2012年10月19日

原子構造と宇宙の階層性

原子構造と宇宙の階層性

原子の構造を考えながら、宇宙との関係を考えてみます。

原子核の周りを回る電子の運動量はmvであるが、運動量の円の中心Oに関するモーメントmv・aを角運動量といいます。ボーアはプランクの量子論を取り入れて、次の仮説をたてました。
電子はその角運動量がh/2πの整数倍に等しいという条件を満たす軌道だけを安定な状態で回転する。

角運動量.jpg

電子がこの軌道で回転している時は、光を射出あるいは、放射しない。(これを安定状態といいます)
この式の意味を検討してみますと、左辺のmv・aは電子の角運動量です。hはプランク定数といわれるものです。プランク定数算出方法は、複雑なので省略します。プランク定数は自然界に存在する最少単位のエネルギーといいます。2πは2πラジアンで円周360°を意味しています。
すると、右辺は自然界に存在するエネルギーの最小単位を360°で割って、その単位を整数倍したということになり、これが角運動量と等しい時、電子は安定な状態で軌道を回転することができます。

上記の式を入れかえて次のようにします。
mv・2πa=h
h(プランク定数)は一回転した時のエネルギーと確認しているので(波動性科学 大橋正雄著書)次のような意味になります。
一つの円周(2πa)を一つの電子(m)が速度(D)で回転するとき輻射するエネルギーは右辺のhである。そこでn(量子数)の取り扱いでありますが、n=1,2,3・・・・・nは殻の半径、
殻の軌道数.jpg
は殻に所属する電子の軌道数と考えるべきであります。波動性科学 参照

電子の軌道数は面積に比例し、面積はエネルギーに比例します。
現在の定説では、nの二乗が半径ということになっていますが、著者は二乗すると面積になり、面積は軌道数で、エネルギーをあらわしています。これは実験値と正確に一致しているとのことです。

例えば、
中心から一番近い円周軌道(A)を一周した時、発生するエネルギーはhとします。半径が2倍になると円周(B)が2倍になりますが、速度が1/2となり
プランク定数hの説明.jpg

で、B軌道が1周する時間にA軌道では4周しているので発生するエネルギーは4hでありますが、このエネルギーがB軌道に広がると
プランク定数の説明2.jpg

になります。(距離の2乗に反比例)つまり中心の軌道で発生したエネルギーも外に広がる過程でhとなり、外側のエネルギーは常に一定であります。
これは、エネルギー関係をグラフに表したら、素粒子から宇宙まで直線的に結ばれる可能性があります。
これは宇宙を支配しているエネルギーが一元的であることをあらわしているかもしれません。

プランク定数に振動数をかけるとエネルギーがでます。上記の回転と振動数はどのような関係があるかといいますと、以下のようになります。
回転運動と振動数.jpg

振動を円運動によって表現すると、円周上の1点を出発したものが、1週回って再び出発点に戻ってくる回転と同等のものとなります。量子力学の考え方 ブルーバックス参照

そうしますと、三次元を構成している物質とは、ある一定の振動数で存在が決定されているかもしれません。その振動数を変化させる技術があれば、物質の性質、機能、形態を変化させることが可能になるかもしれません。

話は変わりますが、日本は原子力発電をどんどん推進するべきです。それが他の国に対しての抑止力になるばかりではなく、原子の構造の中に宇宙の秘密や霊界に通じる「何か」があるかもしれません。



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posted by ガンちゃん at 23:47 | Comment(2) | 物理・科学・宇宙論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月17日

東京裁判史観からの脱却その3支那事変について

東京裁判史観からの脱却その3支那事変について

東京裁判はとにかく日本を潰したいという意図がみえます。
例えば、旧ソ連によって裁判に取り上げられた二つの国境紛争ですが、ソ連は1938年の張鼓峰(ちょうこほう)事件(満州東南端にある張鼓峰でおきたソ連との国境紛争)と1939年に起こったノモンハン事件(満州とモンゴルとの国境紛争)といった停戦協定が結ばれていて終わっている問題を持ち出してきて、それを日本の侵略として糾弾しています。
渡部昇一氏の著書から引用しますと、そもそもソ連が判事や検事を出すことじたいがおかしいことで、ソ連は、日本の敗色が濃厚になった終戦間際に、日ソ中立条約を一方的に破棄して満州に侵攻してきました。しかも日本は停戦していて整然と武器を渡したにもかかわらず、60万以上の兵士や日本人を拉致して強制労働をさせています。明らかに国際法に違反する行為をしておきながら、判事や検事を出しているのです。ポツダム宣言第九条にも日本軍の帰国についてすみやかに『各自の家庭に復帰し平和的且つ生産的生活を営む機会を』与えることを明記してあります。
東京裁判を行うことにしたのは、ポツダム宣言によるものであったにもかかわらず、です。


支那事変は、1937年に北京の西南にある盧溝橋付近で軍事演習をしていた日本軍に向かって何者かが発砲した事件、盧溝橋事件が発端になっています。この発砲がもとで支那側との戦闘がはじまり、次第に全面戦争へと拡大していきます。

これは日本軍が仕掛けた戦争ではない理由を渡部氏の著書から引用しますと、最初の発砲に関しては、シナ軍の偶発的発砲説、日本の自作自演説、中国共産党の陰謀説など色々ありましたが、少なくとも実包をすべて封印して演習している日本軍がはるかに数の多いシナ軍を挑発して戦闘を誘発する行為はありえないと言えます。

そうこうするうちに、北京の東にある通州で日本人二百人以上が虐殺されるという通州事件が起こり、ついに両軍の全面的な衝突へと発展していきます。
当時の大本営の作戦部長、石原莞爾は満州第一主義で、シナとの戦争など全く考えていなかったようです。石原莞爾は、満州を繁栄させて反共の砦にすることで、ソ連に対しての備えになると考えていたようです。シナ大陸に対する領土拡大の野心など持っていませんでした。
つまり大本営がシナとの戦争を計画的に考えていたわけではなく、必然的に日本が仕掛けた戦争ではないということになると思います。

真実はどうであったか。
毛沢東の共産党の分子が蒋介石の国民党に入りこんで、国民党と日本軍を戦わせて国民党の力を弱体化させ、自分たちの天下をとろうとした毛沢東の戦略であったようです。
発砲事件を起こしたのは、国民党に潜り込んだ共産党員であったと考えられています。
盧溝橋事件が共産党の陰謀であったことは、事実であると思われます。

満州事変と支那事変は東京裁判で、日本の侵略戦争と決めつけられ、それを前提として裁判が行われていましたが、しかし実態といえば、とても日本が侵略をしたと言えるようなものではなかったのです。


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posted by ガンちゃん at 23:22 | Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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