2013年07月17日

増税しても税収は増えない――経済成長すれば税収は増える![HRPニュースファイル700]

増税しても税収は増えない――経済成長すれば税収は増える![HRPニュースファイル700]

◆増税しても、税収は増えない!

自公政権は「消費増税で税収を増やし、社会保障費の増大に備える」と訴えていますが、本当に増税すれば税収は増えるのでしょうか?

国の税収は、名目GDP×税率×税収弾性値で概算することができます。

ここ20年間、税収は、増減を繰り返してきましたが、基本的に名目GDP値に連動しています。

1997年の消費増税(消費税3%⇒5%)の際にも、政府は税収が増えると喧伝していました。

しかし、消費増税が消費不況を招いた結果、名目GDPは523兆円(97年)→512兆円(98年)→505兆円(99年)と減少し、その結果、税収も54兆円(97年)→49兆円(98年)→47兆円(99年)へと大幅に落ち込みました。

◆経済成長すれば、税収は増える!

産経新聞の編集委員兼論説委員の田村秀男氏は、先ほどお伝えした計算式の「税収弾性値」について解説しています。(7/14 産経「【日曜経済講座】アベノミクス効果で税収増 消費増税なしの財政再建可能」)

「税収弾性値」とは、GDP伸び率1%に対して、どのくらいのパーセントで税収が増えるかを示す数値です。

財務官僚は弾性値を1〜1・1程度と見ていますが、多数の民間の研究者は、弾性値は少なくみて2.5、平均で3、特に現在のように景気の回復期には4に達すると算出しています。

すなわち、経済成長すれば、GDP伸び率の3倍前後の伸び率で、税収が増えるのです。

それを裏付けるように、先日、2012年度(11年4月〜12年3月)の税収が、これまでの予想を1兆円上回り、43兆円台になる見通しが発表されました。(6/20 朝日「12年度税収、1兆円増見通し 景気回復で43兆円台に」)

2012年度は、法人税が30%から25.5%へ引き下げられたにもかかわらず、景気回復によって、法人税収が7千億円、所得税が3千億円、合計1兆円もの税収増となったのです。

2012年度税収に対するアベノミクスの影響は3ヶ月間程度に過ぎません。年間に直すと4兆円程度の税収増と推測されます。

田村氏は、2013年度で名目GDP成長率3%を達成すれば、税収は9%増え、約3兆9500億円増となり、2014年度もGDPが3%成長すれば、13年度に比べて4兆3100億円税収が増えると推測しています。

増税しなくても、景気回復すれば、相当な税収増を見込むことができるのです。

◆社会保障問題の解決は「生涯現役社会」建設が鍵!

社会保障費の増大については、少子高齢社会が進む中で、現行の社会保障モデルでは必ず破綻します。

そのため、幸福実現党は、今後の日本社会の方向性として「生涯現役社会」を提言しています。

日本の平均寿命は世界最高レベルで男性80歳、女性86歳であり、更に、高齢者の肉体年齢は10年前より11歳若返っています。(参照:7月4日発刊 HRPブックレット『生涯現役社会〜豊かな長寿社会を目指して〜』幸福実現党発刊⇒http://info.hr-party.jp/2013/1497/

まだまだ働けるのに「高齢者」というレッテルで定年になってしまうのは、現役世代が減少していく日本社会にとって大きな損失です。

また、シニア世代が「社会に支えられる側」ではなく、「社会を支える側」になっていくことにより、増税によらず、高齢者の「知恵」や「経験」を生かして国を豊かにすることが可能になるのです。

◆壮大な「未来ビジョン」を掲げた幸福実現党

すなわち、増税ではなく、経済成長こそが財政問題、社会保障問題を解決していく鍵なのです。

そのために、私、参院選大阪府選挙区候補者の森よしひろは、日本の新しい基幹産業となる「未来産業の育成」を掲げています。

関西という土地は、新しいことにチャレンジしていく気風、ものづくりの伝統と技術、重厚長大産業の生産設備があります。

関西を中心に、航空機産業や宇宙産業、さらには、ロボット産業など、日本が世界をリードしていく高付加価値の産業を創って参ります。

幸福実現党は、長期的な日本経済の目標として、GDPを現在おおよそ500兆円から2030年代に1500兆円という大きな目標を掲げています。

それは、政治家が「世界一のGDPを目指す」という明確な国家目標を持つと同時に、更なる大胆な金融緩和、積極的な財政投資、未来産業育成、聖域なき規制緩和等を徹底して行うことで可能になります。

