2012年07月14日

ガンちゃん;人権問題・いじめに関して

人権問題・いじめに関して

人を指導する立場の人は、正邪を分かつ価値判断を持っていなければなりません。また、正義(法)とはなにか、神や仏のお考えはどこにあるのか、常に神仏に立脚した価値判断をしながら、善悪を明確にし、指導する、それが先生の立場であると思います。

人の心を傷つけることが一体どれだけ罪深いことか考えたことがあるのでしょうか。

ドイツ観念論哲学者のヘーゲルは、『この世で正義(法)ほど高貴なものはありません。正義(法)の基礎は、神が思いのままにしつらえた自由にあり、正義(法)としてあるのは、神の世界が現実化したものであって・・・』法哲学講義より と述べています。
神の世界の秩序や正義を、この三次元という物質世界において具現化するために、法というものが存在していると、自分は解釈します。
唯物論的な考え方を基礎として持っている人達が、勉強ができるという理由だけで、先生という立場にたち、子供が苦しんでいる気持ちが、全く理解できないで、ただただ自分の立場を守るためだけに、他を犠牲にしても、何とも思わない人間、もはやそのような人間は、先生という以前に人間としてもかなり獣に近い存在であり、人の前に立つべき存在ではないと思います。

被害者の生徒がいじめを受けているにもかかわらず、「先生は一度注意をしたけど、その後は一緒に笑っていた」と言われています。
一体、どれだけ気持ち悪い顔で薄笑いをしていたのでしょうか。気分が悪くなってきます。
人の不幸をみて喜ぶ気持ちは、宗教的にはもはや悪魔です。
たしかに、誰しも人の不幸をみて相対的に自分が幸福になったような最低レベルの感情は持っていると思うし、自分にもそのような弱い心があることは認めます。

しかし、建前で一度注意し、後は一緒に笑っていたとは、先生以前に基本的人間として、人の前に姿を現すべきではないと思ってしまいます。
悪魔も勝ち誇ったように、本当に邪悪に満ちたいやらしい声で、高らかに笑い続けます。

デヴィ婦人のブログを拝見させていただきましたが、このように言われていました。
『校長をはじめ 先生方にも 解雇などの 厳罰を与えるべきです。
むしろ 自ら辞職するべきです。
このような 世間体や 自分達の事情しか考えない 
だらしない 役立たずの 学校、 教育委員会、 警察に対し国民の大切な税金が 使われていることに非常に 腹立たしく 憤りを感じます!!
この事件に関わった 加害者の少年達、 学校、教育委員会、警察全てに責任を問い 罪を償わせるべきです!!!』と述べられていました。私も心情的には同じです。

本当の人権とは、犯罪者を守るためのものではないはずです。日本の人権とは、本当に中身が薄い、表面的な人権で、亡くなられた被害者はすでにしょうがないから、加害者のこれからを考えて、加害者に有利になるような法律です。
いくら少年といえ、全く相手の気持ちが理解できずに、いろんなところで書かれているような、非人道的な行為をする人間に人権など適用するべきではありません。
厳重に処罰するべきです。

ヘーゲルの法哲学講義から引用すると次のようになります。
『刑罰が痛みとして感じ取られることは、法全体の前提事項であって、裁判所は、感じ取れないとわかったなら、感じとられるようにしむけます。たとえは、大金持ちには罰金刑は何ともないが、損害を与えたことが有罪とされ、不法を働いたと宣告されることが、痛みとして感じられます。罰せられたものが痛みを感じず、刑罰を軽蔑する場合には、裁判所が感じ取れる刑を課すのが理にかなっています。
殺人の場合もそのような配慮が必要なばあいがある。例えば、死刑に処するような殺人が行われたとして、殺人者は人生がつまらないといった厭世気分から、特に宗教的観点からして、死の準備をし、永遠の淨福を獲得できる気分に身を置くだけの時間がある、と信じたがゆえに、殺人を犯したとする。そんなとき、殺人者の意思はすでに人生の外へと出ていて、死刑も痛みも感じ取れないから、犯罪者の意思を攻撃するには、死刑を懲役刑に変えるのが理にかなっています。』と述べています。

犯人が、痛みを伴う罰を通して自分のおこした行為を反省しなければ刑罰といっても意味がないということです。
ハムラビ法典に「目には目を、歯には歯を」と書かれているように、加害者の少年達、学校、教育委員会、警察、かかわったすべての人達に厳重に処罰をし、このようないじめが起きないように、道徳あるいは、宗教教育を積極的にするべきです。



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posted by ガンちゃん at 02:01 | Comment(0) | 哲学的認識論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月12日

[HRPニュースファイル329]大津いじめ隠蔽事件「先生は一緒に笑って見ていた」――教室に正義を!学校に善悪の価値観を!

[HRPニュースファイル329]大津いじめ隠蔽事件「先生は一緒に笑って見ていた」――教室に正義を!学校に善悪の価値観を!

