2012年10月25日

寒い季節…『くるみ割り人形』と美について

寒い季節…『くるみ割り人形』と美について

寒い時期になると、というよりクリスマスの季節になると(まだ早い(笑))毎年、くるみ割り人形を観に行きます。忙しい日常生活から離れて、絵画や音楽を鑑賞する、あるいはいろんな芸術に触れることは魂にとって必要なことであると感じます。ギリシャのことわざに「悪魔は芸術を解さない」というのがあります。美しさの中に天国的な価値があるはずです。美しいということ自体が一つの正しさの証明であると思えます。
天使達もこの地上を超えた美しさを内包しているがゆえに、私たちが追い求める理想であると思います。

顔の表情、特に目はその人の思い続けた思考内容や、心の状態を映し出す鏡のような気がします。
心の美しい人からは、人に対しての優しい言葉や勇気ある言動がでてくると思いますが、反対に心が乱れている状態、虚栄心や自惚れ、慢心の心であれば、人に対しての責める言葉や、悪口ぐらいしか出てこないでしょう。
芸術をわけると静的な芸術と、動的な芸術があると思いますが、バレエは動的な芸術の分類に入るでしょう。
ベガやプレアデスの芸術とはどのようなものか興味がありますが、地球の中で自分の身体を使って美しさを表現する芸術の中では、バレエは地球的な代表の位置付けではないかと思います。

ギリシャ的な愛の精神の中には、美があり、知があると教わっています。愛から祈りへ参照
ギリシャ的な意識や教え、光の中では、愛はすなわち美であり、また、愛はすなわち知でありました。
ギリシャ的精神の中には、「愛の中に美と知がある」「愛の中に美と知が内包されている」と言われています。愛や知というものを美という価値判断でチェックするということも一つの方法かもしれません。
人を愛すると言っても、みかえりを求める愛の中には美しさは無いような気がしますし、知に関しても自分を高く見せようとする偽りの知も、美しさが宿っているとは思えません。

くるみ割り人形の物語の内容は以下のような感じです。

第1幕
第1場:客間にて
クリスマス・イヴ、クララの家では、親戚、知人を招いてパーティが開かれています。その中でちょっと不思議なキャラのドロッセルマイヤーさんがやってきます。
パーティがはじまり、子供達もプレゼントをもらうなどして大喜びしています。そこへドロッセルマイヤーが到着します。子供たちがツリーを囲んで遊んでいるところに、ドロッセルマイヤーは実物大の人形を出して見せます。人形はバネ仕掛けのようで踊りだします。
次にくるみ割り人形を出しますが、子供達は醜い顔をしたこの人形を気に入りません。
しかし、クララだけは、このくるみ割り人形に心ひかれてマイヤーさんにおねだりして自分のものにします。
くるみ割り人形 3.jpg

パーティも終わり、クララもいったん寝室に入りますが、客間においてあるくるみ割り人形が気になり、客間にもどります。椅子の上でお人形をあやしているうちに、いつしか眠ってしまいます。

夢のはじまりです。

第2場:戦い
客間の時計が12時を打ちますと、ねずみ達がたくさん現れてクララにちょっかいをしてきます。
そこにネズミの王様まであらわれて、追い払うことができません。助けを求めて必死に手にした、くるみ割り人形が突然大きくなり、おもちゃの兵隊と一緒にねずみ達との戦いが始まります。
くるみ割り人形が苦戦していますが、なんとかネズミの王様を倒します。
するとドロッセルマイヤーさんが現れて、くるみ割り人形を素敵な王子さまの姿にかえてくれます。その王子さまとクララが素敵なダンスを踊りながら、お菓子の国へ案内してくれます。

第3場:雪の国
客間がいつしか雪の原となり、粉雪が沢山舞って、夢の様な銀世界です。
雪の女王や粉雪たちの踊りが始まります。
ドロッセルマイヤーさんは、王子さまにクララをお菓子の国へいざなう様にたのみます。
くるみ割り人形 4.jpg
くるみ割り人形 5.jpg

第2幕

第1場
幕が上がると、美しいお菓子の宮殿で、お砂糖で出来ているお花の衣装をまとった金平糖の侍女たちが、クララと王子さまを待っています。

第2場
クララと王子さまは、楽しい旅を終えていよいよお菓子の国へ到着します。

第3場
宮殿の中では、クララと王子さまの到着に気がつかないお菓子の精のお人形達が、にぎやかに遊んでいます。この人形達もドロッセルマイヤーさんの魔法で生きかえり、クララを歓迎してくれます。
お菓子の精みんなで、クララの歓迎パーティをにぎやかにしてくれます。
くるみ割り人形 1.jpg

