルーバックス参照共役複素数.png

複素数と共役複素数を組み合わせて実数の答えを得ることで、数学的複素性は常に我々の目から隠されてしまいます。
裏宇宙を仮定することにより、共役複素数を次のように理解します。
実数 実次元におけるエネルギー
i(虚数) 裏宇宙における虚数粒子のエネルギー
共役複素数 実数・虚数を実次元と虚次元(裏宇宙)に置き換えます。実数、虚数はコインの表と裏の違いで、根源的なエネルギーの現れ方の違い(共役)なのではないかと仮定します。

実次元と虚次元は同一空間を共有(共役)している。実次元で何か変化が起きるとき、同一空間を共有する虚次元の世界(裏宇宙)でも相似の関係で同じような現象が引き起こされると考えます。

次に裏宇宙とダークマタ―の相関関係はどうなっているのか。
まず、ダークマタ―の候補についていくつかあげてみます。宇宙のミステリーダークマタ―丸善 参照
ニュートリノもその一つです。ニュートリノに質量があることが観測結果からわかってきました。
最近の研究により,ニュートリノが飛行中に別の種類のニュートリノに変化してしまう,「ニュートリノ振動」と呼ばれる現象を起こしている事が観測されました。
ニュートリノ振動はニュートリノが質量を持っていなければ起こりえない現象である事から,ニュートリノがゼロでない質量を持つ事を間接的に証明した事と言えます。
僅かな質量でも、ニュートリノは光の数ほどあるといわれていますので、宇宙に影響を与えていると考えます。
超重力理論、この重力理論にはいくつかの粒子が予言されています。宇宙にある粒子(フェルミオンとボソン)として知られるそれぞれに対応した超対称性粒子(超対称パートナー)が存在します。
これらの超対称粒子と我々の世界とは重力を通してのみ、相互作用します。

私の個人的意見としては、この超対称性粒子が裏宇宙を構成している粒子ではないかと思います。宇宙の初期に創造された片方の世界(影の世界)は我々の世界とは重力以外に相互作用しないので、影のアメリカ、影の日本、影の地球があるかもしれませんが、観測できません。(重力相互作用は、電磁相互作用に比べて、極端に弱い)。
その他にも、宇宙ひもコスミック・ストリング(超ひも理論とは違います)があります。これは銀河の形成要因になったと考えられている超高密度のひもです。

その他、ダークマタ―の候補がありますが、いずれにしても現時点ではダークマタ―や裏宇宙について、明確な理論はない状況です。






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posted by ガンちゃん at 01:09 | Comment(2) | 物理・科学・宇宙論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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