基本的なヘルパーの仕事とは、『自立支援』です。現在の自分の身体で動かすことができる箇所を、最大限に動かすように手助けをすることで、自分自身の力で以前の生活に近い状態に復帰できるようになってもらうことです。
・・・・と思っていたのですが、どうも病院の介護病棟はちがうようです。契約書をみると、看護補助者と書かれているので、介護ではなく看護、つまり看護師さんの補助者ということです。
よくよく観察すると、介護病棟は、全員寝たきり状態で一人も歩ける人がいません。骨も簡単に折れそうでよほど注意をしないと危険です。
最近ちょっとびっくりしたというか少し悲しくなった出来事ですが、私は1週間に1回しか出ていないのですが、先週まで食事介助をしていた人が今週出勤したら、なくなっていました。
朝の申送りの時に聞かされたのですが、霊的世界を確信してはいますが、先週まで私が食事介助をしていた人が、今週には帰らぬ人になっているというのは、やはり悲しいものがあります。
その時に思ったことは、どの人にも優しい眼差しでいたいということです。自分も経験がありますが、身体が弱っている時、病気の時または、悩みや辛いことがある時に人から優しくされたこととは、決して忘れることがなく、いつまでも覚えているものです。
覚えてもらいたいから優しくするわけではありませんが、何とか心の支えに少しでもなれればうれしいなと感じました。
余談ですが、他のヘルパーさんと看護師の話を聞いてしまったのですが、○○室の××さん「私にはお迎えがもうすぐ来るの」と言っていたわよ。と言っていました。
私には、守護霊がお迎えの準備段階に入ったのかなーと思いましたが、宗教的知識のない人が聞いたら、とうとうおかしくなってしまったか程度の理解かもしれません。
いずれにしても、生前に宗教を学び、霊的世界について書かれている書物を読んでおくことが、人生の終末を迎えるにあたって本当に大事なことであると思います。
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