2012年02月26日

[HRPニュースファイル193]「シリアの悲劇」を報道しない日本のマスコミの閉鎖性を糺す

[HRPニュースファイル193]「シリアの悲劇」を報道しない日本のマスコミの閉鎖性を糺す

2月22日、BBCはシリア中西部のホムスにおける政府軍の砲撃により、英・サンデータイムスの女性戦場記者マリー・コルビン氏、仏・写真家男性2名を含む60名が死亡したと報じました。

欧米のマスコミは、このニュースを大々的に報じ、彼女の死を悼んでいます。

英・キャメロン首相は、国会において「これは、シリアで起こっている恐ろしい出来事を世界に知らせるために、ジャーナリストが冒している危険を我々に教える悲しすぎる出来事だった」とマリー・コルビン氏の家族、友人に弔意を表しました。

チェニジアで始まったジャスミン革命(2010/12-2011/1)、エジプトのムバラク政権の崩壊(2011/2)、リビアの軍事政権崩壊(2011/8)。これらのアラブの春の流れは、シリアにも及びましたが、シリアにおいては、アサド政権は軍事力で徹底的に民主化運動を弾圧し続けています。

シリアの反体制派でつくる地域調整委員会(LCC)によると、これまでのシリア騒乱での死者は9000人に迫ると発表しています。

コルビン記者は亡くなる前日、CNNのニュースでホムスの惨状を伝えていました。

「シリア軍は寒さと飢えに苦しむ民間人を砲撃している」と報道。胸に爆弾の破片が当たって死亡した幼児を映し出した場面では、たくさんの子どもたちが犠牲になっていると話し、「この子の姿が人々を動かし、ホムスで毎日人が殺されているのになぜ誰も止めようとしないのか、考えさせてくれるかもしれない」と訴えていました。

コルビン記者は、20年以上のキャリアを持つベテラン記者ですが、シリアの弾圧は自分がこれまでに取材した中で最悪だと話していました。シリアには、医療品も全く底をつき、けが人の治療もほとんどできない、大変悲惨な状況となっています。

コルビン記者のような勇気あるジャーナリストが命がけで取材した映像が連日、CNNなどで報道されています。

コルビン記者の実母ローズマリー・コルビン氏は、彼女はもう一つだけ取材したいと、殺害された日にはシリアを離れる予定だったと語っています。

アサド軍は「いかなるジャーナリストも、シリアの土を一歩踏んだ時、殺す」と宣言しています。彼らは、コルビン記者が滞在していた、反体制派が提供した建物を狙って砲撃したと伝えられています。

昨年来、シリアで起こっている弾圧に対して世界中から批判の声があがっています。

しかし、国連安保理は、過去2度にわたり対シリア非難決議案を、中・露の反対により否決したことで、米欧に無力感と焦燥感がひろがっています。

ようやく2月16日、国連総会決議で、反体制デモへの弾圧を続けるシリア政権への非難決議案が圧倒的な賛成多数で採択されました。しかし、この決議は法的拘束力はなく、実効性は不明です。(2/17 CNN⇒http://goo.gl/6RoNu

決議案は賛成137、反対12、棄権17で可決され、ライス米国連大使は「国連総会はシリア国民に、世界は国民の味方だという明確なメッセージを送った」と述べました。

今月初め、拘束力のある安全保障理事会決議案に拒否権を行使した中国とロシアは、この採決でも反対に回っています。

このように命がけのジャーナリストを筆頭に、国際社会はシリア国民に思いを寄せています。

しかし、日本のTV・大新聞等、マスコミからはほとんどシリアの惨状に関する詳細報道はありません。国内問題で、どこも大差のないゴシップ報道に明け暮れています。政治家からもシリア問題に対する発言は寡聞にして聞いたことがありません。

今、日本は情報鎖国といっても過言ではない状況です。BBC、CNNニュース等、外国メディアを通じてしか、世界の真実の姿は掴めません。

日本においては、幸福実現党大川隆法名誉総裁のみが、身の危険も厭わず、国際問題に関して積極的に提言、発言をしておられます。

幸福実現党は、世界を視野に入れ、日本が「リーダー国家」として、世界の平和と繁栄に貢献できる国家を築いて参ります。(文責・加納有輝彦)
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posted by ガンちゃん at 01:18 | Comment(0) | 幸福実現党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月25日

ガンちゃん;聖ジャンヌ・ダルクの生涯 その1

聖ジャンヌ・ダルクの生涯

ジャンヌ・ダルクに関しては、会員になる前から何冊か読んでいました。「ジャンヌ・ダルク処刑裁判」、「ジャンヌ・ダルク復権裁判」、「ジャンヌ・ダルク失われた真実」など読み返してみて、自分の宗教的人格を磨いていく過程で、とても参考になると思われるし、他の人にも参考になるのではないかと思い、思うところを書いてみました。

イギリスとフランスにおける100年戦争がどうのこうのと言う歴史的背景は省略して、ジャンヌ・ダルク自身について観察していきたいと思います。

彼女は火刑台に連行されることになり、火刑の炎に包まれても「イエズス様」と呼ぶことをやめなかった。そこに居合わせた人々は、イギリス人ですら涙を禁じえなかった。彼女が息を引きとるときは、一羽のハトがフランス国王のいる方角に飛び去るのを見た人がいた。
と書かれていますが、この場面を読むたびに、年甲斐もなく涙がこみ上げてきそうになります。19歳の少女が、神の「声」だけをたよりとして、ひとり戦い続けたその強さは、どこから来るのでしょうか。

その前に、ジャンヌ・ダルクの幼かった時のエピソードなどを通して、ジャンヌ・ダルクの人柄や信仰心について学んでいければと思います。

ジャンヌ・ダルク復権裁判参照 
「当時ドンレミ村の教会の堂守でジャンヌ・ダルクの幼馴染だった人は、ジャンヌ・ダルクは気立てがよく、純潔で飾り気がない、慎ましい娘で、神や聖者たちを呪うことはせず、神を畏れることをしっていました。彼女はよく教会に通い、告解をしていました。私がこのことを知っているのは、ドンレミ村の教会の堂守をしていてジャンヌがミサにあずかったり、夕べのお祈りに教会に来るのをたびたび見たからです。私が夕べの鐘を鳴らさないと、ジャンヌは私を呼び止めて叱り、私がしっかりしていなかったと言い、私がきちんと夕べの祈りの鐘を鳴らすように、毛糸をくれると約束してくれました。」

これからもジャンヌ・ダルクの人柄がうかがえます。飾り気がなく天真爛漫で、教会にも幼い少女であるにもかかわらず、自らの意思で通っていき、神に対しての畏敬の気持ちも既に持っていたことが読み取れます。

また、「ジャンヌは気立てがよく、飾り気がない優しい娘でした。しばしば、またはすすんで聖なる場所に通いました。彼女はまた、自分が信心深く教会に通うと言われることを恥じていました。」ということもいわれています。
福音書には、「神に祈る時は、大勢の前で祈るのではなく、独り部屋の中にて静かに祈れ」という意味の内容をイエス様が言われたと記憶しています。

これは、人からどのように信仰深い人かと思われる為にやる見せかけの信仰心ではなく、真実、純粋な信仰心のあらわれであると思います。


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posted by ガンちゃん at 23:49 | Comment(0) | HS/ガンちゃんの感想・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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