経済成長を成し遂げることができれば、税収も現在の数倍の規模になり、財政問題も解決します。そして、世界のリーダーとして更なる建設的課題に取り組むことができます。

幸福実現党は「若者たちが未来に希望を抱ける国づくり」を進めて参ります!ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。(大阪府 幸福実現党公認候補 森よしひろ)

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posted by ガンちゃん at 23:32 | Comment(0) | 幸福実現党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

顕正会の教えを幸福の科学的仏教観で照らすと

顕正会の教えを幸福の科学的仏教観で照らすと


以前、顕正会の婦人の方から頂いた、顕正会の小冊子?を参考までに読み返してみました。
ご婦人は普通に優しそうな感じで、私自身に入会を勧めていましたが、むげに断ることができない性格ゆえに、幸福の科学的仏教観に基づいた話をしながら逆に説得を試みましたが、逆伝道までいかず、そのまま別れてそれっきりになっています。この話が以前の記事で書いたかもしれません。

以下、顕正会の一部を抜粋しながら、今の自分ならどのように切り返すのかを考えてみました。
「大聖人の唱え給う題目と功徳は同じ」という章で、このような意味の内容が書かれています。
「大聖人様は南無妙法蓮華経の深い意味をすべてご存知のうえでお唱えあそばされている。しかし我等凡夫は何もわからずに唱えている。果たして功徳にどれほどの違いがあるのか・・・と。」
これに対しての返答が譬えを使いながら以下のように答えています。
「更に勝劣あるべからず」と、少しの勝劣は無い。功徳は全く同じであると仰せられた。そしてそのわけを譬え話で次のように書かれています。
「愚者が持った金(こばね)も智者が持って金も、金に変わりはない。また愚者がともした火も智者がともした火も変わりがない。このように差別がないのである。」

これは智者であろうが愚者があろうが同じ金に変わりはなく、同じ火に変わりがないのと同様に、凡夫がお題目を唱えても大聖人様がお題目を唱えても同じ功徳があり仏に成れる。臨終に成仏の相を現ずることができる。という意味の内容が書かれています。(自分はそのように理解しました)

しかし仏陀であれば、苦しみや悩みには原因があり、その悩みの根本原因を解決しないかぎり、苦しみから逃れることができない。修業のプロであれば八正道による自己点検を進めるかもしれませんし、いろんな角度からその人にあった教えを説いて下さると思います。縁起の理法による問題解決をお説きくださると思いますが、顕正会の上記の譬えでいきますと、功徳の有無を金や火といった物質に置き換えて、修業した人、しない人も南無妙法蓮華経を唱えれば同じ功徳がありますと読めなくもありません。
もちろん自分のひねくれた心や修羅の心で、けなげに御奉公する同士を軽んじたり、憎んだり、怨嫉したり、恨んだりすれば、たとえお題目を唱えても功徳を失うとは、書いてありますが。

また次のように書かれています。
「赤児には母乳の栄養成分はわからない。しかし飲めば自然と育つ。耆婆という名医の作った薬は誰もその成分を知らなかった。しかしのめば自然と病が癒えたという。
いま大聖人様は『御本尊』という薬を作って下さったのです。この薬をのむに当たるのが、御本尊を信じ南無妙法蓮華経と唱え奉ることです。この信心口唱により、自分に覚り(さとり)はなくとも必ず成仏させて頂ける。」と・・・・

確かに譬え話はうまいなと思います。
しかし、どうして南無妙法蓮華経を唱えることが、病気に対して薬を与えることに相当するのかが不明というか、その関係、関連性がよくわかりません。
その人にあった薬を与えれば、その病気に対して効力を発揮するというのはわかりますし、応病施薬という教えもあるので理解できますが、南無妙法蓮華経がすべてに効く万能薬には思えません。

ちょっとした微妙なすり替えがあるように感じますが、やはり仏教の基本は『上求菩提・下化衆生』であり、上に向かって悟りを深めつつ、自分のつかみとった悟りで周りの人も照らしていきましょうという教えが正当的な仏教的教えではないかと思います。

ただ、顕正会にしても他の宗教にしても、一人一人に光を当てれば素晴らしい人は沢山いると思います。






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posted by ガンちゃん at 23:10 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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