2012年09月23日

ガンちゃん;政治家の資質とは

政治家の資質とは

政治家としての資質について考えてみます。
プラトンの考えを参考にしながら、現在の政治家がどのような点で問題があるのかを浮き彫りにしていきたいと思います。

プラトンは政治家として特徴的な資質を以下のように述べています。
1つは「慎重なる性格」、2つめは「勇敢なる性格」の2点です。
「慎重なる性格は、国内において全国民と平和な精神に徹した交友関係を深めていくとともに、諸外国に対してもやはり同様な方針にしたがいながら、万難を排してある意味での平和外交を貫きたいと願っています。
そして、これほどの平和愛好心というものは、必要限度を超えて間の抜けたものになるのが常です。
この種の人々は自分では気づかないけれど、外部からの侵略者によって蹂躙される寸前に立っています。
そして、ひとたび外的によるこの破局が訪れてきたら、この種の人々も子女も、そして当然その国家全体も、もはや自由な姿のものでなくなって、すべてはまったくの奴隷にされてしまうのでありますが、そうなってしまったあとで自分の非を気付いても後の祭りであることが、諸国家の過去を見るとまことに頻繁に起こっているのだ」
「それに対して、勇気のほうを偏愛する傾向にある人々の場合はどうでしょうか。人々は尚武の気概に満ちた生活を必要以上に激烈に求めたがる欲望に駆られて、自分らの所属する国家を、つねになんらかの戦争をおこなうようにと叱咤教導しつづける結果、多数の強国から憎悪を受けるような窮地にたつことになって、自分らの祖国を完全に滅亡させるか、あるいはうまくいったとしても、これらの敵国に奴隷のように屈従する属国な地位に祖国を没落されるか、そのどちらかの道をたどるものだというのが、むかしからの事実ではないのか」ポリティコス(政治)岩波書店参照 と述べています。

ともに政治的資質としては優れた素質だと思いますが、慎重さも勇敢さも、その両極端に走ったときは、国を滅ぼすことになり、国民に深い不幸を味あわせることになるでしょう。
理想的な指導者とは、慎重さと勇敢さを兼ね備えた人だと考えます。
なぜ勇敢さが必要なのでしょうか。いざという時に国民を守ることができない弱腰の指導者では、他国の言いなりになり、一国自体が滅ぼされてしまうでしょう。理想国家日本の条件より

上記でプラトンが書いた言葉を引用しましたが、外敵により蹂躙される寸前にきているというのに、原発反対などと目先のことだけにとらわれ、他のことについて考えが及んでいません。
核の技術を失った時、日本はどうなるのかわからないのでしょうか。
わからないのは、幻想をいだいて夢と現実の区別がつかない左翼の人達ですが・・・

またプラトンは、慎重な性格や勇敢な性格は大事な素質ではありますが、知識として真理を知っていることが大事であるといわれていると思います。

なにが美であり、なにが正であり、なにが善であるかについての、さらになにがこれらのそれぞれの反対であるかについて、深いところで認識していることが大事であると考えます。

勇気ある魂が、深いところまで真理を理解しているならば、なにをさしおいても国家における正義の顕現活動に参与したいと、さいわいにも願うようになります。
ところが、真理の恩恵に浴さない場合は、正道を逸脱して、野獣同然のすさまじい凶暴性を目指すような邪道への堕落をますます深めていきます。

また、慎重なる魂も、考えの基本に真理をしらなければ、「単純愚直なお人よしだ」という非難されるべき呼び名をつけられることによって、ひろく世間から悪評をうけることになるでしょう。
ポリティコス(政治)岩波書店参照
プラトンの考えの中には「絶対平和主義」という幻想的な考えはありません。どんな時でも戦争が悪であり、武器を持って戦うことを否定するような、愚かな考えなどありません。
現在の地球上で侵略行為の意思がある国(中国、北朝鮮)にたいして、武器をとって戦うことを否定する人種は、日本の左翼系だけだと思えます。

そんなに祖国を愛せないのであるならば、日本にいるべきではなく中国でも北朝鮮でも国籍を変えて、出て行って下さい。と言いたいです。

プラトンは慎重な性格と勇敢な性格は、ベクトル方向が異なるので、一人で両方の性格を兼ね備えた人物がいない時は、縦糸と横糸が交わるがごとき、慎重タイプと勇敢タイプ両方をバランスよく入れて、彼らが協議して国の方向性を決めていくべきであると述べていたと思います。

現在の民主党では、中国の習近平には到底、勝ち目がありません。上記に書きましたように勇敢なる政治家がいません。左翼や民主党はどうみても日本及び日本人よりも、中国のほうを大事に考えているとしか思えませんが、このようなやることなすことすべて、逆方向に向かう民主党及び左翼系の人間は、自分の中の位置付けとして国賊であると思っています。


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posted by ガンちゃん at 00:10 | Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月19日

[HRPニュースファイル400]中国の反日デモ、漁船1000隻の尖閣包囲は中国による「宣戦布告」である――日本人よ、奮い立て!