昨年10月、大津市で中学2年生の男子生徒が自殺しました。

自殺直後、市教委が全校生徒(859人)を対象に行ったアンケートで、男子生徒が「暴力」「いじめ」をうけていたとする回答が計227件あったことが分かりました。しかし、市教委は詳しい調査を行わず、約3週間で打ち切りました。

アンケートには「自殺の練習をさせられていた」「毎日殴られていた」「(いじめたとされる同級生が)『家族全員死ね』と言っていた」など生々しい記述がありました。

また、男子生徒が同級生から金を脅し取られていたと複数の生徒が答えていたことが分かりました。アンケートには「同級生が男子生徒を脅して銀行の口座番号を聞き出し、金を取っていた」「銀行の番号を無理やり言わせて遊ぶためにお金を使っていた」と書かれていました。(7/7 NHK⇒http://goo.gl/w8i63

このように、全校生徒の4分の1以上が、男子生徒が「暴力」「いじめ」を受けていたことを認識していたにもかかわらず、追跡調査を行わなかった市教委の対応が問題となっています。(7/7 産経⇒http://goo.gl/GNges

これは「責任から逃れたい」という学校側や市教委の保身であり、明らかな「隠ぺい行為」です。今回の事件では、自殺前に学校側がいじめを見逃していた(黙認していた)可能性が強まっています。

学校側は自殺した生徒の家族から「お金遣いが荒くなった」ことについて相談を2度も受けていたといいます。また、自殺した生徒の父親が「暴行があった。何か処罰はできないか」と3回にわたり大津署に相談したのに被害届は受理されませんでした。

実際、多くの生徒も「先生は見て見ぬ振りをしていた」「先生は一度注意をしたけど、その後は一緒に笑っていた」と回答をしています。(7/6 J-CASTニュース⇒http://goo.gl/mjwC1

自殺した生徒が暴力を振るわれているのに、担任の教師は「隣にいたが止めなかった。笑ってた。『やりすぎんなよ』って」「周りにほかの教師もいた」と証言する生徒もいます。(7/6 朝日⇒http://goo.gl/iN5kE

どうして、日本の公立学校には、学校・教師ぐるみでいじめを黙認、隠ぺいする体質が根深くあるのでしょうか?

日本のいじめが大きく変化したのは1992年、新・学習指導要領の実施年です。日教組の主張である「子供に価値観を押し付けない」教育指導がより強調され、道徳の授業でも善悪を明確に教えなくなりました。

教師側の倫理観や正義観、善悪の考え方が弱まると、いじめが発生しても、「話し合いで解決しよう」となります。

しかし、「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」(http://goo.gl/QoppJ)代表の井澤一明氏は、「学校側に『悪を正そう』という強い意志があれば、いじめは一日で止まることもある」と言います。

いじめを解決できないのは、善悪の判断ができず、教室に「正義」が無くなっているからです。

飛び降り自殺をした男子生徒は階段を使って自殺の練習をさせられていたこともアンケートで分かりましたが、市教委も学校も「いじめは認識できていなかった」と繰り返し、自殺前にいじめ情報が生かされることはありませんでした。

結局、多少の波風が起こったとしても「正義」「価値観」を掲げて問題を解決しようとするのではなく、「なあなあ」にしようとする「戦後民主主義」の悪しき部分が、いじめを増殖させていると言えます。

それは戦後、公教育の現場から宗教を排除したことの結果です。「善悪の基準」とは、突き詰めれば宗教に行き着くからです。

1966年に中央教育審議会会は宗教教育について「生命の根源すなわち聖なるものに対する畏敬の念が真の宗教的情操であり、人間の尊厳と愛もそれに基づき、深い感謝の念もそこからわき、真の幸福もそれに基づく。」と文部大臣に答申しています。⇒http://goo.gl/qNb36

しかし、公教育の現場においては、日教組によるタブー視もあり、戦後、宗教教育はおざなりにされて来ました。その意味でも、日本は、宗教教育の重要性をもう一度、見直す時期に来ています。

「いじめ対策」の根本は、道徳では足りません。仏神や天国・地獄について教える必要があります。善悪の判断をしなければ一見、全て平等になるように見えながら、実は悪に加担していることになるからです。

幸福実現党は教育政策として「いじめのない学校づくり」「宗教教育の復活」を掲げています。

「大津いじめ隠蔽事件」で明らかになったように、学校や教育委員会による内々のお手盛りの調査やチェックでは、とても教育界を浄化することはできません。

外部からのチェックが全く入らない「聖域」としての学校に、「不正がないか」をチェックし、是正していく必要があります。

幸福実現党は「いじめ防止法」の制定により、学校の善悪を明確にし、是正する枠組みをつくって参ります。そして、その善悪の根拠となる「宗教教育」を、教育の現場に取り戻して参ります。

「教育は国家百年の計」です。教育とは人生を切り拓く魔法のような力があります。教育界の浄化は、日本の未来を切り拓く鍵であります。(文責・竜の口法子)
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posted by ガンちゃん at 00:20 | Comment(0) | 幸福実現党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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