ジョン・ハチソンは、テスラ・コイル、ヴァン・デ・グラフ発電機(Van de Graff Generator)を始めとする装置を起動している中で、偶然に発見された現象のようです。
どのような現象が起きたかといいますと、以下のような現象です。
反重力浮遊現象
金属の湾曲現象
金属の融合化現象
物質の破砕現象
テレポーテーション現象
物体の透明化
ハチソン自身は、「一連の現象は、電磁波(スカラー電磁波)がヴァン・デ・グラフ発電機に作用し、零点エネルギーに働きかけることによって、物体の浮遊といった諸現象が引き起こされていると推測しています。
合体したアルミニウムの塊とナイフや、浮上する金属球、ねじ曲がって浮上するスプーン等。
スカラーを定義しますと、「ベクトル」に対する数学・物理学上の概念です。ベクトルとは、大きさや方向性、角度(縦・横・高さ)もった量ですが、スカラーは大きさだけをもち、方向性のない量です。
現象が変化するということは、そこに何かのエネルギーの作用があるはずです。しかし、現在の科学では未知のエネルギー領域ですので確認されていません。
「驚異のハチソン効果」たま出版 横山信雄氏 を参考にハチソン効果について考えてみます。
トーマス・ベアデンのスカラー場理論というのがあるそうです。
ベアデンのスカラー波は4次元空間の縦波のことで、4番目の次元は重力ポテンシャルであると定義しています。時間を加えて、5次元時空。
ベアデンの4次元とは、磁気・電気や+・−がない電気的に中性で重力と電磁波が統一されて一体になっている世界であると定義していると思います。
通常の三次元空間は4次元空間(5次元時空)から分かれて生じたものであると説明しています。
これは、対称性の自発的敗れで起きた現象であると自分は理解します。
対称性の自発的破れとは、温度が下がりエネルギーが低くなると、相転移によって自発的に対称性(エネルギーの高い状態)が敗れ、素粒子の相互作用に区別が生じます。エネルギーは低い状態で安定しようとしますので、対称性(エネルギーの高い状態)から低い状態に移行したと考えれば良いと思います。
このベアデンの理論をもとに横山氏が重力発生のメカニズムについて仮説を述べています。
「重力は原子核の構成要素である核子(陽子・中性子)数に比例して存在しています。また、原子の内部では電子が1秒間に10^20回、核子は10^23回も回転しています。しかし、原子からは熱もエネルギーも輻射しないのはなぜでしょうか。
理由は、プラス電荷の陽子とマイナス電荷の電子が原子空間内で中和し、中性のエネルギー(スカラー波)に変換されたのではないのかと述べています。
この中性エネルギーが原子空間内から輻射されるのが縦波の重力波・スカラー波(4次元空間の波)なのではないであろうか。その輻射された分、希薄になった原子空間を埋めるための全宇宙からの吸引作用が通常の科学でいう重力ではないかと考えられる」と書かれています。
現在の科学でいう物質世界(目に見える世界)はプラス・マイナスの電磁波でできた世界です。これに対して、現在の科学では測定にかからない見えない世界は、電気的に中性な縦波の重力波・スカラー波によってできた世界です。
「ここで重要なことは、見える世界の原子の質量に比例したエネルギーが見えない世界にも全く同一の質量の中性のエネルギーに変換されて輻射して存在しているということです。
この同一性は発生源である三次元の物質やエネルギーの周波数(振動数)だけでなく、波形まで同じ四次元の非物質の空間に保存されています。エネルギー的に全く同一の見えない世界が存在するのです。」
縦波の重力波・スカラー波を人工的に発生させ、空間や物質に作用させれば、時空間が変化してフリーエネルギーが発生するかもしれませんし、スカラー波を上向きに作用させれば、物体が浮上するかもしれません。
スカラー波の振動数や方向性を変えることで、最初に書いた現象が起きるのかもしれません。
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