日常生活の中で無意識の状態で発生する言葉の内容は、心の中で常に考え続けている心の傾向性、あるいは方向性である場合が多いのではないかと他の人を観察して、そのように感じます。
潜在意識と呼ばれる力、あるいは働きは、夢や想像と現実的な考えや現時点での生活環境がどういう状態であろうと区別がつかずに、継続的に考え続けられている方向性で実現しようとする働きがある。
会員の方やそれ以外の人との会話をする機会があるが、今後の人生についてどのような考えで具体的にどのような方向性でやっていきますかというような質問を投げかけ、難しい話は抜きにして相手の本音を聞き出し、自分の人生に何か参考にならないか考えながら話したりする。
今日は普段あまり話さない人と短い時間、話す機会があったので10分ぐらい話をしたが、その人は言葉の端々で自分自身の考え方を否定する内容が出てきた。
その人は、自分は将来的には不動産関係で仕事がしたいと考え、最近、宅建の資格を受けたと話してくれた。自分がなりたい方向で勉強しながら努力しているので頑張っているなと思いながら、その人の話を聞いていたのだが、話している途中で必ず自分の言葉を否定し打ち消そうとする言葉を話す。無意識で話しているのであろうが、考え方に信念がないのかなと思って、話しを聞いていたが、自分もノー天気で光明思想的に考えることはできないが、少なくとも真理を学んでいるという点で、言葉においても自己にとってのマイナスになる内容は意図的に話さないようにしている。言葉の力で話した内容の通りに人生が表現されてしまう可能性があるので、できるだけ積極的な会話の内容を話すように心掛けている。
「真理を知るということは、真理の中で生きることである」と述べた人がいるが、実際に実践できるがどうかは別にして、知識的にも真理の内容を理解していれば、日常の中でその知識が助けとなってくれる。自分もその人に対して、肯定的な言葉を積極的に使いながら、伝道とは違うが考え方で人生は変わるという内容の話をした。その人は自分の考えや行動を、自分自身で否定しながら生活しているという矛盾を内包した生き方をしていると話している内容から推察したが、できるだけこちら側も真理の内容を含んだ話をしたつもりではいるが、その話した内容が相手にとってどのような受け止め方をされたのかは、わからないが少なくとも自分自身の考えや行動に対して否定する言葉を入れるということは、車で言えば、ブレーキを常にかけてばかりいる状態なので車はいっこうに目的地につかないということである。積極的な考え方が大事なので、プラス思考でお互い頑張りましょうというところで話が落ち着いた。
言葉は心の態度が表現され、第三者からみてもその人の基本的な考え方が、無意識で言葉の端々に出てくるので、意識的に注意しないと否定した自分の言葉によって人生が展開してくるので注意しなければと考えた本日の教訓でした。
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