くるみ割り人形 2.jpg

第4場
夢からさめたクララは、金平糖の精も、他のお菓子の精たちも、王子さまもいない自分の客間に、クリスマスツリーを見つけ、くるみ割り人形をだいて、お菓子の国へ連れて行ってくれた王子さまが、このくるみ割り人形であると確信して、お人形がますます、大好きになりました。

だいたい以上のような内容です。

美しさを感じとれる感性を磨いていきたいなと感じています。


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posted by ガンちゃん at 10:34 | Comment(0) | 日記・エッセイ的なモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月21日

E=mc2のみちびき方 質量とは振動数のことだった

E=mc^2のみちびき方 質量とは振動数のことだった
アインシュタインの有名な式にE=mc^2の式がありますが、なぜ質量mに光速度cの2乗をかけたものがエネルギーになるのか気になったので調べてみました。E=MC2の解.BMP

質量がMの止まっている物体に正反対の方向から、同じエネルギーの2つの光子が衝突し(1)、吸収されました。(2)。それぞれの光のエネルギーはE/2でした。この現象を光の飛来方向と垂直に等速運動Vで動く観測者からみるとどうなるでしょうか(3、4)。観測者の速度Vは光速Cに比べて著しく小さいとします。
観測者から見ると光は、もとの入射方向とある角度θで斜めに物体に吸収されているように見えます。(光行差現象とよばれます。雨の日に、走っている車から外を眺めますと、雨が斜めに降っているように見えます。これと同じことが光りにもおきます。)
この出来事に運動量保存の法則をあてはめて考えてみます。運動量保存の法則とは、「最初の運動量の和と、最後の運動量の和が等しい」ということです。
質量Mで速度vの物体の運動量はMvです。
光は物体に対して斜めに入射しますので観測者の運動方向と垂直・水平の2つの方向に運動量を分解して調べてみます。
まず、観測者の運動方向と垂直な方向の運動量はどうでしょうか。
光が吸収される前、物体は静止しているので運動量は0となります。2つの光の運動量はまった同じ大きさで、たがいに逆向きに進んでいるので、打ち消し合ってその和は0になります。
光が吸収されたあと、やはり物体は垂直方向に運動しないので運動量は0です。
つまり、最初の運動量の和と、最後の運動量の和が0ですので等しく矛盾しません。
次に観測者の運動方向と水平な方向の運動量を調べてみます。
光を吸収する前の物体は−vで運動しているように見えるので、運動量は−Mvとなります。(マイナス符号は物体の運動方向が観測者の運動方向と逆向きであることをあらわします)。

次に上から来る光の運動量は次のようにして求められます。
エネルギーがE/2の光の運動量はアインシュタインによってE/2Cとなり、このうち水平方向の運動量は(5)より三角関数をつかって、E=MC.jpg

になります。これは下から飛来する光も同じ運動量を持っていますので光の運動量の和は−E/C×sinθになります。
光を吸収したあと、物体の質量はmだけ増え、M+mとなったとします。
すると物体の運動量は−(M+m)vになります。運動量保存の法則を適用して、最初の運動量と最後の運動量を等しくしておくと、
E=mcの説明1.jpg
となり、
sinθはV/Cですのでおきかえます。

E=mc2の説明2.jpg
式全体に共通のVがかかってきていますので、Vで割って
E=mc2の説明3.jpg
E/C^2=mになり、式を変形してE=mc^2になります。Newton別冊アインシュタインを超えて参照

これ以外のエネルギーを導き出す式にE=hνというものがあります。
プランク定数hに振動数νをかけるとエネルギーがでます。
E=mc^2とE=hνに何か関係がないかを調べてみました。

素粒子の質量の単位はeV(electronvolt)です。
電気素量eをもつ粒子が真空中で1Vの電位差で加速されたときに得るエネルギー 物理小事典
とあります。
1個の電子が真空中で電位差1ボルトの2点間を運動するときに得る運動エネルギーです。
電位差1Vのとき、電子の得る運動エネルギーは1 eVとなり2Vのときは2 eVになります。
eVとVの実数値は同じです。
hをVで表現したい時は、
h=4.1357×10^(-15) eV h=4.1357×10^(-15) Vとしてあつかうことができます。

素粒子の質量であるeVの単位をVと見立てて、プランク定数(h=4.1357×10^(-15) V)一回転あたりの電圧値で割れば、素粒子の周波数がでてきます。素粒子の質量とは素粒子の周波数だったのです。波動性科学参照

アインシュタインの式は質量に光速をかけていますが、光は波動であり、波動である以上、周波数があります。
質量と周波数(振動数)は関係があるものと推測します。










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posted by ガンちゃん at 19:16 | Comment(2) | 物理・科学・宇宙論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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