宇宙人ユミット
ユミットとはウンモ星人のことであり、手と足をあわせると8本あると言われています。しかし、その姿をストレートにあらわすと、地球人がパニックを起こすので、通常は地球人になりすまして、地球の文化等を探究し、調査しているようです。
また、地球人があまりにも精神と不釣合いに、テクノロジーが進んでいるので、警告を含めた手紙を地球人に送り続けているようです。
地球人の文化を探るべく、色々な品物やサンプルをちょっと盗んで調べていたようです。
「宇宙人ユミットからの手紙」ジャン ピエール・プチ参照
一軒家の農家?に侵入して、ボールペン、湿度計、切手、手紙の束、トラクター代金の領収書、トイレットペーパー、子供用の百科事典、また、人間を眠らせて、汗や髪の毛を採取し研究していたようです。
品物やサンプルをたくさん手にしたものの、それを分析して調べても科学的組成なら正確に突き止めることができるのですが、その品物を何の目的で、どのように使用するかになると、皆目、見当がつかなかったそうです。例えば石鹸をどのような目的で使用するかなど、結局は分からなかったようです。
古い目覚まし時計の機能に関して、しばらくは疑問であり、最初はこの機械に送信機がついていて、われわれの居場所がばれてしまうのではないかと、心配したりしていたそうです。
タバコのほうは、以前撮影しておいた人間の写真があったので、正体がすぐにわかりました。これはつまり、地球人が呼吸を楽にするために、何らかの気体を発生させる装置なのだ。ところが内部をいくら調べてみても、予想していたような複雑なメカニズムがでてこない。これにはさすがに、がっかりしたようで、ますます謎が深まってきたそうです。
分子構造や科学的組成に関しては、調べることができても、その品物を使って、どのように使用するのかが、なかなか分からなかったとのことです。
送られてきた手紙にはかならず「王」という漢字を横にしたようなマークというか、印が付いているようです。
もしかしたら、この「王」とう字を横にした印は、ウンモ星人の体の形状を表現しているのではないかと、自分は想像してしまいます。
宇宙人のユミットからの手紙は、だんだんと世間に浸透していったのでユミットは、人々の関心を喜んでいました。天文学に関する報告書をカリフォルニアのパロマ天文所員に送り、不規則な星雲の形状が、いかに形成されるかを説明しようとしました。「そのような形状は、双子の宇宙が地球に作用を及ぼす為」と書きましたが、現時点での地球人の知識レベルでは、内容の重要性が理解できなかったようで、手紙を受け取った側では、こっそりと読んでそのままゴミ箱にポイと捨ててしまったようです。
そういうこともあって、ユミットは地球人の科学的好奇心のなさに愕然としてショックをうけたようです。
双子の宇宙とは、現在、観測されている宇宙と、対の関係にある観測にかからない、霊的な宇宙であると思いますが、現時点では、この理論に相当する地球としての物理学の理論では、光を発生しない(観測にかからない)暗黒物質とか、物質世界とは重力を通してのみ影響しあう影の世界(物質世界と共存している)であるとか、一応、そのような理論はありますが、この理論も霊界という考え方を受け入れて、それを前提に理論を組み立てれば更に、科学が発展すると自分では思います。
宗教的には、キリスト教に近い宗教があると教わっています。キリスト教の教えの中核は、愛の思想ですので、ウンモ星の価値観は、科学と愛の教えが主流であるということになるのでしょうか。
ベガ星の価値観が、温和や変化であるのに対して、ユミット(ウンモ星人)の宗教的価値観が、愛ということであれば、人に対しての温和な気持ちと愛の思想が共通する価値観として地球的に融合するのかなと、考えてしまいます。
地球人の軍備関係の進歩に関しての警鐘をならした内容の手紙もあるようです。精神性がついていかない科学的進歩は最終的に人類の滅亡につながっていく。
このような進歩は、プラズマ兵器に行き着くものであり、このような兵器は一瞬にして地球を焦土に化してしまうと警鐘をならしています。
※プラズマとは、原子が電離したガス状態をプラズマという。超高温で原子核から電子がはぎとられ裸の状態でとびまわっている。
また、治療に関して、例えば「ガン」の治療に関しても、その治療方法を教えようとしないで、いつもこのように答えるようです。
「その気になれば、治療することは簡単です。けれどもあなたがたが自分で治療できるようになれば、病気をひきおこすことだって、できるようになりますからね」
これも科学技術の進歩に精神性がついていかない地球人に悪用されない為の配慮であると思います。
宇宙に関しても、二重構造になっていて、一つは我々が五感を通して感知している4次元時空の宇宙、我々が認識している、あるいはそのように認識していると思っている宇宙です。
ユミットは、宇宙は4次元時空ではなく、10次元であると言っています。物質宇宙と霊的宇宙の二重構造になっていて、相互に影響し合っていると述べているようです。
超物理的構造(霊的世界)でてきている高次元世界によって、物質世界の物理的構造を主導的に操作している可能性があると述べています。つまり、宇宙の背後には、プラトンがいうように、理念があり、物質世界はその影響を受けています。
これは、地球上の磁場領域が地獄的か天国的か、どちらか大きいほうの影響を受けやすいことを意味しているとも思えます。
人間の考え(思考内容あるいは想念)が地球に影響を与えるということは、地球も太陽系に影響をあたえる可能性があり、太陽系は、銀河系にも影響をあたえるものと考えます(宇宙樹)。
思考内容が霊的な磁場を作るのであれば、やはり思い、考えを変えていかなければ、この危機的状況を回避することができないと思います。
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