[HRPニュースファイル400]中国の反日デモ、漁船1000隻の尖閣包囲は中国による「宣戦布告」である――日本人よ、奮い立て!

中国東海岸で待機していた約1万隻の漁船が17日、東シナ海の禁漁期間終了を受けて次々と出航し始めました。

このうち約1000隻は尖閣諸島の海域に向かい18日にも同海域に到着。尖閣諸島付近でデモを兼ねた操業に入る予定です。(9/17 日経「中国漁船1000隻、18日にも尖閣海域に到着」)

そして、18日午後、尖閣諸島周辺の接続水域内に、中国の海洋監視船10隻と漁業監視船1隻と合わせて計11隻が接続水域内を航行していることが確認され、うち少なくとも2隻が領海を侵犯した事が確認されました。(9/18 NHK「監視船は11隻 2隻が領海に侵入」)

尖閣諸島の国有化を端緒とし、中国国内で激しい反日デモが起き、日本企業への破壊活動、日本人への暴行等、想像を絶する事態に至っています。

「日本に宣戦布告せよ!」と怪気炎を上げるデモが各地で起き、浙江省温州市では「もうすぐ日本と開戦」というデマが流れ、日本との戦争で物資不足を恐れた市民による塩の買い占め騒ぎも起きました。(9/17 読売「尖閣『戦争になる』中国でデマ…食塩求め大行列」)

また、中国紙・環球時報が17日に掲載した世論調査によると、尖閣諸島の領土問題をめぐり日中両国間で「戦争が起こる可能性がある」と回答した人が52.3%で、「可能性は低い」の43.2%を上回っています。

私の知人で、中国人の伴侶を持つ男性は、伴侶の中国東北部(旧満州)の母親より先日「日中戦争が勃発するかもしれないと中国のTV報道や、噂話で持ちきりであり心配だ。もう中国に帰って来なさい」と電話があって驚いたと語っていました。

今回の反日デモの影響が、いかに中国全土に広がっていることがわかります。

青島イオンの折口史明社長は「もう、めちゃめちゃに破壊された。店内設備機器は全く使い物にならない。商品の略奪、8割方、略奪された。もうこれはデモ、ストライキじゃなくて、テロリズムです」と語っています。(9/17 TBS「被害の日系スーパー社長『デモでなくテロ』」)

こうした日系企業への破壊活動等を目の当たりにするにつけ、中国人の「民度」「倫理感」「文明の成熟度」は未開国以下の「野蛮国」であると言わざるを得ません。

これは差別ではなく、事実に基づく客観的な格付けであり、「中国人の民度は、日本人と比べ著しく低い」ことを中国人自身が国際社会に明らかにしています。

日本企業は、中国のカントリー・リスクの高さを知り、早急に中国への投資を考え直すべきです。

我が国が、未曽有の東日本大震災に見舞われたにも関らず、国民は一切の略奪行為を行わず、苦難の中にあって助け合いの精神を発揮し、絆を深め、耐え忍んだ姿は、世界を驚嘆させました。

中国人も例外ではありませんでした。香港の新聞『明報』記者、黄静雅氏は「とても感動しました。このように他人を思いやり、助け合うことが中国人にできるでしょうか。私は恐怖心から泣いたりはしません。彼らに感動して泣いているのです」とその感動を記しました。

民度の高い、高度に成熟した文明を持った日本が、民度の低い、野蛮な軍事独裁国家によって、「自由」と「繁栄」を蹂躙されることは絶対に許されない世界的損失です。

官制の反日デモや尖閣諸島周辺の領海侵犯はテロ行為であり、中国による事実上の「宣戦布告」であります。

一党独裁国家中国に対しては、対話型外交交渉は、もはや手遅れの段階にきています。

幸福実現党は、かねてより、「憲法9条適用除外」を訴えています。

日本は憲法前文にあるように、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して自国の平和を保持してきましたが、侵略を企図する国家に対しては、憲法九条の戦争放棄の条項を適用せず、領土を守るために断固として然るべき対応を取るべきです。

領海を侵犯したり、尖閣に上陸した場合は、海上保安庁や海上自衛隊、そして米軍の支援を受け、武力をもって排除するのは当然の行為です。

日本の自衛隊、海保の職員は、このくらいの気概を持っています。後は、政治家、官僚の決断にかかっています。ファイナル・ジャッジメントの時は今です!(文責・加納有輝彦)
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posted by ガンちゃん at 18:50 | Comment(0) | 幸福実現党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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